(無題)

October 06 [Wed], 2010, 18:39
きみはいわゆるメンヘラでした。
レキソタンがすきだといっていました。
ぼくもきみとおなじで、いつもきょむかんをかかえていました。

きみがしにたいというたび、ぼくもしにたいってことばが、のどのおくまでいっきにやってきました、だけどぼくはやっぱり、きみをだきしめるいがいになかったのだ。

ぼくにきたいしたの?
たださみしいだけなの?

ぼくらはかんぜんに共依存でした。
きみはぼくいがいにたよれるひとはないといいます、ぼくもそんなきみをひとりになんかできずにいます。

いつまでつづくの?いつかはおわってしまうの?
うまくいきれないならいっそ、しにたいなぁ、


時間はすぎてゆく。
それをわすれるのは、きみが悲しみや寂しさをかたちにしたときだけ、

ぼくはじかんのながれをうらむのだ、どうじにそれは、世界中をうらんでいるのとおなじことなのだ

きみは、ひたむきにまえをむいてあるけるひとになりたいといった。
きみは、わたしはなにももってないんだといった。
きみは、あきらめるしかないといった。

きみは、ぼくのめのまえからいなくなった。

ぼくはきみのいばしょをひっしにさがした。
ふたりでいったまち、こうえん、えいがかん、えきのホーム。
どうしてだろう、どうしてだろう、どこにいるの?
ぼくは過呼吸になりそうになって、まっくらなひとけのないこうえんににげた。
おちついてから、しずかにないた。
みっともないけど、どうしようもなかった。



きみはとつぜんぼくのいえにころがりこんで、たくさんぼくをこまらせて、いなくなった。
ただぼくは、しだいにきみをだいじにおもうようになっていた。

いじけたかおしたり、やきもちやいたり、いおうとしたことをやっぱやめたっていったり、だてめがねのくせにだてじゃないっていいだしたり、
ぼくのしるきみはぼくのしるきみでしかないけれど、ぼくのかんじょうはたしかにあって、そんなのへりくつでしかないんだよ。


ぼくはからっぽだったひびをとりもどした。
すべてがぼうようとしたせかいにかえってきた。
けれど、ばくぜんとだけれど、いきていこうとおもえるぼくになった。

いまはおもう。
現状はかわってしまったよ。
けど、みたされた、 みたされた。
なによりも尊い。

つみかさねた時間はぼくをけいせいするふかけつなようそであり、ぼくをあとおしする。
ぼくは、あるきつづける。
このほしとともに、ほうかいへむかう。
ぼくは、あるきつづける。
P R
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