トナ★トナ  プロローグ 

2005年08月04日(木) 18時45分
私の名前は夏川トナ。只今高校1年生やってます。家の都合で、大阪から、ココ横浜の択破(タクハ)高校に転校してきました。住み心地なら、前のが良かった。なぜなら、標準語が私には良く通じないから。その逆でも、私の言いたいことが相手に伝わらないから。だから大阪に戻りたいって何度も思ったよ。

択破高校に通ってから1週間が過ぎた頃の話し・・・私の人生の扉。これが私の青春を語る第1っ歩。青春っていっても短い青春。
私がココに来たとき、少し感じたことがある。
それは・・・恋が出来るって事。
今まで私は・・恋をしたことがなかったんだ。だからこそ・・恋が出来るって思った。この高校・・荒れてるけど、なんとかやっていけそうだし・・・そしてなによりも恋ができそう。

だから私は誓ったの。この恋は絶対に叶えるって・・。


朝教室に入った私。みんなの視線は変わらずうるさい教室と静かな隣のクラス。
私のクラスはやけに荒れているクラスだった。イジメなんかあっても当たり前だし、女子は濃い化粧してくるだ、本当にうるさい。しかも、その上先生が先生。女子には優しく男子には厳しい男性担任の、広田先生。どこにもいそうな名前で微妙でしょ。そんな先生だからこそ、イジメは止まない。だからなにがあっても先生には相談出来ない。弱いから。怒っても怖くないから。だから結局はずっと虐められっぱなしなんだよ。
とは言っても私は虐められてないけどね。
ただクラスで1人・・・激しく虐められてる子がいるの。まぁそんな話はおいといて・・。私が恋をする事になった彼、町田哲史。彼が私を変えてくれたんだ。

トナ★トナ   第一章  *繋ぎたい気持ち 

2005年08月04日(木) 18時59分
私は席に着いた。鞄の中から教科書やら、いろいろ出した後1時間目にある理科の宿題を忘れたから急いでやっていた。すると友達になった湯川佳奈子ッて子がきた。
「トナ〜偉いじゃん。理科宿題終わらそうとしてんの〜?」
「ほうやで。佳奈子はやっとらんの?」
「あたぼうじゃん!でもトナは真面目だね〜」
「理科は嫌いやけど、成績やばかったらオカァに見せる顔あらへんし」
「偉いな〜。うちもトナみたいになりたい♪」
「せやったら一緒宿題やらへん?」
「そこまでして・・なぁ」
「ほやったら成績やばくなるんちゃう?」
「まぁ平気、ごめんっ!邪魔しちゃって;」
ちょっと焦りながら言う佳奈子だった。
したら、哲史って言う人がうちの席の隣の早山雄志の机来て、ちょっと焦った。話をちょっと盗み聞きしてたらこんなのを聞いた。
「なぁ〜哲史、お前関西弁喋れる?」
「喋れんよ。俺関西育ちだったんだけど、まぁ訳あって、中学入ってにこっち来たから」
ちょっとおどろいた。関西育ちなんて・・
「え!?まぢで!俺なんでやねんしか知らんぞ!」
「そりゃ誰だって言えるべw」
なんとなく・・彼の声を聞いていたら、心が安心した・・。少しだけだけど、言葉に鉛が合って仲間って思えたような感じした・・。
「おい、そうだったら夏川と関西弁で話してみろよ!」
は!?・・・うち!?って思った私は彼らのほうを見た。
「そんなの迷惑だしな〜、なぁ?」
「え?あぁほや嫌や」
「うわ〜めっちゃかっけぇ!俺が関西弁喋ったら格好いい〜哲史?」
「格好悪いわ。ってか関西イメージ崩れる!」
「ひど!哲史そこまで言うなよ!!」
「ははっw悪い悪いw」
た・・確かにwって思った私は笑ってしまった。
「夏川も笑ってるしw」
早山の視線がちょっとつらかった・・
「え、あ、悪か〜wでもほんまやなって思ってww」
いってる途中にかなり笑えてきて、もう面白くって笑ってた今ちょっぴし幸せだった。
〜放課後〜
私はなんとなく、1人で教室にのこりたくって、机の上にかばんを置いてその上に顔を伏せていた。したら、誰かがドア開けて来た。歩く音聞こえてきたから、顔を上げた。したら、哲史がうちの机の前に立って見てきた。
「何?」
「いや、何か泣いてる風に見えたから」
へ?ちょっとは・・心配してくれたかな?何この気持ち・・心が温かい。こんなの初めて・・

トナ★トナ  第二章  *彼の過去 

2005年08月04日(木) 19時57分
帰っていった彼を窓から見ながら、私はかばんをしょって家に帰った。
次の日・・登校中に町田を発見したからちょっと小走りで隣で声をかけてみた。
「あん、昨日はありがとな」
「そんなの別にいいよ」
それから立ち止まって、気づいた。関西弁ちゃうん?って思った。もしかして?関西弁嫌いだった・・?私が無理やり関西弁おしつけてたのかな・・うちと話すときはいっつも関西弁やと思ってた。
1時間目から、体育です、、今日は。
「トナ!今日林間3周だって!しかもでかいほうだから、800メートルあんじゃん!それを3周!?8X3=24の2キロ!?ありえないよ!?!?」
「まぁがんばろうや」
「なに〜!その自身満万な態度ぉ!」
「うち、大阪では毎日4キロ走らされておったから平気やで。ほや、始まるで」
「ぇえ!?4キロってあんた・・」
よ〜ぃスタート!
「そんなん死ぬジャン!しかも毎日!?」
「おん。ほや、喋っておったら、最後もたんで?」
「あ・・うん;ってかトナペース速い!!」
「人のペース会わせとったらあかんで!自分のペースで!マイペースで♪ほなな!」
「ああ!トナ〜!」

かなり速いペースだった。うち自分でいうのもあれやけど、運動神経いいんで。回り見たら・・な・・なんか男子しかいないじゃん!?したら哲史と隣のペースになった。哲史が横向いた。
「ほれ?なに?夏川運動神経いいんだ〜」
「ほうやで。大阪では毎日4キロ走らされたんから。」
「すごっ!俺そんなこと無かったぜ?」
「ってか、何で関西弁ちゃうの?」
「昨日は特別だったから!」
「はぁ!?今は特別ちゃうん!?」
「うん!体育だし授業中だし!おい、ペース落ちてるぜ?」
「平気!ほやけどなんで特別なときとちゃうときと分れなあかの!?」
「いいジャン!気分気分!」
「なんなんねん?ようわからんわ!」
「分からなくっていい!ってかもうゴールじゃん。おまえと話してて気が楽になれたわ!さんきゅ〜」
「うちもなんかいつもとちゃう速さやと思った!」

それで、体育は終了した。
放課後・・

トナ★トナ  第三章  *キミの見せた輝 

2005年08月04日(木) 20時45分
・・学校に行きたくないって思いながらも登校していた私。したら、目の前には、哲史の背中・・。気まずくって・・無視をして、走っていった自分の姿が彼の目には映っていた。
今日はやけにざわついていて、このクラスの女子のギャルっぽいみんなのリーダー、小阪奈美が私に向かって言ってきた。
「ょぉ〜?」
「よお。」
席につこうとした私。その前をその下の奴、田中真央と長谷川弘菜が私の前に立つ。その後ろからまた奈美がくる。
「よおじゃねぇだろ?」
「何かようあるん?」
「おめぇ奈美サンに向かってなんつぅ口の聞き方しやがる!」
「黙りな弘菜。」
すると顔を近づけてくる。
「あんた香水くさいわ。だからうちのクラスはこんな悪臭するん?」
すると奈美が胸元のシャツをつかむ。ちょうどそのとき、哲史が教室に入ってくる。それに気づいた奈美は手を離す。
「後で覚えとけよ。下司」
鼻をつまんでてをパタパタさせながら席につく。すると、佳奈子がくる。
「ちょっと!トナやばくない?」
小さい声で言ってたから、微妙に聞き取りにくかったけど、なんとなく言いたいことは分かっていたから、答える。
「あんなん全然平気やしw雑魚[ザコ]やんw」
「ちょっと!聞こえるよ?!」
「だから平気やってw」

放課後

トナ★トナ  第四章   *嘘付きたくない 

2005年08月04日(木) 21時52分
唇が離れてから、何も言えなかったけど、涙を流したせいで、彼を傷つけてしまったのかもしれないと思うと、また、涙が出てきそうになった。
何故か、今日は学校に行く気がしなく、面倒くさいと思って登校。やはりかれが前に居た。
ちょっと緊張気味だったけど、声はかけておいた。
「お・・おはようっ」
「はよ」
「あ・・言いにくいんやけど・・」
「昨日の事か?」
ズバーっと来た心臓を突き刺す矢。辛かった。
「あ、あ・・泣いたのは嫌だったからじゃないかr」
「知ってるよ。でもいきなしごめん」
「べ・・つに誤らなくってええよ」
「じゃぁもう1回したいって思うか?」
「そなん怪しげな事言わんといて;」
「返事は?」
「そなん・・・まだ・・よぅ分からんのよ・・ほやから・・ごめん」
「良いよ、別に。」
さっきのペースより早くなったかれの背中をただ見るしかできなかった私だけど、抱きしめたい気持ちは1つだった。ただ、彼を救ってあげたいと思った。何かの闇から解放してあげたいって思った。
教室にはいるとやっぱり現れた。
「おめぇ〜よぉ?朝からイチャツクなぁ〜!キモイんだよ!」
「は?ほやからそなん勝手やん!お前らには関係無いいうとるやんけ」
「その態度まぢウザイよ?ぶっ殺しても良いの?」
「勝手にすれや。でも・・」
「あ゛?」
「うち死なんで!」
「黙れ!」
殴りが来たかと思いクラスのみんな・・いや、女子がきゃーと言って男子もそこを注目していた。けど哲史は今何処かに行っていて居なかった。
殴りが私の前に来たとき、私はスラッと避けた。
「こんな殴りうちにきいとると思っとるん?アホが」
「ッチ。てめぇ調子のってんじゃねぇ〜よ!」
次は蹴り。しかし、私はいともかんたんにその足をつかんで、周りに投げる。
「こんな弱い相手やったら、うち眠くなるやん。もっと掛かってきぃや。」
「は?てめぇ・・・うっ」
「悪か〜さっき蹴りいれちった。まぢお前弱いな。ちったぁ強ぇとおもっとったんにな。ほなな」
すると私は屋上に向かった。

トナ★トナ   第五章  *見えない扉 

2005年08月05日(金) 13時50分
私はもう、哲史しか見れないよ・・・。

登校です。前方に雄志と、仲良しの佐田将徳と一緒に歩いていた。すると、雄志が振り向く。
「あれれ〜?トナやん♪おはよ〜」
「雄志夏川と仲良しなのか?」
「仲良しだよな〜?」
近くに寄ってきた雄志に焦る私はよそ見をした。
「別に仲良しちゃうで・・;;」
「ぇぇええ!?トナつんひど〜!!」
「いやぁ・・雄志エロイやん・・」
「男はみんなエロイ!」
「よう?」
歩いてきた哲史が声をかける。ちょっと心臓がドキドキした。
「何_雄志もいんの?お、将徳じゃん!」
「よう!」
「なぁ〜哲史!俺とトナ仲良しだよな!?」
黙り込んで焦っているトナを見た哲史は何も言えなかった。
「知らんわ。」
「ってか、チャイム鳴るんとちゃう!?遅刻いやや!はよ行こぉ〜!?」
「そうだな〜将徳一緒いこ〜!」
「おい!哲史ひでぇぞ!じゃぁトナ一緒いくべ♪」
「はぁぁぁ!?」
走りながら・・私たちは笑い合った。
「哲史〜!な・・なんか雄志がエロイ事を!!」
「おい雄志!うわっ!触んじゃねぇ!!」
「雄志エロイぞ!」
「やめれや〜もぅ逃げるわぁ!」
鬼ダッシュ!!
「みんな待てや〜!!」
ガラガラダーンとドアを開けた雄志。みんなの視線が雄志の方へ・・・
「うるせぇよ!黙れ」
「そうだよくそ!」
真央と弘菜が雄志に向かって言う。トナと哲史と将徳は柱の陰に隠れていた。
そう、言われた雄志は席に着きグスンとなった。すると哲史が雄志の方へ行く。
「女子ってよ〜、一部は化粧しまくって、まぢ臭ぇよな〜」
それに続いて将徳も行く。それについていった、私も雄志の机に向かった。
「そうだよな。女子化粧濃いんだよ。だ〜れに見せてるだか。ほれ、夏川も言え!
「あ・・うん・。・・・女子は・・・ってうちも女子やけど・・ねにもちすぎねん・・・ってもぅこれ以上いえへん><」
「はぁ?てめぇよ〜、こないだは良くも奈美サンを蹴ったよな〜?」
「こないだってか昨日やけどww」
「ど〜だって良いんだよ。うちの腹蹴り入れたのおめぇだろ?」
「せやよwほうやけど、だからなに?」
したら、哲史がはいってきた・・。

トナ★トナ  第六章   *受け止めたい 

2005年08月06日(土) 10時50分
登校後私は裏庭へ行った。そこで、ボーっと座っていた。すると将徳が来る
「はれ?夏川じゃん。どうしたの」
「トナで良いよ・・ハァ」
「どうしたん?」
となりに座ってくる将徳が言う。
「あ・・哲史の事か・・?」
コクリとうなずく自分・・ちょっと情けなかった。
「哲史か・・・。あいつ中学の頃から、人に隠すもんが多くてよ。一番彼奴が隠すのは誰かと付き合ってるって事で、昨日付き合ってる聞いて、まぢビビッタ。」
黙り込む自分をフォローするかのように言う将徳。
「あ、でもほら、トナが付き合えないとか、そんなんじゃねぇよ?」
「・・。哲史こっち来る前付き合ってた言うてたんよ・・。ほやけど、それと・・なんか昨日の事関係ありそうで・・ほやけど、まぁよぅわからへん・・彼女なんに・・メッチャ情けないねん・・」
「彼女だからって哲史の全て知ってるわけないべ。いくら、彼女でも、彼氏のそこそこ聞かれたら、正しく答えられるなんてあり得ねぇ。本人でもあるまい・・」
「ほぅゃな・・。ほぅゃけど・・知らないと何言うか・・おかしい感じすんねん・・」
「そぅ思ってるんは、彼女として当たり前だべ。はたからみりゃぁ〜そんなんどうって事無いぜ?」
「おん・・・ありがとぉ」
そういうと、将徳は私の頭を撫でてくれた。教室に戻ると哲史が席に座って、ボーっとしていた。それをフォローするのが自分の役目と思い、さりげない、机の前に立ってみた。
「・・哲史どうしたん?」
「別に」
この言葉が一番私にとって、痛かった言葉だった。別にって・・だったらなんでそんな顔すんの?なんでそんな・・・不安そうにするの?私になんにも話してくれないの・・?
すると、将徳が来る。
「トナは心配してんだよ。もっと良い答え出せないのか?」
「・・ぇぇょ将徳。」
「・・・」
すると、哲史は席を立って、何処かに行った。

トナ★トナ  第七章  *辛い気持ち 

2005年08月06日(土) 15時49分
放課後、私は将徳と一緒に帰った。途中この前会った綺麗な人が、私らと合流した・・。何も話さないのは気まずかったので、声をかける。
「あ・・・玲サン・・」
「へ・・?」
将徳がその人を見る。
「あ・・えっと、、トナちゃん。こんにちは・・」
「こんにちは・・」
「トナ、行こう・・」
「あ・・ぅん」
「ちょっと待ってください!」
振り返る私ら。
「あの・・哲史は・・もぅ帰ってしまいましたか?」
下を向く私をフォローしてくれたのは、将徳だった。
「哲史・・しらん」
そう言ったあと、私は拳を握って玲に言う。
「あの、玲・・サンは、哲史と何の関係なんですか!?」
「おい・・トナ、帰るぞ」
「待ってよ、うちだって知りたいことはあんねん!」
「知らない方が良かったって時もあんだろ・・!?」
「そなん知らん!いつかはばれてしもうでん。ほやったら今知っておいた方がましや!」
「おい・・!」
「で・・どうなん!?」
「あ・・私らは・・ただの友達や、小学校の頃やけど」
「・・・まさか玲サン・・・元彼ですか・・」
「もぅ聞くな!」
「将徳はだまっておいて!」
「知りたいなら・・教えてあげんで。トナちゃんだけ、私と一緒来てぇぇで」
「・・ぅん」
「トナ!」
「大丈夫けん!ぅち・・・強くなっからな♪ほなな」
「・・じゃな・・」

当分歩くと小さな川があった。そこの野原に座る玲。
「トナちゃんも座っとき」
「あ・・おん。」
「うちもな〜良くこうして哲史と話しておったんよ」
「元彼なんやろ?」
「ほや、トナちゃんは、哲史の事好きなん?」
「付き合ってまんで」
「そなんwやっぱ、哲史はあたしに想い何も無かったんやな」
「そなん・・哲史言わなか分からへんやろ・・」
「分かるねん・・まぁ小学校でキスは早か〜・・ほやけど・・いつもしかとばかりじゃったもん」
「そなん・・」
「1週間だけやけど、知り合いの人のとこ来たついでに哲史にも会いに来た。ほやけど、やっぱ、付き合ってるんやな」
すると、哲史が川の上から座っている2人の姿を見て、歩いてくる。それに気付いた私は何も言えなかった。
「・・哲史」
「へ?・・あ、哲史や!久しぶりねん」
「玲・・話しあんねん。ほやからちょっと来ぃ・・悪いトナ・・・」
「あ・・・別にぇぇで・・ほなな」
「・・」

トナ★トナ  第八章   *痛い・・ 

2005年08月09日(火) 16時44分
朝、私が学校に来ても、哲史の姿は見あたらなかった。するとドアのところに、鞄をしょったままつったっている哲史を見つけた。
「トナ・・ちょっと」
「・・おん」
席を立った私は、先に哲史がどこに行くかが分かっていた。いつもと同じ屋上に向かっていた私ら。行くときの会話はまったくなかった。
そして、着く。
「あ・・哲史あの後どうなったん・・?」
「断った。来るな言うたから・・」
「やっぱ・・・玲には何の気持ちもなかったん・・?」
「ぅん・・。」
「じゃぁ何でそなん切ない顔すんねん!?」
「ごめん・・玲が・・俺のことまだ好き分かって、悪い気持ちあったから・・」
「・・痛いよ・・そなん事言われても・・うちはどうしたらぇぇん・・?やっぱし哲史は・・哲史はまだ玲への気持ちあるん!?」
「おい・・それは」
「もぅぇぇ!そなん、玲に気持ちあるんやったら、うち哲史ぇぇ!ほな、ぅちは結局は・・哲史付き合えんとちゃうの!?何で・・何で・・」
「・・落ち着いてや・・。俺はお前しか好きやない。」
「・・分かってる・・分かってるんやけど・・・哲史の感情1つ1つ見るたびにうちが悲しくなってくるねん・・・矢が突き刺さるみたいに痛いねん・・」
「もぅ・・過去の事だょ。俺にはトナっつ〜未来あんねん。玲なんかどぅだってぇぇ」
「ほぅゃったら・・もぅそなん顔見せんといて・・」
涙が出てきた私は、それを拭く力がなかった・・。したら哲史が抱きしめてくれたんよ・・。
「何でやろ・・俺も心痛ぇよ。それはな・・トナが泣いておるからねん・・ほやから・・。・・ごめんな・・」
何にも言えなかった私はずっと哲史の胸の中で泣いていた。


すると将徳が私らの事を心配してくれて、放課後屋上に来てくれた。

トナ★トナ   第九章   *行けば良いじゃん・・ 

2005年08月10日(水) 13時54分
登校中、私の前には将徳が居た。
「将徳!」
すると、ビビッタかのように振り向く。
「ぉぅ!トナか〜。ビックシさせんなよw」
「相談・・のってくれへん?」
「・・良いよ」


2人で裏庭へ向かった。行こうとするところを哲史は見逃さなかった。
「で・・どうした?」
「・・何か・・哲史にあんな顔されんと・・ぅちメッチャ不安なんよ・・。それ言っておるんに、何も言ってくれへん・・玲と会ってから・・いっつもあんな顔すんねん・・」
「そか。俺も、哲史のあんな顔初めてみたわぁ・・。過去に何かあるんじゃね?でも、哲史は、トナしか見てないぜ・・?」
「・・」
「トナもさ、哲史の事好きだったら、自信もて。」
「ぅん・・ほぅゃな・・」
「そろそろ授業始まるから戻っか?」
「ほぅゃな。戻る・・」
「自信もてよ。」
頭を撫でる将徳の手は温かく、優しかった。

教室にはいると、哲史は雄志の机に座って雄志と喋っていた。その隣の席の私は普通に鞄をおいて席に座った。雄志と喋っている哲史の顔は笑顔だった事が、私にとってはちょっと切なかった。
「お、トナざん!おっは〜」
「ぉはょ;」
「ほれぇ〜哲史も挨拶挨拶!!」
「・・はよ」
「哲史よ〜彼氏だったらもっと良い振る舞いを・・・」
目を見開く私と哲史は雄志の方を向く。
周りのみんなも私らの方を見てきて、もちあのギャルらも睨んでくる。
「雄志、ちょっと来い」
「あ・・スマヌ><」
「良いからはよ来い!トナも」
「ぉん・・」

屋上の天辺に来た私ら。もち授業はサボる気デスネ・・。
「ゴメン><言う気は無かった!でも、オメェらが仲良くしてねぇと・・なんつぅか・・立場ねぇじゃん!」
「分かった。もぅ良い。オメェ教室戻れ。トナと話しあっから」
「ごめん・・」
「知っちゃったらしょうがないねん・・もぅいつか知ることやし・・ぅちはぇぇけど」
「はよ行けゃ。」
「ごめん・・」
雄志が行った後、哲史は言う。