ホテル・ルワンダ
February 18 [Sat], 2006, 12:24
悔しくって涙が止まらなかったです。生きる価値のある人間と価値のない人間なんて居ないはずなのに世界はアフリカの貧しい国の人々を見殺しにしたなんて・・・人間として恥ずるべきです。この事件を知らなかった私も同罪です。この映画を映画館で観たいという願いが叶って日本での上映までに至ったこの映画を多くの人に観てもらいたいです。そして涙の後に何かを感じて欲しい。
2005年度アカデミー賞で、主演男優賞など3部門にノミネートされた話題作。“アフリカのオスカー・シンドラー”とも言うべき人物を、ドン・チードルが名演技で見せてくれる。94年に中央アフリカのルワンダでの民族間抗争が大虐殺に発展し、3ヵ月あまりの間に100万人もの人々が殺された事実にもとづいた話。フツ族とツチ族の間で続いていた内戦が終息、和平協定が結ばれようとしていた1994年、ルワンダの首都キガリ。外資系高級ホテル、ミル・コリンの支配人ポールは、近くフツ族の民兵によるツチ族の虐殺が始まるという噂を耳にする。やがてフツ族大統領暗殺の報道がなされ、フツ族が武器を片手にツチ族を襲撃し始めた。フツ族のポールは、ツチ族の妻・タティアナと息子たち、そして隣人たちを守るため、ホテルに匿うのだが…。
アフリカ人はニガー以下で超大国はアフリカ人はゴミで救う価値がないと思っている。この言葉を国連平和維持軍のオリバー大佐がポールに言ったときに、この世の中は狂っていると憤りを感じました。ゴミはお前達ではないか!心の中で叫んでしまったけど、はたして私はどうなんだろうか?このような問題に直面した時に、『どこか遠くで起きている悲惨な出来事』ぐらいにしか感じないで、ニュースを見て『悲惨だな、怖いな。』なんて言ってただけかもしれない。この無関心が起こした恥ずべき大失敗を映画化した監督に感謝です。それにこの映画をただの超大作に仕上げなかったドン・チードルの迫真の演技、あれブッシュのそっくりさん!?なんて思ってしまったニック・ノルティの自分の知名度を消してまで望んだ出演、ホアキン・フェニックスも見捨てるしか手立てのないジャーナリスト役を大切に演じていました。エンドロールで流れた曲の歌詞がなんとも切なく再び大粒の涙が頬を伝いました。評価:
10点(10点満点)
他人を憎んだり、差別したり、傷つけあったり・・・こんな非人道的なことがなくなるのはいつのことか?私たち人類はこのような野蛮なことを繰りかえり文明を築いて来たわけですが、このような過去に蓋をしてしまったのではこれからの明るい未来は見出せないでしょう。それだからこそこの時期にこの映画を観れた事に感謝しています。きれい事ではなく何とか貧しい国の人の為に役立てれば・・・と考えました。まずは募金くらいしか出来ないのですがネットで調べると古着なども役に立つそうです。いろいろ調べて少しでも世界に目を向けて生きたいです。黒も白も黄色もみんな同じ人類なんだから。最近はミュンヘンもですが政治色の強い映画を見ているので自分の知らないところで起こった過去の事件に興味を持つようになりました。ロワンダで起きた様な悲惨な事件はもう二度と繰り返すべきではない。その為に私たちが出来ることは何かそれぞれに考えることが出来ればこの映画を日本で上映した意義も出てきますね。
実際にこのような状況下で自分の家族だけではなく隣人も含めて1200人もの命を救ったポール・ルセサバギナは本当に偉大な人間だと思います。優しさだけでも勇気だけでもこのような行動は出来ないでしょう。彼には真の強さに愛に満ち溢れた心、何よりも家族を守りたいという気持ちからこのような奇跡を起こせたのだと思います。ここでも愛の力はすごいんだなぁ、奇跡を起こせるんだなと感心しました。私もいろんな愛を成長させて人間的にも成長したいです。本当にいい映画を観ました。
これだから映画は止めれませんね。
あっ、久々のジャン・レノおじさん!大好きなので出てきたときには声を出しそうになってしまったよ。渋いよな〜、かっこいいよな〜、あの声が大好きです。
→ホテル・ルワンダ
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