剣に生き、剣に斃れ 

2006年08月27日(日) 20時44分
なんとなく読書感想文(mixiで書いたやつの転載だけど)。

『剣に生き、剣に斃れ』 カトリーヌ・アルレー

大戦末期、亡命を図るナチスの残党を乗せた飛行機が、アフリカのジャングルに墜落した。
命からがら脱出したドイツ空軍パイロットのヘルムートは、その後アフリカ航空で再びパイロットとして働きながらも、墜落した飛行機に積まれていた亡命資金の財宝をいつか自分のものにしようという野望を捨てずにいた。
ある時ヘルムートは同僚のルディにその秘密を打ち明け、それを境に計画は急速に現実味を帯び始める。そしてついに、問題のジャングル付近を飛ぶ旅客機にふたりが搭乗するという願ってもないチャンスが訪れるのであった…。

ていう感じのお話。

フランスのミステリ小説は長編でも短めでサクサク読めるものが多い気がするんですが、この本も例に漏れず僅か200ページ程。三時間もあれば十分に読めちゃう量です。
中身がこれまた淡白で、財宝探しに関しては(それなりに起伏はあるものの)「それで終わり?」と思ってしまう人も結構いるんじゃないかと思います。

かといって本も中身も薄い、すぐ読み切れるのだけが取柄のつまらない冒険小説なのかと言えばさにあらず。
財宝探しが終わっても、お話はまだしばらく続くのです。
エピローグと言うにはやや長いこの後日談は、今までの話がその下準備であったかのような圧倒的な存在感で、ドライに、そしてそれが故にいっそう切なく、目的を失った男たちのその後を綴ります。

ハッピーエンドとは程遠く、読後感も決して良いとはいえませんが、不思議と心に残る一冊でした。

ちなみに邦題は聖書の一節から採られているとの事です。

How are you? Do you look still sad? 

2006年07月11日(火) 20時31分
前回までのあらすじ

バイキンマンの正体がすべてのパン達の産みの親とでも言うべきイースト菌であることを知り、苦悩するアンパンマン。
追い討ちをかけるようにジャムが姿を消し、バタ子の口からはジャムとバイキンマンが以前は恋人同士だったという衝撃的な過去が語られる。
新しい顔を作る人間を失い、絶望の淵に立たされたパン戦士たち。愛犬チーズは「パンが無ければお菓子を食べればいいんだワン」と空気の読めない発言をし、リンチの憂き目にあう。
殺伐とした雰囲気のなか、「動物達の村にアンパンマンの偽者が現れた」という連絡が入り……


追伸。
一ヶ月ぶりの更新でこんなんかよ。

最近、星が遠すぎる。 

2006年06月11日(日) 16時19分
前回の下品な記事がヤプ様(ヤプログの守護神。ミカンと猿のハイブリッドぽい変なクリーチャー)の怒りに触れたらしく、ここしばらく記事のアップを受け付けてもらえませんでした。
おかげで無駄に時間をかけて書いた文章が消え去ること三回。
最近携帯で書いてないのでバックアップもなし。

ヤプ様ごめんなさい。
ヤプ様これからは下ネタを控えます。
ヤプ様。

あんま調子乗ってると皮剥くぞテメー。


追伸。
ベルマーレ6連敗。
シーズン途中で監督辞任の非常事態です。

Let's go by that train which runs toward the glory. 

2006年05月30日(火) 5時28分
昨日乗った電車にとっても仲良しなカップルがいました。

その仲良しっぷりが、座って目を閉じている僕の耳にも届いてきます。
始めのうちは賑やかな感じだったのですが、そのうちだんだんと声が小さくなっていきました。
そして女の子の一言。

「わー、ピラミッドみたいになったー」

嗚呼、エジプトに行きたけれどエジプトは遠し。


追伸。
湘南ベルマーレは3連敗中です。

What is your happiness? And are you pleased what to be done? 

2006年05月24日(水) 22時58分
(続き)

さて、ここで確認しておきたいのは、あまりにも当たり前で見過ごされがちなのですが、上記の二説はあくまで「愛と勇気だけが友達さ」という問題の歌詞が、アンパンマン本人の言葉だという仮定に基づいたものだということです。

しかし。

憶えていらっしゃる方も多いでしょう。アンパンマンの歌には以下のような部分が存在するのです。

「ああ アンパンマン やさしいきみは」

おわかりでしょうか?主流二説の大前提となる仮定は、明らかに誤っているのです。
「愛と勇気だけが友達」なのは、アンパンマン本人(本パン)ではありません。
歌詞から推測するに、おそらくは彼の熱心な支持者なのではないかと思われます。
薄情派の意見に不安をおぼえていらっしゃった方はご安心ください。アンパンマンにはきっと数多くの素晴らしい友達がいることでしょう。

蛇足ながら、愛と勇気だけしか友達がいない支持者について。
作品中、いかにも友達のいなさそうな(唯一の同族には裏切られがちです)キャラクタが1人います。
無謀とも言える勇気で飽くことなくアンパンマンに挑み続ける彼の情熱は、ある種の歪んだ(そして決して満たされない)愛から来るものではないでしょうか。
あの歌が彼の隠された心情を吐露したものだとするならば、私は彼の魂の平安を祈らずにはいられません。


追伸。
ブログタイトル、今までは「洋楽→てきとう和訳」だったのを、これからは「邦楽→いいかげん英訳」のパターンも加えることにしました。
ビコウズ洋楽ネタ切れベリーマッチ。

Don't forget your dreams. Don't shed your tears. So you also fly even where. 

2006年05月24日(水) 21時18分
アンパンマンの友達は本当に愛と勇気だけなのか?

もしそれが正しいのであれば、彼にとってカレーや食たちの位置付けはいったいどうなっているのか?
ビーナス像の両腕、ナスカの地上絵等にも匹敵するこの非常に魅力的な謎に関して、識者の間で幾度となく論争が繰り広げられていることは、皆さんもよく御存じかと思います。

これまでに出された意見の多くは、枝葉の違いこそあれ、大きくふたつの流れに集約されます。すなわち、
@アンパンマンは心の奥底では同僚に信頼をおいていない(薄情派)
Aアンパンマン他は明らかに人類ではないので、友情を交わす相手の表現として『友達』は不適切である(友パン派)
というものです。

どちらの意見も非常にシンプルで受け入れやすく、多くの支持を集めているのもむべなるかな、といったところです。
しかしまた、未だに論争に決着がついていないことからも分かりますように、各々看過することのできない論理的欠陥を内包しているのです。

薄情派の場合、以前より度々指摘されていることではありますが、やはり信頼の欠如と「愛と勇気」を重視する歌詞とが矛盾しているように思われます。
アンパンマンに周囲への信頼が欠如しているのであれば、「金と名誉だけが友達さ」といった歌詞になることは想像に難くありません。

友パン派の場合はもっと話が簡単で、歌詞が「友達」であり「友人」でないという1点のみにおいて容易に否定することができます(「僕とタマとは仲の良い友達です」という表現に違和感を覚える人は多くはないでしょう)。
それでもなおこの説が未だに広く支持されているのは、ひとえに薄情説の否定、アンパンマンが情に厚くないはずがないという、なかば希望にも似た観念がその根底にある為だと思われます。

(続く)

去年のクリスマス、僕は君に真心をあげたね。 

2006年05月18日(木) 21時40分
真っ赤な鼻したトナカイの歌あるよね?
昨日ふと思ったんだけどさ、アレってサンタが改造したんじゃないの?

「暗い夜道はーぴかぴかのーお前の鼻がー役に立つのさー(ワシがその為に改造したんじゃからな。ぐへへへへ…)」

て感じじゃないの実は? お、おのれ白ヒゲ〜!
しかもそんな酷い目にあってるのに単純に張り切っちゃってる赤鼻かわいそすぎ。

あー、でも真相に気付いているという可能性も捨て切れないかも。

「今宵こそは(この人の皮を被った悪魔を殺れる!)と喜びました☆」

が正解かもですよ。

まぁそんな裏話予想はともかくさぁ…。
赤鼻はずっと悩んでたのに、クリスマス当日までフォロー無しってサンタどういうことよ!
そんなんじゃ部下(トナカイ)はついてこねーよ!
てゆか赤鼻以外のトナカイズも!
他人(他トナカイ)の肉体的欠陥を馬鹿にするなんて、人(トナカイ)の道から外れてるだろ!

いじめかっこわるい。超かっこわるい。


追伸。
湘南ベルマーレが負けたあとしばらくは、だいたいこんな感じです。

僕がからっぽの空を探しているのは、そこになにかがあるかもしれないと感じるから。 

2006年05月16日(火) 20時06分
やや、ここしばらくすっかり忘れておりました。『こ』で始まって『ん』で終わるアレ。
コンセントレーションではありません。コンセントレーションは常に僕とは無関係です(婚姻も)。

ところで。

横浜駅の階段に青いダーツの矢が落ちていたよ。なんか超意味ありげでした。
きっとあれは僕にしか見えてなくて、拾いあげたとたんに異世界(滅亡寸前)にワープしたら僕が世界を救う勇者だなんてそんなこと信じられないうちに魔王の手下が攻めてきてちょっと良い感じになってた村娘が僕をかばって殺された瞬間僕の絶叫とともにダーツ矢がぴかーっ!こ、この光はもしや勇者の以下略ですよ。

「レ、レイリアーッ!!」

…レイリアて誰やねん。

結局ダーツ矢は拾いませんでした。遅刻しそうだったしね。


追伸。
答は『更新』です。正解者には愛を。僕の愛を。

愛は魔法。愛は物語。愛は私たちみんなが歌うことのできるメロディです。 

2006年04月10日(月) 19時30分
先週の土曜日、知人の披露宴に出席させていただきました。
しかもただの参加者ではありません。
新婦直々に、僕は極めて重要な大役を任されていたのです。

まさに宴の成否をも左右するこの大役。最初にお話をいただいた時には当然悩みました。
あまりの責任の重大さに、自分では力量不足だとお断りしようとも思いました。

しかし!

しかし僕を信じて頼りにして下さった新郎新婦の気持ちに、僕はどうしても応えたかった!
全身全霊全能力をもって務めを果たし、最高の披露宴で若き二人の未来への門出を祝福したかったのです!

僕は引き受けました。

そしてベストを尽くしました。

ご来場の皆様に、新郎新婦が現在に至るまでの軌跡を紹介するスライドショー。
画面切り替えのたびに『進む』ボタンを押していたのは、他でもないこの僕です。


追伸。
お土産にもらったリーフパイがすんごい美味しいの。
頑張って良かった……。

僕たちみんながすっかり大人になったらどんなだろう。不思議だと思わない? 

2006年04月05日(水) 23時23分
超久しぶりの更新です。総理。

サボってる間にはいろんなことがあったんですが、それはまたおいおい書かせていただくとして、今日は悲しいご報告を。

……あんなに長かった春休みが、今日でおしまいなんです。
明日からは忙しげな勤め人としての日々が始まってしまうのです。
しかも薄給。おーふぁっきゅー。
とゆうわけで、ブログの更新ペースも春休み順調モードに比べればかなり落ちてしまいそうなのでございます。
今のうちから謝っておきます。総理。


追伸。
お仕事は歯医者見習いです。
カテゴリに『医療訴訟』が追加される日も近いと思われます。
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