発覚

May 07 [Fri], 2010, 15:49
上は5歳。二人の幼児の母親であるわたし。
普通に生活していた。普通が幸せだと思っていました。
自分が幸せかなんて考えてもなかった。

暗雲立ち込め始めたのは、一週間前。
いや、その前から正体はわからなかったけど、空気が変わってきているような気はしていた。
夜から我が家で飲んでいた夫の友達が子供の寝かしつけが終わったわたしに妙に『心配することなんてないから。大丈夫だから』って言ってくれた。
夫は夫で、妙にソワソワしていた。酔っ払っていたのか、『バレてないよね』なんて友達にやたら聞いてた。
そんなことがあったのが一週間前。

その次の日、その友達意外と滅多に遊ばない夫が同級生の友達と約束したから泊まってきたいといった。
(我が家から夫の地元まではちょっと距離がある。ましてや飲むので車等で行く場合は必然的に泊まりとなる)
本当はその日、わたしの方が先約でお友達と会う約束で子供たちは見ていてもらう予定だったのに。
ゴリ押しで夫は遊びに行くつもりだった。なにもなければ。
不運なことに、当日の朝、義母から電話。祖母が亡くなったそうで。
当然お友達との約束はキャンセル。お通夜に出席するため夫だけ準備して夫の実家と合流。
そのまま実家に泊まって出勤する運び。(葬儀は仕事の都合がつかず欠席)
こんなことは普通のことです。
ではないですか?

小さな言い争いなんてよくありました。仲直りしていました。普通ではないですか?
その日は午後一番に保険屋さんが学資保険や今入っている保険の見直しで訪問してくる予定でした。
下の子の昼寝でベッドに行っている間に、約束の時間の10分前くらいに保険屋さんから確認と我が家の場所の
電話がかかってきました。
もちろん寝かせていたのでわたしは出られません。普段は電話に出てくれるんです。
たぶん、面倒なので保険の話なんて聞きたくなかったのでしょう?
電話に出ず、仏頂面でベッドのある部屋にきました。なんで電話とってくれないのか問いましたが、ムッとした顔で何も
言わずベッドに入り昼寝しようとしていました。
「夫も一緒に聞く」と言ってあった保険屋さんには、夫がいないことにわたしが謝り、保険の話もわたし一人で聞きました。
大事な将来設計です。一人では決めかねます。
電話に出ないのもひどいし、大事な話なのに一緒に聞こうとしてくれない夫にモヤモヤイライラしつつ、起きてきた下の子と
過ごし、上の子が幼稚園から帰ってしばらくしたら夫は起きてきました。
腹が立っていたので、一緒にいるのが嫌で一人違う部屋に行きました。
特に何事もなく時間は過ぎ、そろそろ夕ご飯の準備をしなきゃという時間になって子供と夫は私を探し始めました。
たぶんわたしが怒っていることは知っているだろう。何て言ってくるだろう。
こんな喧嘩はよくあるので、そんな風に思っていたのです。
・・・ところがわたしを見つけた夫が、最初に言ったのはまさかの『ひとつだけ聞いていい?夕飯、お肉出してあるけど何作るつもりだった』と。
ムカーーーーーーとしました。腹が立ちながらも、夕飯を作りました。いつ謝ってくるんだろうと思いながら。
夕飯も食べ終わりそうな頃、夫が口を開きました。やっと謝ってくるっ。
『今日、友達が急に都合ついたから、泊まりで遊びに行くね。少しお金ちょうだい』
完全に、これまで黒に近いグレーかなと思っていた夫への疑惑が真っ黒になっていくのを感じました。
それが今日です。

そして

May 07 [Fri], 2010, 16:22
その言葉を聞いて核心したわたしは、『それって浮気じゃないの!?』とベッドの部屋に駆け込みました。
内心は信じたかった。
一人部屋にいると、夫は子供たちとお風呂に入っているようです。
髭を剃る音も聞こえました。その時点でおかしいんです。連休の時は、滅多に髭はそりません。
世話してくれているならいいかなと、そのままベッドの部屋に潜伏していると、お風呂から上がって寝にきたであろう子供たちが入ってきました。
夫はいません。慌てて所在を聞くと『なんか出かけるみたいよ』と上の子。
わたしの了承も得ず、風呂いれたからいいだろう的言い訳で出かけようとしていたのです。

そうはさせるかーーーー!

近所に聞こえるのも憚らず、階段を超高速で駆け降り出かける直前の夫に声をかけます。
『こんな状態なのに、出かけようとするなんてそうゆうことだよね!?』と。
固まる夫。返答はありません。それはすなわち肯定です。
それでもなんとなくまだ出かけようとしていました。
近所の目もあるので、とりあえず家の中に引きずりこみ、何事かと気が気じゃない上の子には寝に行くよう伝え(下の子はまだそんなことできないので、リビングをウロウロしていましたが)もう一度同じことを聞きました。
とっさに嘘をつけない夫は、あっさりとそうだと認めました。
ここからが修羅場です。

わかったこと

May 07 [Fri], 2010, 16:34
浮気が始まったのは、まさかの結婚記念日、3月30日。
他にもわたしが、上の子の幼稚園の行事があるから朝いて欲しいとお願いした日も、泊まってきていました。
お願いしてあったにもかかわらず帰宅は朝の10時でした。
寝てきたと言ってたはずなのに、午後にはさっさと自分だけ昼寝する図々しさ。
でもその時は、浮気を疑うまでは至ってなかったのでわたしが怒って終わり。
今思えば子供をかえりみず、一緒にいたいという自分の気持ちだけを大切にして、早朝には帰ってこなかったわけです。

そうそして、お通夜の日も実家には泊まっていなかった!
自分の祖母の死までも利用する。ひどい人!!

もうわたしの心の中はぐちゃぐちゃです。

バレた以上、見逃せません。今ここで、彼女と別れることを通告しました。

拒否されました。

もう・・・意味がわかりません。子供もいるし、日も浅いので別れるなら許したかったんです。
何を問うても、相手のことは異常なまでにかばうのに、わたしにたいして謝罪の一つもありません。
それどころか、わたしのお願い(相手に結婚していることを伝えて欲しいとか、どんな人かなど)は全く聞いてくれず、こうなったにも関わらず自分たちのことばかり。
正直、聞かされる話もどこまで本当かわかりません。
しかも、どうしたいか聞いても『わからない』とか優柔不断なことばかり。
でも相手とは別れたくないようです。
泡になって消えちゃいたい。これは夢じゃないよね。


悲しい、くやしい、わかってもらいたい。
相手にばっかり気をつかうのはなんなんだ。
うそばっかり。
家のこと、子供のことをほうって浮気はルール違反やろ!
育児にストレス当たり前やろーー。
わたしにフォローはないんか!
わたしもどうしたいんだーーーーーーー

わたしにこんなことが降りかかるなんて

May 07 [Fri], 2010, 17:10
その日は、夜食べたもの吐いてしまった。

こんなこと整理できるわけがない。だって、その日も朝は抱きしめられたりしてるんだよ。
なんで今、ここで大事にするのが相手なわけ!?
色んなことが押し寄せてきます。
夫はわたしと別れたいかもしれないことまで臭わせていました。
これまで本当にイライラして、当たり散らしたこともありました。
お料理も作ってもらったりしていました。理由もなく機嫌悪い態度をとったこともあります。
たぶんそういうのが積もっていたんだと思う。
結婚していて、この人でよかったのかなとか、なんか違ったかもなんて思うことって普通じゃないですか。
わたしはありました。
相手には、それがないらしい。楽になるんだって。
当たり前やろ。付き合って2ヶ月も経ってないのに。一緒にいる時、子供いないやん。独身と錯覚できるやん。

育児って自分の人格がわからなくなるくらい、変になる時もある。
わたしは自分の至らなかったところはわかっています。甘えていたんです。
そういう意味では、良いことではないから改善しようと、眠れない夜に一人考えました。
夫は相手のところにいくのを諦め、いびきをかいて眠っています。

どうなっちゃうんだろう、わたしの家族。

一夜あけ

May 08 [Sat], 2010, 22:42
頭の中でいろんなことがグルグルしてる。突然すぎて言うことも不安定すぎ、わたし。
夫は、わたしの意見なんて全く聞かず、相手に結婚していることを伝えに出かけた。
そこで何が話されるかなんて、わかりようがない。
地獄の時間のはじまりだ。
当然子供は置いていかれているため、怖い気持ちとか不安な気持ちでも家にいなければいけない。
子供と過ごしているのは、一人でいるよりマシだったのかも・・・。

待っている間、色々なことが駆け巡る。
なにをしているんだろう?
過去への疑惑。変な想像。
立っていても地に足がついていない心地がした。
勝手にどんどん頭がめぐって、母子家庭になった場合の手当てや生活費も考えた。
苗字は?働き口は?子供たちになんていえばいい?
そんなこと考え出すと、どんどん頭だけ進んでいって、離婚の条件なんてのも考え始める。
この築3年の家はもらおう。ローンはもちろん払ってもらおう。
生活費もしばらくは援助してもらはなくては。養育費ももらうべきだ。

もうほとんど、意地みないになっていた。
だって、5時間帰ってこなかったんです。結婚していること言いに行っただけなのに。
何を話していたか聞いても『知る必要ない』『相手は関係ない、悪いのは自分だ』『話す必要はない』そんなことばかり。
6年連れ添った妻に、これってなんなんだろう。
この人に道理は通用しないようだ。
待ってた人のあの苦しみなんて理解する気もないんだ。
優しい人だと思っていた夫。優しさスイッチがわたしから切り替わっちゃうとこんななんだ。

帰ってきた夫は、お昼ご飯も食べずに話していたようで、お腹すいたお腹すいたって様子で買ってあったおにぎりを普通に食べた。
こんな状況でも夫のお昼ご飯を気にして用意してた自分にあきれる。(まぁ、まさか5時間も帰ってこないなんて思いもしませんでしたから)
そして、用意した夕飯も当たり前のように大量に食べていた。
食べれないわたしをよそに。
バカみたいだ。食べれないわたしに、『大根おろしと食べたら少しは食べれるよ』だって。

その夜、夫は自分が相手のことを好きだということはしっかり伝えてきた。
教えて欲しいことは全く教えてくれないくせに、わたしにダメージを与えることは平気で言っていくる。
たぶんわざとだろう。
出会ってしまったんだから仕方ない、こういう子がいることがわかってしまった、所詮わたしとは合わなかったのだ。なんて。
挙句の果てには、いい人みつかるよだって。
失うものが大きいわたしに、背負うものが大きすぎるわたしに、気遣う言葉は一切なかった。
子供のことを考えている言葉も感じ取れなかった。
夫は、二週間このことを考えていたらしい。
だから何なのだ。勝手が通ると思うな!!
苦しい、悔しい、なんなんだ。人の気持ちがなんでわかんないんだ。

覚悟

May 09 [Sun], 2010, 23:12
やっぱり寝てもすぐ目が覚めてしまう。
目が覚めても現実は現実だ。とりあえず、どうしたらいいのか考える。
そもそも悪いことをした人に選択権があるというのはどうなんだろうか。わたしにしたこの仕打ちにたいして、この人には誠意はないんだろうか。

しばらくして考える。
わたしが今守るべきなのは、安い自分のプライドなんかより子供たちなんだ。
いくら傷ついたとか、悔しいとか並べ立てたって、父親を失うかもしれない判断を簡単にしてはいけない。
自分がどこまでがんばれるんだろう。もし離婚しなかったとして、こんな状態で子供たちは健全に育つんだろうか。
わたしに、平気で他の人を好きだと言っているこの人をこの先愛し支えていく覚悟があるんだろうか。
お父さんのいない子供・・・いても愛されない子供・・・
どっちが守るということになるんだろう。
ボロボロになった心を、無視して進める、わたし?前だけ向いていられる?

幸せってなんだろう。
わたしはこんな夫でもまだ好きなんだろう。少しのことで、一喜一憂するんだろうな。
あぁ、この気持ちに目をつむって進まなければ、子供を、家庭を守ることにならないのでは・・・。
泣いている場合じゃない。

わたしはちっとも不幸なんかじゃないぞ!!

もう相手のことは聞かない、聞いてどうするんだっ!
肝心なのは自分。焦らない。答えは一つとは限らない。
変な想像もしないっ!自分が辛いだけだ!!

乗り越えられるこんなこと、どっちに転んだとしても。
正しい答えを出したいわけじゃない。後悔しない答えをみつけるんだ。

まだ眠れない明け方、妙に力強くそう決めたわたしに朝ご飯を食べ終わった夫はこう言った。
『もう決めた、決めろといったのはお前だ、俺は離婚する』

踏ん張れ

May 09 [Sun], 2010, 23:53
決められない、決断しちゃいけない。わたしのプライドしまっておいてよかった。
とりあえず、食い下がる。『受け入れられません』
受け入れないのを前提で、お金の話をしてみる。養育費、しばらくの生活費、家のローン、慰謝料。
このタイミングでお金の話をしてくるなんて、わたしらしいねと嫌味を言われる。
なんとでも言うがいい。離婚はしないと強く言い放つと『最後くらい喧嘩したくないんだけど』だって。
試しにそんなつもりはないけど子供を一人引き取ってって言ったらどうするって聞いてみたら、考えもせず『それは困るなぁ』って返事。
本当に子供たちが可哀相だ。
自分の決断どおりにいかないからか、夫はイラだっていたようだったけど気づかないふりをした。

今日はお友達と会う約束だったので、子供を任せてわたしは出かける。
たぶん、連絡取り合ってるだろうな。
お友達と盛り上がってついつい約束してた時間より帰りが遅くなる。
夫は飲み会に行く予定だったのだ。
夫はやはりイラだっていた。わたしが帰ると、タッチ交代と言わんばかりに速攻出かけた。
背中に『帰ってくるよね?』って問うと『たぶんね』と後ろ向きにバイバイした。
ほんとそっけない。

その日は結局終電の時間になっても帰ってこなかった。
携帯に電話してみると、電源を切っている。間違いない、相手のところに泊まるのだ。
張り裂けそうだった。心臓だけは、やたら早く動いた。
それでも、まだ信じたいのか何度もかけた。玄関で物音がすると、飛んでいった。もちろん帰ってきていない。
こんな状況で、こんな酷い仕打ちをするんだ。相手も結婚しているのを知ったうえでも別れる気はないんだろう・・・。
今日も眠れないだろう。誰か助けて、負けたくない。

やり場のない心

May 10 [Mon], 2010, 9:11
朝6時半にいきなり、電話はつながった。たぶん自動に電源が入る設定にしてあったんでしょう。
呼び出し音がなる。一度目は出ない。心が折れそうになりながらもう一度かける。
今度は出た!
なるべく冷静に話をする。恨み事を言わないようにして、現在地を訪ねる。
予想どおりだった。相手の家。
ひとつネジがはずれちゃうと、こうも人は節度がなくなるのだろうか。
とりあえず、長く話すのが怖かったので、落ち着いた声でしばらく夫には実家に帰ってもらいたいことを話す。
こんなことまでしておいて、きちんと覚悟していなかったのか『やっぱり家には帰らせてもらえんのやね・・・』
どこまでわたしをバカにするんだ!!

もちろん、着替えなどはいるから家に寄るのは仕方ない。
わたしは会わないように留守にしようと思う。
これまで話し合いの中で、実家に行ってもらうっていう話は出ていたりした。
夫は悪びれもせず、そうなった場合は間違いなく相手に会いに行くと言っていた。監視の目がないのをいいことにと。
それでも、この家から会いに行かれるよりはいいでしょ、とも言っていた。
鬼ですか、あなたは?
結局この家から会いに行ってるではないですか。
もう限界だ、顔を合わせば冷静でいられない。実家に行ってくれた方が、心も休まる。
会ってるだろうとわかっていても、見えなければまだマシだ。
(もしかしたら相手の家に転がりこむかもしれないけど・・・)
わたしはすっかり自分がどうしたいのか、わからなくなっていた。
P R
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