チューリップ・タッチ

August 05 [Fri], 2005, 23:00
ものすごく暑いのに、クーラーのない部屋で夜中一気に読んでしまった本です。
チューリップ・タッチ 
 ホテルの支配人をしている父の仕事のために引越しを余儀なくされたナタリーは、ある少女と出会う。彼女の名はチューリップ。不思議なまでにナタリーは彼女に魅かれ、チューリップの虜になる。チューリップは学校では嫌われ者だったのだが、それでもナタリーはチューリップと離れられない。二人はくだらない遊びやたちの悪いことをどんどん考え出し実行していく。チューリップは嘘をつくことがうまく、ナタリーの父はそれをチューリップ・タッチと呼んだ。大人をばかにし、だまし、人を傷つける二人の遊びはエスカレートし、さらには小屋に火をつける……。
 
 大人の目からみると邪悪といわれる少女、チューリップは実は親から虐待をうけています。それを知って、ナタリーやナタリーの両親・先生のとった態度は……。もしもあなたが子どもなら、自分の友人に虐待された子がいたら、ということを考えるでしょう。もしも、あなたが大人でも、自分の子どもの友人にそういう子がいたら、ということを考えてしまうでしょう。この問題はとても一口には扱えないものですが、読者にいろんな疑問を投げかけてくる、そんな本です。 読み終えて、できかけたかさぶたを、もう一度めくるような、痛いような、つらいような、そんななんとも複雑な気持ちになりました。

 この本は1996年イギリスのウィットブレッド賞(ウィットブレッド社がスポンサーとなり、質の高い実際に子どもたちに広く読まれている本が選ばれる児童文学賞)を受賞、カーネギー賞(イギリスで最も権威ある児童文学賞)でもHighly commended作品とされています。かなりの話題をよんだ本のようです。
  • URL:http://yaplog.jp/andapocoapoco/archive/72
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読書の秋ということで本を2冊読みました。「チューリップタッチ」と「僕の不思議なダドリーおじさん」です。学校の図書室で借りました
「チューリップタッチ」は今問題になっている子供達の犯罪について書かれていて、読み応えがありました。
なんか考えさせる作品で読み終わ...
亜飴の雑記帳  November 03 [Thu], 2005, 13:51
『チューリップ・タッチ』(アン・ファイン作/灰島かり訳/評論社)  イヤだなあ
怒りと栄光の記録  October 12 [Wed], 2005, 13:27
『チューリップ・タッチ』 アン・ファイン著 灰島かり 訳 評論社 2004/1
会社ともおの読書日記  October 12 [Wed], 2005, 9:11
 イヤだなあ〜と感じながら、途中でやめることができず、最後まで読んでしまった。
怒りと栄光の記録  September 25 [Sun], 2005, 11:17
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hanemiさん、トラックバックありがとうございました。

女の子は人間関係がよりむずかしそうな気がします。うちは男なので、「もう遊ばない」などいっても10分くらいしたら忘れているような感じです。(まだ小さいからでしょうか?)
September 25 [Sun], 2005, 12:25
あらためて、こちらからもトラックバックさせていただきました。
女の子の友情なのか、主従関係なのかわからない関係って、ありますよね。
うちの子どもたちの場合、小学校入学前の友人関係は、主従関係のような感じがしていました。
September 25 [Sun], 2005, 11:20
そうですね。すごく好き! というような種類の本ではないですね。
でも、ほんとにいろいろ考えさせられる本です。
怖いもの見たさというか、なんというか。

トリイ・ヘイデンのシリーズを思い出します。
September 23 [Fri], 2005, 7:48
shokoさん、こんにちは。
トラックバック、ありがとうございました。
この作品を今年のやまねこ賞に投票するかと聞かれれば、たぶん、しないと思うけれど……。でも、いろいろと考えさせられました。

September 23 [Fri], 2005, 7:18
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