ジャガイモの食文化の始まり

April 06 [Mon], 2015, 10:50
18世紀の終りにヨーロッパでジャガイモが人間の食べものとなって、飢饒の被害が減じられたが、その何十年かあとにはジャガイモ自体の病気によってアイルランドの飢饒が起こった。

いま存在するすべてのジャガイモは、リンネがソラヌム・トユベロスムという名で呼んだ、ただひとつの種から生まれたと主張する者と、原種はひとつだけではないと主張する者がいて、論争の決着はいつまでたってもつきそうにない。

しかし、ジャガイモが1532年にスペイン人たちによってペルーで発見されたという点については、異論をさしはさむ者はいないようだ。

それはフランシスコ・ピサロ率いるコンキスタドレスたちにペルーが征服されたときのことである。

1533年にペドロ・シエサ・デ・レオンがセビリアで出版した『ペルー年代記』のなかに、ジャガイモについての最初の記述がある。

パパ(ペルー人たちはジャガイモのことをそう呼んでいた)は、トウモロコシとともに彼らの基本食品となっていた。

アソデス山脈一帯に住んでいた彼らは、ジャガイモの巧みな保存法を知っていた。

75%が水であるジャガイモの塊茎を、夜は寒気に、昼は酷熱にさらすという方法である。

この激烈な方法を数日つづけると、水気が抜け、大きなクルミほどに縮み、硬くて軽い黒石のようになる。
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