AM3:00 

November 25 [Mon], 2013, 3:00

下半身がけだるい。
さっき入っていた自分の指のせいでジンジンしている。
このまま、またパソコンと向き合って卒業論文なんていう気分ではない。
お風呂からでると、最近はすぐに身体のあちこちが乾燥して、かぶれた上唇が今、悲鳴を上げているところだ。
リップを手に取り唇に何往復かさせながら、また私は、ぼんやり彼の事を思う。
彼と付き合うということが、現実的じゃないと思うほど、なんだか彼の事がもっと好きになるような気がする。
3歳下。会話もろくにしたことがない彼の事がここ最近ずっと頭から離れないのだ。
18歳の彼は、私が18歳だった頃を別に思い出させはしない。
だが18歳の私を思い出そうとすると、それはそれは輝いていた記憶が蘇る。
私は彼の事を何も知らない。
最近、少し会話をするようになって知らない表情にいくつか出会った。
照れた顔や、嬉しそうな顔や、笑った顔や穏やかな顔。
普段の怖い目つきと無表情な彼からはそれらの表情は、全く想像できないもので
私にとっては見たことのない絵本を1ページ、また1ページとめくっている感覚であり、
もっと先が見たい、知りたい、次のページを早くめくりたい、と求める。
リップを塗り終えたこの唇も、今もなお彼を求めてやまない。
少しかぶれた上唇の赤みも、彼に気づいてもらいたい。
丁度あと16時間後に私は彼の鼻筋、輪郭、目の影、背中、足、すね毛をこの目で這うように、なでるように
触れることができる。
考えることが出来るのはその事だけだ。
いつかこの手で、そのすべてに触れることはできるのだろうか。
とても現実的じゃない。非現実的で、有り得ないと心の奥底で、熟知している。
でも、惹かれていく。知りたくて、味わいたくて。
P R
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