法人と団体

September 13 [Fri], 2013, 1:05
社会には様々な団体が存在しますが、法人とその他の団体はどのような違いがあるのでしょうか。



法人とは、自然人の集まりである団体や財産の集合体に対して権利能力を与えたもののことをいいます。



一方で、法人に類似する団体も存在します。まず、権利能力なき社団という団体です。
これは、社会的な実体としては法人と同じような組織がありながらも、法律上は法人格が認められていないものです。
具体的には、学会や同窓会などが挙げられます。



権利能力なき社団は法人格が認められていないため、社団の名前で事務所などを賃貸したり、銀行預金口座の開設といった法律行為を行うことができません。



よって、権利能力なき社団が銀行預金口座を開設しようとする場合には、A会代表X川Y男などのように、代表者個人名で行なう必要があります。



その他にも、民法上の組合という団体があります。これは、数人が出資して、ある事業を行なって、その利益を配分する約束をしてできた団体のことを指します。
団体性はあるものの、法人格は認められていません。



よって、民法上の組合の財産は、組合員の共有財産ということになります。



次に、団体が民事訴訟の当事者になることができるかについて述べます。
民事訴訟の当事者となることができる能力は民事訴訟法に規定されています。
自然人や法人は訴訟上の当事者能力が認められます。



権利能力なき社団は、私法上は権利能力が認められません。
民事訴訟上はどうでしょうか。
この点について、民事訴訟法では、法人でない社団または財団で、代表者または管理人の定めのあるものと規定しており、当事者能力が認められる可能性が開かれています。



判例は、権利能力なき社団の要件を@団体としての組織を備え、A多数決の原則が行なわれ、B構成員の変更にもかかわらず団体そのものが存続し、C組織としての主要な点が確定していること、としています。



荒川区の税理士を探すなら税理士荒川区com
プロフィール
  • プロフィール画像
  • アイコン画像 ニックネーム:aldkel56982
読者になる
2013年09月
« 前の月  |  次の月 »
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
最新記事
最新コメント
ヤプミー!一覧
読者になる
P R
カテゴリアーカイブ
月別アーカイブ
http://yaplog.jp/aldkel56982/index1_0.rdf