パレード/吉田修一★★★★ 

January 30 [Sun], 2005, 15:44
呑気な大学生の良介、芸能人と恋愛中の琴美、酒好きでキャリアウーマンの未来、年長者で健康志向の直輝。この4人の共同生活。そこに、サトルという男娼が加わります。

物語は章ごとに5人の視点から語られ、進んでいきます。
他人から見られていることと、本人が考えていることは違うということを感じさせられました。
例えば、ハタから見れば、芸能人の彼氏からの電話を待って1日過ごしている琴美はなんてバカかと思います。遊ばれているんじゃないかと言われて居たりもします。でも、琴美視点で見ると彼とはきちんと純粋に付き合っているのです。

文字運びが面白くて、電車の中では笑いを堪えるのが大変でした。
共同生活がどんなものかとか、なぜ4人(5人)でくらすことになったのか、読み進めるうちにわかってきます。

ところが、最終章。衝撃です。

もう1度最初から読み直さなければいけなくなりました。

人間関係って本当に難しくて、相手のことを知りすぎてもダメ。理解してあげられなくてもダメ。そういうバランスをうまく、もしかしたら無理して保ってる。
それで安らぎを手に入れている。この5人はまさにそんな感じです。

これ、結構難しい話です。
ラストはみんなバラバラになるものだとばかり思っていたので、ほんと、頭が真っ白になって混乱しました。
もう1度読んで感想書くつもりです。

リリイ・シュシュのすべて★★★★ 

January 21 [Fri], 2005, 20:54
思春期特有の心の動きに納得させられる作品でした。
イジメ・暴力・援助交際・レイプ・・・。
目を背けたくなるけど、実際には現実に起こっていることだと思います。

特に、久野が音楽会で歌えずにたたずんでいるシーンは、
「見て見ぬ振りをしろ。でなければ自分がターゲットになる」という
学校での暗黙の了解のようなものを感じました。

実際、無視とか、軽いパシらせなんていうのは消えないものだと思うんです。
2人以上の人間が一緒に居ればどちらかが強者でどちらかが弱者にならなければならない。

ああ、人間も消してキレイな生き物ではないと感じさせられました。

リリイ・シュシュの曲もとてもいいと思います。
CD聞いてみようと思いました。

バッテリー/あさのあつこ ★★★ 

January 20 [Thu], 2005, 20:24
子供なのに大人で、でもやっぱり子供で。

青い春 ★★ 

January 20 [Thu], 2005, 20:20
基本的に暴力苦手なのでちょっとダメでした。

でも音楽の使い方は巧かったと思います。
松本大洋の原作を読んでみたいと思いました。

うーん。でもなんかよく分からなかった。

つめたいよるに/江國香織★★★★ 

January 20 [Thu], 2005, 20:14
「デュークが死んだ。わたしのデュークが死んでしまった―。」

という裏表紙の内容を読んだ瞬間、惹きこまれました。
『デューク』を読んで衝撃を受けたというか、頭にガァンと一発何かを喰らいました。
哀しくて、でも優しくて、素敵な話。

『ラプンツェルたち』『草之丞の話』も好きです。

どれも、恋人が欲しくなっちゃう羨ましい話だったなぁ。
恋愛小説なんでしょうね。
涙が出てきちゃうくらい素敵な話でした。

BLEACH 1  

January 20 [Thu], 2005, 20:09
最近アニメ見てて、最初の方の話がわからなかったので勢いで買ってしまいました。
一護いい男だな〜。
古本屋で集めようかな。

BANANA FISH ANOTHER STORY/吉田秋生★★★★★ 

January 02 [Sun], 2005, 14:40
BANANAFISHの感動が蘇る話でした。

特に、『光の庭』は泣きそうになりました。
アッシュという存在の大きさ、影響力。
2人の絆は強いですね。

「思い出には勝てない」

これは自分の中ですごく心に残った言葉。
BANANAFISHはいつか全部揃えたいですね。

ターミナル★★★ 

December 29 [Wed], 2004, 21:25
いい話でした。

けど・・・もう少し、何か物足りなく感じてしまいました。
「秘密」が明かされたときにぽかーんと口を開けてしまうほど共感できなくて。。

空港で作った仲間達の友情には泣きそうになりました。
特におじいさん。

ビデオでよかったかも。

ネバーランド/恩田陸★★★★ 

December 29 [Wed], 2004, 19:03
冬休みに男子寮に残った4人の少年たち。
出てくる少年たちは、私立の有名進学校が舞台なだけあって、とても利口です。
しかも理系ではっきり言って私好みです。
みんなが賢いから、最初は腹の探り合いみたいなところも。

でも、普段は器用に立ち振る舞っている彼らが、ともに生活することでそれぞれの隠れた事情を知ることとなります。
本当の姿をさらけ出すことによって、だんだん素のままで居られるようになります。
そして、4人で居ることが当たり前になるのです。

恩田陸の本は初めて読みました。
プロの方に改めて言うのも失礼ですが、すごく巧いと思います。
文の端々に共感できるものが散りばめられていて、頷けます。
今風、というよりは少し昔の昭和80年代・90年代あたりがぴったりかな、と思います。
古い寮が舞台だからそう感じたのかもしれませんが。

寮生活は誰もが1度は憧れたことがあるのではないかと思うのですが、
その憧れを舞台にしているものだけあって、私はとても面白く読めました。

美国のエピソードがもう少しあってもいいかなーなんて思いました。
どうしてそこでまで美国が男女共に好かれるのかを描いて欲しかったです。
読んでてそこまで魅力を感じなかったというか。。
光浩と寛司が美国を気に入ってる理由というか。。
書いてあったっけか?
あと犬猿の仲だった光浩と統がお互いを気に入るって言うのもいいですね。
多分、最初から気になる存在だったんでしょうね。

男の子ならではのほろ苦い、切ない青春。
いつも男の子って楽しそうで羨ましいと思っています。
解説の吉田伸子も言っていますが、私もこの話は
「少年」だからいいのであって、「少女」ではダメだと思います。

ラストで嬉しくなったのは私だけでは無いはず。。

冬休みで読みたいリスト 

December 20 [Mon], 2004, 21:10
バッテリー/あさのあつこ
角川文庫。単行本は5巻まで。文庫は2巻まで。

No.6/あさのあつこ
全3巻。講談社。

ネバーランド/恩田陸
集英社文庫。冬休みに読んでみたいかも。

李歐/高村薫
講談社文庫。長いらしいで、時間作って読みたい。

燃えよ剣/司馬遼太郎
新潮文庫。新撰組の土方の話らしい。気になる。

星を継ぐもの/ジェイムズ・P・ホーガン
創元SF文庫。壮大なSFらしい。

金閣寺/三島由紀夫
新潮文庫。情景描写がすごいとか。

夫婦茶碗 /町田康
新潮文庫。パンクな作者でダメ人間の話らしい。

わたくし、著名な方々の本は堅苦しい気がして読んでも続かない人なのです。
でも少しは読まなきゃな〜と思って。。
三島由紀夫らへんは面白そうだなー。
とりあえず今週はもう少しで冬休みに突入なので、買い込むか借り込むかしよう。