June 18 [Sun], 2006, 18:31
やりすごして行くしかなくて
そんなことはとっくに知ってるんです
こまかく細かくイキツギして
つなぎとめないとだめだってことは
もうずっと前にわかったはずなのに
こんなにも簡単に全てを私は忘れて、出来なくなって、白い壁の前で、途方にくれてしまう
こうやって、言葉の、四角く、定まった、はっきりと、安定したもののなかにおしこめてしまって、
見えなくなったものをなかった振りをして、
やっと、呼吸ができるようになる、る、る、る
あぶくは目にみえる
くうきは目にみえない
わたしは目にみえない
ものすごい距離、数字にならないくらいの距離
はかれないからこその無限
最初から繋がるようになんて、出来ていないんです
この愚かさは、繋がれず、繋がることもなく、幸いにも繋がらない
この言葉のべたつきを悲しさを安っぽさを表せるような言葉を言葉は持たない
言葉の汚れは言葉の外側にある
ある?
ああ、遠くへ行きたい
言葉が悪いんじゃない
私がわるいんです。
わたしが、
こんなに生きているのがこわくて。

つまらんn 

May 18 [Thu], 2006, 23:33
水の中からは、太陽はまるでゆらゆらと光るおんなの顔のように見える
そうして、わたしはなんどもその光の方へ向かって泳ぐのだけれど、
顔を出して眺めた景色は、いつもでたっても私が落ちた場所ではない
上はどっちだろう
私は世界の中心の水球の中にいるのか
それとも世界を包む水膜の中を泳いでいるのか
狂おしい気持ちで日々故郷は美しさを増す
これより美しい
あれより懐かしい
もう随分昔に私はとっくにその景色を見ていたのかもしれなかった
しかし、それは私の故郷ではもうなかった
わたしの美しい美しい故郷を私は未だ見たことがない
苦しくなるほどの懐かしさとひたひたと心を窒息させる寂寥の中で
わたしはあらぬ故郷を幻視する

bbb 

April 26 [Wed], 2006, 1:49
何を追っているのかわからないのに
随分とながいこと私はそれを追っている
どこでそれを追っているのか、それも私にはわからない
どこ、といってどこ、と切り取られるようなこれまで示されてきた場所ではないのかもしれない
それとも、幾千の星瞬く空の下であるとか、みな他人のような顔をして歩くビル街であるのかもしれない
わたしが追うのは私と同じ女の顔をした虎であるのかも知らず、または鈍く光る金貨であるのかもしれない
示唆的だ

述懐 

March 25 [Sat], 2006, 4:23
吐いても吐いてもこの言葉はやすやすと持ち主のもとへ返ってしまうのです
残るのは、持ち主さえも忘れてしまった出来損ないのかわいそうな言葉ばかり
わたしは愛することが出来なくて、やはりいとんでしまう
そのいくつかの、いくせんの言葉は私にとても似ていて
しかし私よりははるかに美しい最後のものどもで
ここには誰もいません
この美しい祈りさえ私のお口は汚して退屈な安っぽい扁平な、しょうもない、びんぼったらしいおしっこに似た匂いをはなつものに変えてしまう
美しいものについて、私はもう口にしてはいけないのです
ただ、わたしの目に触れたことへの喜びを信じるだけで、それでもう私はあふれてしまう、
千切れた蜘蛛の巣は、サインをおくっている

Dソング 

March 25 [Sat], 2006, 4:15
たれにむかいうたい、囁き、祈るだろう
その祈りは服従であり、けして憧憬などではない
はれぼったい唇でつぶやかれた言葉は、イデアルなものへの讃辞ではない
彼らの詩はひとりごとだが私たちの詩はしるしである
私たちの額はぬかずくものであることの
私たちは規定され、許され、罰せられ、やがてそのことすら忘れてゆく存在であることの
雲母のように脆くほろほろと剥離していく心を持つ私たちは
やすやすとその鈍く甘い痛みを受け入れる
随分吹きしく風に、胸がしずかに騒いだこともやがては忘却のかなた
許されて、受け入れて、差し出した私たちを待つのは、痛みのはての。

___ 

March 24 [Fri], 2006, 22:33
嫌悪感と厭生観の中にいる

うた 

February 26 [Sun], 2006, 10:00
ぴかぴかりと光って、そして、消えて、ゆ、く
そういうものだと思ってたんでした
ほんとうは地を這うものだったって

八十 

February 26 [Sun], 2006, 9:58
遠くまで飛べた気がしたのでした
嘘です
飛ぶことなんて昔は知らなかった
かつてできた、というそのノスタルジアをわたしは愛するのです
二度と、というのは擦り切れた郷愁
嘘ばかり吐いてわたしは架空の帝国を創る
どこにいるのですか
ここにいつかいたのですか
ページを捲れば
次のページはまだ白紙かもしれない
いま、わたしは追いつけるのかもしれない いま
主観としての死は存在しないのだから
その落下を飛翔と呼ぶのは、まだ、わたしには間違いではない

なるししずむひはん 

February 26 [Sun], 2006, 0:57
瞬く間もなくましてゆくその加速度を切ないというのなら
遠のいてゆく世界に、わたしはどうしてしがみつけるだろう
その時、この冷蔵庫のチーズにも似た手のひらに
なにをわたしは残しておけるのだろう
すべてを、愚かにもわたしは全てを捨ててしまうに違いない
その 恐怖が 恐怖、といえもしない頼りなく小さなものが わたしを怯えさす
あの音が 震動が絶え間なくわたしの思考を切り刻んだように
わたしの全てが切片となり
その一瞬一瞬で霧散してしまえばいいと思う
継続 
錆びた赤銅色の枷
貫いていく ざらざらした錆が、私の黄色い液体を含んだ組織と混ざり合う
目を閉じてしまいたい それは、いや、それこそが祈りのように
吐いても吐いてもでていかないねばねばした熱っぽい澱を
わたしは棘のように抱えている

pray list 

February 24 [Fri], 2006, 17:51
試みようとすること
試み続けること
試み続けることを試みること
試み続けることを試みることを試みること
試み続けることを試みることを試み続けること

それをわたしの信仰としよう
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