雨あめ降れふれ♪

September 03 [Mon], 2012, 21:53
泣く泣く傘を買う。

出かける前に、「京都は雨だよ」とリアルタイムで聞いていたのに。「大阪は降ってない」「きっと大丈夫」と根拠のない自信に基づき、持たずに出る。
はたして京都に着くと雨はすでに小降り。道行く人も傘をたたんで歩いている。ほぅれ見ろ、俺は正しかった!満足感とともに会合に向かう。途中少しは濡れたが、なに、誤差の範囲だ。
会合の最中に雨音が聞こえて来、やがて相当な音量で恵みの歌が奏でられ始めた。それでも俺の自信は揺るがない。「終わるまでに止むさ」なぜそう思えるのかはお釈迦様でもわからない。部屋のすみっこ辺りの天井から、大粒の雨がなにか金属っぽいものを叩く尋常でない音がしだしても、危機感はわいてこない。

そして散会。雨は降り続いている。あたりまえだ!ことここに至って、自己の慢心と先行きに対する読みの甘さに悄然となるかというと、ならない。まだなんとかなるという思いは消えない。そして歩き出す、夜の中へーー
5分でしたね。びしょ濡れになるまで。髪からしずくが落ち始めると、カバンの中の紙モノが心配になってくる。履き物はすでに浸水の兆候があるが、これはどうしようもない。とりあえず傘を手に入れなければ……!

まあ、百均で傘買って駅までたどり着いたんだけど。ふだん、「傘は天下のまわりもの」なんてうそぶいてるけど、これでウチには傘が6本あることになってしまった。うち、4本はコンビニ傘で、しかも小さめのヤツだ。
帰途の電車の中、髪は乾かない。カバンも湿っている。帰ったら後始末が面倒な上に、降雨を知らせてくれたヤツのあざけりを甘受しなければならない。

このオトシマエをどうつけよう。猛省して生活態度を根底から改めるという選択肢もあるのかもしれない。ひょっとしたら、自分の人生を変えてくれる転機なのかも。だが、これで生まれ変われるようなら、とっくに人生の達人になっているというものだ。

で、下車駅に着いた俺は、一声だけあげてふたたび雨の中へ歩き出すことにする。
「けしからんぞ、京都!」

プロフィール
  • プロフィール画像
  • アイコン画像 ニックネーム:allow
  • アイコン画像 性別:男性
  • アイコン画像 現住所:大阪府
読者になる
2012年09月
« 前の月  |  次の月 »
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30
最新コメント
ヤプミー!一覧
読者になる
P R
カテゴリアーカイブ
http://yaplog.jp/allow1121/index1_0.rdf