ポセイドン

June 07 [Wed], 2006, 19:40
今年60本目の映画です。
『パーフェクト・ストーム』の監督さんだからあのような結末になってしまったらどうしようってドキドキしながら98分間映画を楽しむことが出来ました。ただのB級パニック映画にちょっと豪華キャスティングというような感覚で見れたのでかなり緊張しっぱなしで楽しめました。

大晦日の夜。北大西洋を航海中の超豪華客船・ポセイドン号では、華やかなパーティーが開催されていた。元ニューヨーク市長のラムジーは、娘のジェニファーとボーイフレンド・クリスチャンの仲睦まじい様子を苦々しい気分で眺めていた。人々は豪華な船上パーティーを楽しんでいる。しかし、その時超巨大津波がポセイドン号を飲み込んだ!船は完全に転覆し、乗客たちは上下反転した船の中に閉じ込められた…。
パニック映画の火付け役となった1972年のジーン・ハックマン主演作『ポセイドン・アドベンチャー』をウォルフガング・ペーターゼン監督がリメイク。転覆した客船の中を、老若男女入り混じった8人が協力し合ってサバイバルしていく様子が描かれている。撮影には9万ガロンの水が使用されたそう。一行を率いるリーダーを演じるのはカート・ラッセル。ジョシュ・ルーカスもクールな一匹狼を好演している。

この映画はリメイク映画だったんですね。最新技術を駆使して映像ばかりに力を入れて心理描写などの部分が全く抜け落ちていたこの映画だからオリジナルのファンにはがっかりかもしれないですね。(原作知らないのであくまでも予想ですが・・・)

あんなに大人数がいたのに生き残ろうとしたのはたった8人だけ、しかも親子、フィアンセ以外はこれといった人間的な繋がりもなし。初めに長々と人間模様を撮ることなく即効大津波が来るところもCGに命駆けたのかななんて思われました。確かに津波の映像も船がひっくり返ってしまう映像もすごかったけどどこか観たことのあるような映像でそれほどの衝撃は得られなかったです。カート・ラッセルの元消防士という設定は『バック・ドラフト』を思い出し懐かしくなりました。彼は頼もしいお父さん役をさせたらハリウッド一番でしょうね。ジョッシュの無謀なのか計算なのか分からない行動も素晴らしかった。

評価:7点(10点満点)
オペラ座の怪人でクリスティーヌ役を演じたエミー・ロッサムだったのですが、美しいのになんだかオーラがなかったなぁ。ミュージカルでは素晴らしい声だったのに今回は特徴のない声で物足りなかったな。やはり目立ってたのはラムジー(カート・ラッセル)とデュラン(ジョッシュ・ルーカス)に尽きますね。この状況下で自分なら何が出来るかなって考えたら恐怖に耐え切れずその場に留まって死んでいくしかないなって思いました。6/6000人にはならないタイプです。しかし、つい最近『夢駆ける馬ドリーマー』でいい味出してたので好きになった俳優さんフレディ・ロドリゲス・・・あんな事になっちゃうなんて ご冥福をお祈りいたします。

あの状況でデュランのような男性に出会ったら誰でも落ちてしまいますよ。海水の中にダイブしてラムジー親子を救ったシーンは一番かっこよかったです。それに最後のシーンも彼は・・・(ネタバレになるので書かないでおきます。)また水中ではリーダとしてみんなを先導していましたが、泳ぎの苦手な私は潜水シーンではみんなと同じように息を止めていたので苦しくなりました。水死って怖いですよね。人の死体がごろごろしていたあのシーンを見ると自然の驚異を感じました。日本は地震の多い国なので次は自分に起こるかもって思うと少しぞっとしましたよ。つい最近も地震で多くの命が亡くなったし、人間は自然の前では本当に無力ですね。

ロバート・ラムジーが娘の為に最後に頑張ったシーンは思わず涙が出てきました。父親と最愛の人・・・もしかどちらかを選ばないといけないときがあるとしたらどうでしょう?そんな辛い選択は出来ないですね。親が子供を思う気持ちの重さをひしひしと感じて改めて親子って素晴らしいなって思いました。よくドラマとかで親が自分が変わりに死んでもいいという言葉を聞きますが、これって本心なのかもしれないですね。私はまだ親にはなってないので気持ちははっきりとは分からないですが大切なものを守っていける強靭な精神が身についていればいいですね。

→ポセイドン
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こんにちは。
こちらの記事にもコメントとトラックバックを失礼致します。

僕は、オリジナルはもとよりパニック映画自体も余り観ていないのですが、この作品は、大きな自然災害を彷彿とさせる程の迫力の映像と若干説明不足ながらも個性豊かな登場人物の織りなすドラマを一体させ、緊張感が持続する98分というやや短めの時間中に上手に詰め込んだ映画でありましたね。

また遊びに来させて頂きます。
ではまた。
June 12 [Mon], 2006, 18:27
TBありがとうございました♪
オリジナルとは、別物の海洋パニックとして考えれば、ハラハラできるし面白いですね。
フレディ・ロドリゲスは、「夢駆ける馬ドリーマー」で良い味出してるのですか〜♪ちょっと気になります。
エミー・ロッサムは、チョイ役でしたね・・・活躍するか、見所が欲しかったです♪
June 10 [Sat], 2006, 14:26
ALICE
>ミチさん

こんにちは。
そうですね、パニック映画としての出来は
よかったですね。リメイクだというのが
マイナスに働いてしまった映画だったようですね。

>冨田さん

『キング・コング』よかったですよね。
よあかったぁ〜
恐るべしピーター・ジャクソンって思いました。
リメイクはほとんどがこける中でこの映画は
本当に映像はもちろんのこと内容も優れて
いたように思います。
『ポセイドン・アドベンチャー』是非レンタルで
チェックしてみますね。
June 09 [Fri], 2006, 16:10
 リメイクされた「キンク・コング」は秀作です。日本ではどうしてこけてしまったのか、残念でなりません。リメイクで前作を凌ぐ良い例が「キング・コング」だと私は思っています。前作に敬意を表し、忠実に物語は進むのだけど、オリジナリティ溢れる奇抜さに圧倒されます。
 これまでは、島の場面が少なく、ニューヨークに重きを置いていましたが、島のドタバタがジュラシックパークをも抜くような映像。もはや言葉はいりません。
 さらに、1910年代としたのも面白い試み。それだけで、セットや衣裳に凝らねばなりませんから、大変な作業です。リメイクとは、こういう作品を言います。更に面白くしようという監督の熱意。「キンク・コング」は前作を抜いたと思っている一人です。        冨田弘嗣
June 09 [Fri], 2006, 13:50
こんにちは♪
オリジナルはかすかに覚えているだけなので比較ができません。
最近珍しいパニックものを楽しませてもらったので充分だと思いました。
オリジナルのように後世には残らないかもしれないけれど(汗)
June 09 [Fri], 2006, 13:03
ALICE
>たましょくさん

コメントありがとです。
確かに元市長で過去に何があったのかは
分からないんですがそれを挽回するような
行動とかもあってもいいですよね。
ヒューマンストリー的なところももう少し
突っ込んでやってほしかったですね。
でもそうしたら98分では収まらないですね。

>冨田弘嗣さん

酷評というか過去のリメイクという面での酷評という
ことでかなり納得は出来ました。ただオリジナルを
知らない私には分からないのが残念です。
キングコングもすごく楽しめたんですが
冨田さんはどうでしたか?

>もじゃさん

コメントありがとうです。
オリジナルは人間ドラマが濃かったんですね。
時間があるときにチェックします。
津波のシーンはすごかったですね。

>メビウスさん

コメントありがとです。
今年は順調に60本を見たので
目標の100本以上は見れそうです。
メビウスさんは就職の勉強も頑張ってくださいね。
最近はミニシアターから足が遠のいているので
また観に行きたいです。
今年の初めはルワンダや12歳の戦場などいろんな
いい映画を観たのでまたミニシア通いもしたいです。

カート・ラッセルとブルース・ウィルス・・・
アルマゲドンの方が勝ちですかね。だって救った
人数が違いすぎますよね。(笑)
June 09 [Fri], 2006, 10:00
ALICEさんこんばんわ♪TB有難うございました♪

リメイクがオリジナルを越えるなんて事は滅多に無いですけど、ポセイドンもまた同じなんでしょうね。自分も旧作を観ていないので分からないんですけど・・

カート・ラッセルが演じたロバートパパも最後まで無事生き残ると思ったんですけどね。『アルマゲドン』観てなかったら感動してたかも・・・(汗

※これで60本観賞ですか〜♪自分は7本遅れです!追い着きたい!(笑
June 08 [Thu], 2006, 22:28
こんにちは。TBありがとうございます。
オリジナル版は人間ドラマが濃かったですからね、比べるとちょっとね。
でも、CGや特殊効果の迫力は凄かったので、これはこれで楽しめました。
June 08 [Thu], 2006, 22:02
 トラックバック、コメント、ありがとうございます。たまには映画のコメントも書かなければ。
 本作に関して、私は読むばかりで、誰にもトラックバックをしませんでした。ところが、多くの方にトラックバックしていただき、膨らみました。大ヒットしている証拠のひとつだろうと思っています。
 折角、名優を集めているのに、単にパニック映画だけでいいのか?そう思わせたのです。1970年代のパニック映画ブームの火付け役は明らかに「ポセイドン・アドベンチャー」です。そこから次々「大地震」「タワーリングインフェルノ」などの映画が製作されました。前作の「日本沈没」映画化もブームに乗ったものです。前作は、10人のうち、主役も死んで、4人となります。人間ドラマも同時進行でパニック映画になっている。
 私は酷評ですが、60点としているのは、CGを駆使し大迫力にびっくりしたからです。ALICEの期待している?酷評、書いてしまいました。ありがとうございました。 冨田弘嗣
June 08 [Thu], 2006, 20:36
 TBありがとうございますm(_ _)m

 新鮮みとゆー点では、確かに目新しい
モノは無かったですが、やはり迫力は、
さすがだと感じました。

 終盤の人間ドラマも、序盤でのウェイタ
ーの扱いや元市長としてより多くの人間
を助けようとゆー考えに至らなかったこと
が残念でした。
June 08 [Thu], 2006, 18:19
P R
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