来ましたよ、「女性に薦めにくい映画」第2弾^_^; 「オールド・ボーイ」

2004年12月07日(火) 22時55分

クエンティン・タランティーノ審査委員長の下、開催されたカンヌ映画祭で
パルムドールだった「華氏911」とたったの2票差で、第2位にあたるグランプリを受賞したのが、この「オールド・ボーイ」。
そんなわけで、タラ好きの私の期待は高まるわくわく
最初にあらすじを
平凡な人生を送っていた男オ・デスは、ある日突然誘拐され、理由も分からないまま「15年間」監禁される。一体何故、誰の指示で!?
そこには想像を絶する、恐るべき策略がめぐらされていた…。


監督は「JSA」のパク・チャヌク、主役のオ・デスは「シュリ」で北のリーダー役を演じていたカン・ミンスク。
彼の「15年前」「15年後」のビフォー・アフターぶりにも注目してあげて下さい!

で、感想ですが・・・
まず、前置きしておきます。
非常に切れがあって、刺激的で、トリッキーで、映画的なレベルの高い、いい出来の映画だと思います。
映画好きの男性には、きっと拍手で迎えられる映画ではないかな。

・・・だけど、「じゃあ姉御、この映画、好き?」と聞かれると・・・・(ーー;)うぅぅ〜む・・・。
「血と骨」と同じく、見ている間、女性のマインドが出てきてしまって、
どうにもこうにも、陰鬱な気分になってしまったので、まともな評価ができないというか・・・。

エンドロールがあがってきた瞬間、いちばん最初に思ったことは、
「うっわ〜〜〜〜〜、、、、、、、、 本当ぉ〜〜〜に、気分悪い、、、、」
でした。
何か、重たーい、錫か鉛のような重金属を、お腹に、いやいや喉の上の方まで、目一杯溜め込んだ感じ・・・とでも申しましょうか。
もうほんとに、車運転して帰宅する間も気分悪くて悪くて、帰宅してすぐにしたことは、
観にいきたがってたけど、結局種々の都合で観にいけなかった我が母に、
  オチまでぜーんぶしゃべって、このイヤァ〜〜な気分を伝染させる(!)ことでした・・・。
  (よいこのみなさーん、これは邪道中の邪道ですので、ぜぇーったい、やっちゃいけませんよぉ〜〜
そのくらい、つらい描写が多々ありました
どの辺がつらかったか?というと・・・
勿論、オ・デスが理由も分からずさらわれ、長い監禁生活を強いられることも。
その間、彼が汚名を着せられることも。
彼を助けた為に、彼女が被る被害も。


しかしまあ最大ポイントは、あのオチ!
実は、あのオチ、予想できてしまってました(>_<) ま、またやっちゃった、、、

それも、「こうは思うけど、このオチになってたら、ほんっと、嫌だなぁ・・・・」
と思ってたオチになってしまっていたので、

ほんとに気分サイアク、もしも私のその瞬間の顔を真正面から暗視カメラで撮ったなら、
きっとめちゃくちゃに歪みまくっていたことでしょう(T_T)

ちなみに、オチが予想できたのは、事前に来日インタビューとか聞いてしまった私が悪い(ρ_;)

もしこれから観にいかれる方は、できるだけ情報を遮断してご覧になられることをお勧めします。

私のこれも、ホントはあんまり読まないほうがいいのかも(汗

ついでに、「15年監禁した理由が、それか??ていうかそれ、○○○○じゃないのか??」 
という、多少の不満もあるんですが(ρ_;)ぶつぶつ・・・
でも、犯人にとってはそれは本当に重要なことだったんだろうから、まあそれはそれでよしとしよう・・・。

そして、あぁぁ、最大の難関は、最後の20分!!!
うえー、げろー、ひぇーーっが満載っ\(◎o◎)/!
久しぶりですよ、目を手で覆って、画面見えなくしたの。この私が!!! ホラーでも平気な、この私が!!! (おいおい)
これは多分、「レザボア・ドッグス」の耳○○シーン以来じゃないかな ←分かる方、分かって下さい(ρ_;)

この部分で、どうしてタランティーノがカンヌで熱狂してたのか、嫌というほど思い知らされることになりました・・・(冷や汗

ゆえに、女性にはつらい⇒クチコミで広がりにくい⇒「よい映画だ」との評価が高いのに、不入りで、
上映早期終了になるところが多かった、のでは・・・?
(実際、長崎では既に上映終わってます(T_T))

繰り返し言います。 よい映画です。 
だけど、女性が見るには覚悟が必要だと思います。


ただ・・・姉御には、時々、あるんです。世間的評判は目茶苦茶よいのに、
どうしてもはまれない、っていう映画が、たまーに・・・。
(去年の「トーク・トゥ・ハー」しかり。)
今回はまさにそれかもしれない(^^ゞ だって見た方の評判、軒並みいいし…(ρ_;)

結論⇒私は生理的に、だめでした(ρ_;) でも映画のレベルはとっても高いので、
特に女性の方は覚悟を決めて(笑)見てきたら感想教えてくださーい!!

見た人だけに・・・

最後のニュージーランドロケ(雪のシーン)がいらないのでは
(それまでの緊張感を保つ為、ワンシーン前で終わらせた方がよかった)、
という意見を聞いたのですが、
あの「雪(できれば吹雪)の中を歩く」方法は、実は、強烈に記憶してしまったものを忘れる為に使われる技法です。
私も記憶術(いかにして多くのものを短時間で覚えるか)の基本を聞く機会が昔あったんだけど
そのときに、この方法を会得する為に練習で覚えた単語などを忘れるという練習をしました。
(覚えるだけじゃなく、忘れる練習もしないと、意味のない単語群をいつまでも覚えてなきゃいけない羽目になってつらいでしょ?)
ちなみにその方法は、それまで覚えた単語を、吹雪の中の自分の足跡を踏み出すたびに雪の中に捨てていき、
ふきすさぶ中を延々と歩いた後、振り返ると、
吹雪で自分の足跡が跡形もなく消えている=「覚えた中で忘れたいものが全て消えている」というイメージを作って忘れる、というものでした。

監督(脚本かな)が、それを知っててあのシーンを作ったんだとしたら、
「おー、よく勉強したんだなー」と感心しちゃうんだけど。 
催眠術&療法もでてくるくらいだから、やはり調べた上であのシーンをしたんじゃないかな?と
私は勝手に思って感心してたりします(^^ゞ
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