10年前に観てたら、人生変わってたかも!? 「モーターサイクル・ダイアリーズ」

2005年01月29日(土) 23時21分
23歳の医学生エルネスト(のちのチェ・ゲバラ)は、親友アルベルトと共に、中古のおんぼろバイクに乗って南米大陸を横断する冒険の旅に出る。
それは金も、泊まる当てもなく、好奇心のままに10000キロを走破しようとする、無鉄砲な計画だった。
喘息持ちなくせに恐れを知らないエルネストと、口八丁なアルベルトの目に映るさまざまな風景が、自らの未来を変えた…。


2005年映画初め!の1本。
年末年始、目を傷めて映画館に行けなかったので、本年1本目は何にしようかとわくわくしておりましたが、諸々の(主に家族の)事情により、用事に便のいい映画館で掛かっている作品にすることに。
もともと気にはなっていたんだけど、ロードムービー分野の作品なので、(この分野はよほど作品がよくないと眠くなっちゃうからね〜〜
観にいこうかどうしようかすごく迷っていたのですが、見た方の評判がすごくよくてですね・・。
それに、主役のガエル・ガルシア・ベルナルが、「2004年後期・姉御的イチ押しイケメン」だったので(ってどこにも書いてなくて、自分内で勝手にイチ押ししてたんだけど)
「んじゃ行って見るかぁ〜〜」くらいな軽い気持ちで行ってまいりました(^^ゞ
あらすじでのように書いてあるのを読むと、重ったーく「革命家のできるまで」が語られるんじゃ?!って思うかもしれないけれど、さにあらず。
お調子者とバカ正直のでこぼこな二人の青年達が、山あり谷ありの貧乏旅行を敢行するうち、それぞれの人生・生き方に開眼する・・・
って過程が、出来事から自然にわかるように描かれていて、あんまり堅っ苦しくなくっていい。(^^ゞ
(がちがちに「革命家とは!」とかやられたら、観てて疲れちゃうし、そういう変に暑っ苦しいの苦手なんで
私の胸に残ったシーンで例を挙げると、クライマックスで、エルネストが川を泳いで渡ろうとするシーンがあるんですが、
まさにBeyond the border、誰もができないと思っていることをやり遂げ、Breakthroughして、向こう岸に渡るその瞬間のエルネストの気概と信念が、台詞として語られるのではなく、
画面で、映像で、ダイレクトに伝わってくる、すごい名シーン!
この監督、ただもんじゃないなーと思いました。

ひと昔前の「電波少年」の猿岩石とか、チューヤンに、熱さと目的があったら、もしかしたらこうなってた??(いや、それはちょっと違うか
多分ね、多感な10〜20代の男の子がそういうシーンに心打たれたら、バックパック背負って旅に出たくなるんじゃないかな〜〜。
・・・ていうか、10年前に私が見てたら、かなーり感化されて、人生変わっていたかも(^^ゞ
(今でも、英語圏なら、海外一人旅って割といとわず出かけられるんだけど、私の場合田舎と言っても街があるとこにしか行ってないわけだから、バイク壊れたら死んじゃうかも!という、この旅行のスケール見たら、まだまだちっちぇえなー私〜〜、まいりました!って感じ m(__)m)

このあとゲバラは運命的にカストロに出会って、キューバ革命にのめりこんでいくわけだけど、彼がそうなってゆく「下地」とゆーか、考え方の基礎が培われていく様子、特に説明されるわけではないけれど、十分伝わって来ましたよぉ〜。
確かにロードムービー苦手な方には、ちょっと退屈するところもあるけど、ロードムービーをそんなに見ない私でも、南米の景色が興味深くて乗り切れた感じ〜。←行ったことないので興味ある  


って、え? 姉御にそんな真面目な感想は(あまり)似合わない??
・・・・失礼しました。
ええ、ええ、ガエル、かっこよかったですよぉぉぉ〜〜〜〜〜
ガエルは「ラテンのブラピ」と言われている人なんですけど、(ていうか、もうさ、
ちょっと格好いい人見つけるといちいち「XXのブラピ」みたく言うのって、いい加減、食傷気味なんですけど〜〜、マスコミの皆さん〜〜
彼は昨年「ドット・ジ・アイ」とか、このあと公開になる「バッド・エデュケーション」とか、この映画のほかにもいろいろ主演&出演してまして、
アミダラ姫(=ラックススーパーリッチなナタリー・ポートマン)と別れたからかなんなのか(?)乗りに乗っててまさに旬!な俳優さんだったのですが、その勢いそのままに、フーセル(熱い)エルネストが目覚めていく様子を素晴らしく演じておりましたよ
・・・またもやちゃーんす ←姉御にとって、フリーの男性はみんなチャンス!かい(^^ゞ

あと、イケメンつながりで
これを撮った監督、ウォルター・サレスっていうんですけど、この次の作品が「ビハインド・ザ・サン」と申しまして。
主役がなーんと!「ラブ・アクチュアリー」で長い間「惚れられていた」デザイナーさんこと、ロドリゴ・サントロでございます
私、この監督と、趣味あうかも〜〜〜 ←をいをい
ちなみに監督さんの出世作は98年度の映画賞に軒並み受賞した「セントラル・ステーション」。
そして次回作がなんと!ジャパニーズホラー「仄暗い水の底から」のハリウッドリメイク版「ダーク・ウォーター」!ブラジル人である彼が、湿気たっぷりのジャパニーズホラーをどう演出するのか、意外性のある組み合わせで楽しみですわ

もう上映終了しているところも多いかもしれないけど、CGばかりの大作に飽きたら、自然と人生を考えにいける今作、よかったらご覧下さいませ
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