BUGS BUSB 

2007年11月24日(土) 15時48分
ぼくは焦っていた。図書館で卒論用の文献をひっくり返していたらほとんど閉館時間になっていた。慌てて手続きを済ませ、ゲートを飛び出す。
正門を抜けたところで腕時計に目をやる。11時43分。思わず舌打ちする。急げば終電には乗れるか。でも駅からのバスがあるかどうか…。駅から家までは歩きだと4、50分はかかる。もう一度鳴る舌。…とにかく急ごう。
* * *

電車がホームに入る。速度0。扉が開く間さえいらだたしい。階段を2段抜かしで駆け登り、半ば転げるように駆け降りる。改札を抜けて左手の出口から飛び出す。
「しめた!」繁華街とは到底呼べないこの辺りは既にしんと静まりかえっていて、漆黒の海に浮かぶ孤島のように停留所の明かりが浮かび上がっている。
助かった。ぼくはふうっと息をはいて歩き出す。が、3歩と歩かないうちにパッと闇の海に溶ける。遭難。
嘘だろ?停留所に駆け寄る。張り付けられた時刻表に目を凝らすと最終便は数分前に出たところ。
「マジかよ」思わず声に出してそう言っていた。家までの道程が浮かんでうんざりする。
せめて自転車で来るんだった。しかし後悔してもバスは来ない。ぼくは手近なベンチに腰をおろし、上着のポケットからレボを取り出す。無理が祟ったのだろう、腰に重い痛みがある。まぁ歩くにせよ、とにかく一息ついてからにしよう。


BUGS BUSA 

2007年11月14日(水) 20時22分
刺さる視線を無視し、右手で乗車券を取って中ほどの席に腰をおろす。左肘を窓枠にのせ流れる歩道を見下ろす。

ばかばかしいとは言ったものの、ぼくの思考はさっきの「過去行きバス」が多くを占めていた。
もし仮に時を遡ることができるとしたら――自分はいつ頃に戻りたいだろう。高校時代?確かにあの頃は最高に楽しかった。部活に打ち込み、2年前に患ったヘルニアの後遺症もない。友達は多く、なにかといっては誰かの家に押しかけ、隠れて酒を飲んだ。恋をしていた――
しかし、とそこで思う。せっかく戻れるのだ。ただ楽しかった頃に戻るだけではもったいないのではないか?どうせならもっと昔にもどって自らの位置を高めてみては?

じゃあ小学校くらいか?あの頃のぼくは持ち前の内向性とわがままさが芽を出し、小さなクラスの中でも下層に位置していた。というかやや浮いた存在だったと言った方がいいかも知れない。今思えば確かに扱いにくいやつだったろう。とにかくそういったところに今のぼくがとってかわれば、小学生ながら回りに気配りでき、スポーツも勉強もできる人気者としての道をまい進…

BUGS BUS@ 

2007年11月08日(木) 13時26分
「過去行きのバスがあるんだって」

一日の講義を終えて帰る道すがら、駅前の停留所でバスを待っていたぼくの耳に飛び込んできたのはそんな言葉だった。どうやら後ろに列ぶ高校生くらいの2人組の会話らしい。
「えー、嘘だぁ」
「ちょっと、ほんとだってば〜!」
「なにか証拠あるの?」
「証拠はわかんないけどそれに乗っていなくなっちゃった人が何人もいるんだって」
「じゃあ誰がいなくなったの?家族とかはほっといてるの?」
「それは…」

「はぁ」思わずため息がでる「くだらない。」

最近そういった、いわゆる「都市伝説」が流行っていた。一人暮らしのアパートに現れる包丁男だとか口裂け女の再来だとかいった噂がまことしやかに話されている。近頃では検索サイトのトップページにさえそういう旨のバナーがでかでかと掲載される始末だ。
それに片方の子も言うように、実際に人が消えたのなら少なからず騒ぎになるだろう。それが「過去へ向かうバス」だともなればメディアが嗅ぎ付けないはずがなく、それこそ尋ね人程度の騒ぎではない。連日のように特集番組が組まれるかもしれない。マスコミの力を侮ってはいけない。

裏面つかんで比べてもたぶんわかんねぇ 

2007年11月07日(水) 9時05分
石田衣良『池袋ウエストゲートパーク』を読んだ。


衣良について知識のなかったおれは書店で、初め彼の他の作品が目に止まった。タイトルは忘れたが、殺された男が幽体となり、自分がなぜ殺されたかを探っていくという筋だったと思う。しかしそこでI.W.G.P.の作者だと気付き、「なら先ずはこちらを読まないわけにはいくまい」と手にとる。


この作品は工藤官九郎監督の同名のテレビドラマの原作。
ドラマはあまりちゃんとはみていなかったのでちょいちょいしか場面を思い起こすことができないが、クドカンの独特の演出や、長瀬、窪塚、渡辺などの豪華キャストの演技は印象的。一度ちゃんとみてみたいドラマのひとつ。キックもからんでるしw

本作は短編に別れている。ドラマでは表題の『池袋ウエストゲートパーク』と『サンシャイン通りシビルウォー』を混ぜてつなげてたのかな?加藤あいや坂口憲二も最後の方まで出てた気がするし。

Butアリ踏み付けてパ・オ〜ン♪ 

2007年10月31日(水) 0時08分
Rip Slyme『EPOCH』

ブックプラザでなぜか\980だったので衝動買いしました。結構前に。改めて聴きました。ごく最近。


おれ「なんだ、むっちゃいいやん」


(笑)



中古だったはずだけど状態はかなり良好。新品と見紛うばかりでちょっとテンション上がったのを覚えてる。確か久しぶりのアルバムとかで大量入荷したんだろう。だからあんまり手垢に汚れずに済んだんだなと勝手に理解している。レンタル屋の中古はアツイw



最初から最後までかなりゴキゲン度数の高い一枚だと思う。2曲目のELEPHANTのフック(あってるかな?ヒップホップ用語にはあまり明るくない)の感じとか好き。後半のPresentの歌詞も共感できるものがあって思わず揺れているw

お粗末だな。さっきおれのギガビートに入れたのでもうちょい聞き込みます。




キックなき今(といっても本当の出会いは解散してから結構後になってだけど)おれん中でパーティサウンドはリップがナイス。キックほど凄まじくはないけど、リップの韻踏みっぷりもかなりいいし、メロディアスな感じもナイス。もっとはまっていきたいしはまっていく予感w





暇はあるけどお金はない、alKholic6でした。

仮面を使い分けてるんだ 

2007年10月30日(火) 15時40分
東野圭吾『ゲームの名は誘拐』を読んだ。




タイトルからも想像できる通り主人公が恨みを持つ相手の娘を捕らえ、身代金を奪うというクライムサスペンス。ただこの作品の異色なのは、人質であるはずの娘が実は共犯であるところ。そもそも誘拐劇を提案したのも娘という有様。かくして「人生はゲームである」と信じる主人公と、同じく「ゲームにはいささか自信がある」と公言はばからない相手との壮絶な頭脳戦が繰り広げられる…


あぁおれはほんとにこの手の話が好きだなぁと思う。『陽気なギャング〜』しかり『オーシャンズ〜』しかり『ルパン三世』しかりw













この先未読者侵入注意w












上で『壮絶な頭脳戦が云々』と書いたけど実際の誘拐に関しては主人公と娘、つまり犯行側の一方的な運び。ただ頭脳を駆使した計画には毎回舌を巻かされてしまう。

そしてミッション終了。まんまと身代金も手に入れ、娘も解放。切なさを残しつつも終幕へ…




おれ「ん?ページ残り過ぎじゃね!?まだ何が…」




そうです、このまま終わるわけなんかない。物語のクライマックスはまだまだこれからだった!


運命じゃなくても 奇跡じゃなくても 

2007年10月17日(水) 0時56分
『I LOVE YOU』(祥伝社文庫)



まず何より、一目見た瞬間そのキャストに驚いた。


伊坂幸太郎、石田衣良、市川拓司、中田永一、中村航、本多孝好。


よくもまぁここまで揃えたもんだ。
全ての作家を知っていたわけではなかったが、時間を持て余して何気なく書店をぶらついていたおれは手にとったもうその時には購入を心に決めていた。



『恋愛アンソロジー』がどういう意味なのかはわからないが、このビッグネームの競演に間違いなどあるはずがなかった。






この先ネタバレ注意)










『透明ポーラベア』

出会いがあれば別れは必然。殊男女の間においてはそれは決定的なものになることが多い。もっと言えば姉の彼氏なんてものは2人が終幕を迎えれば今生会うことなんてないだろう。でも、何かの拍子にそれぞれの引力が働いてもいいじゃないか。素敵な偶然だと思う。
就職という本格的な社会進出を控えた僕らにとって、不定期の遠距離恋愛はかなりリアルな問題(?)。それについても考えさせられる。
それにしても伊坂作品にはいつも変人(こせいてきと読む)なキャラクターが登場して楽しませてくれる。それにいつもおれの知らない小ネタを入れてくれる。だいたいそれがキーになる。



『魔法のボタン』

石田衣良始めました。というのはまぁ個人的な話。また別の機会に。
おれはこの話が一番好きかな。単純かもしれないけど。あったかい。『I.W.G.P』なら“ネズミとり”のサルみたいな話になるのかもしれないけど、ここでの“魔法のボタン”はとても素敵な使われ方だった。いや、萌枝が透明ボタンを使ったときに、もしかしたら次は石化ボタンを使うんじゃないかって思っちゃったけどw
こういう女性(ひとと読む)嫌いじゃないですww



『卒業写真』

拓司×卒業写真=失われた恋をノスタルジックに綴るのかなぁと単純な予想をした自分が恥ずかしい。だって物語はものの10分かそこらの時間を描いたもの。なんだかコメディタッチでどこかの漫画みたいで楽しかった。始まりの物語。



『百瀬、こっちを向いて』

ここでも単純に悲恋と喪失の物語を連想してしまった自分が情けない。想像力レベル2。思考の柔軟性レベル2。きづいてるだけマシ。
しかしこのミッションを承諾し、実行した百瀬はどんな気持ちだったのだろう。宮崎はなんと言って百瀬に説明し、説得したのだろう。そういった描かれていない細部に思いが馳せられた。
できればこの後待ち合わせた百瀬と主人公が笑って寄り添っていればいいと思った。甘ちゃん。



『突き抜けろ』

主人公と彼女はとんでもないルールを作った。とんでもない?合理的と言うべきか?まぁとにかく実際にこれを提案するのはむりだろうなぁ。少なくともおれには。しかし女の子の言いそうなことだ。悪くない付き合い方だとは思うけど。でもおれじゃあ途中で業を煮やしかねないかな。ガキ。
“愛”の在り方について改めて考えさせられた。
確かに彼女はすごい人だ。素敵だ。
ただ最後まで木戸さんとのからみとの関連性にいまひとつピンとこなかった。



『Sidewalk Talk』

本書唯一の“終わり”の物語。
…かと思いきや最後のさいごで働いたシステム。果たしてどんでん返しの兆しなのか、とおれは読んだんだけど、さすがに陳腐すぎるだろうか。いや、陳腐だろうと何だろうと、最期の時にその香水をつけてきた彼女の思惑を肯定的に捉えたい。甘ちゃん。処方箋なし。
こういう予言的で確信的な女性嫌いじゃないです。まぁその時はやっぱり「何だ?」って思うんだろうけど。
誰か(てっちと読む)タイトルの意味教えて。




いやぁ長かった。いや、おれの日記。まぁでも短編とはいえ、それぞれに思惑とエッセンスが詰まっている(たぶん)だから仕方がない。ご容赦。稚拙な文章にもご容赦。





まぁ、アレだ。





「運命」も「奇跡」もこの世に存在なんかしないのかもしれない。すべてはよくできた「偶然」なのかもしれない。


でもそれってたいした問題じゃない、と思う。要は呼び方じゃないの?運命が変えられるものであろうがなかろうが、奇跡が起こせるものだろうがなかろうが、素敵な物語はきっとその先に、いや隣に…いや足元にも…





……




んーなにいってるのかわからなくなってきた。疲れたな。
圭吾や衣良のほんについても書こうかと思ってたけど、やっぱり疲れたので次回に譲ることにします。おやすみなさい

アンバランス 

2007年08月26日(日) 0時56分
不確かな関係

不安定な心

我慢してきたよ?きっと、できるだけ。

でもそれももう限界

安定なんかつまんねぇかもしんねぇ

けど不安定なんていって延ばしのばしはもうたえらんねぇ。

出してもらうぜ答え。

覚悟しろ、おれとお前とオマエ。

思ってた以上に暗くなってしまった日記 

2007年08月22日(水) 23時08分
明日からついに引退試合がはじまる。

今までほんとに辛かった。早く解放されたくて引退の日を待ち望んだ。引退後の生活が楽しみで仕方ないのは今も変わらない。というのは確かなこと。

でもさ、

いざとなると、なんていうか、寂しいというか、、、

うん、そう、なんだか不安。

クラブのない毎日が不安。

部員でない自分が不安。

ちゃんとやってけるかな?ちゃんとメシ食えるかな?ゲームとかばっかで廃人にならないかな。

友達は、仲間は、減らないかな。

おれは強くない。
頭だってよくない。
センスもからっきしない。
だから、ひとりじゃやってけない。
だから、みんなが、大事。

だから、なんだか不安。



溶けかけた氷のよう

残されたあと4日間ちょっとは

グラスの中でどんどん小さく溶けていく。



死ぬとき自分のために誰かが泣いてくれればいいなと思うおれは

去りゆくとき誰かに泣いてもらえるかなぁ。惜しんでもらえるかなぁ。いつかまた会ったら笑ってくれるかなぁ。ははは。




ええと、こんなくら〜い感じにするつもりじゃねかったんじゃけどなぁ;やだなぁ。まぁしゃあないか。



あーぁ、最後の言葉考えてねー。なんて言お。願わくば陳腐でないことをw


シゲキ 

2007年08月14日(火) 21時59分
秀明いってきました。一滴真下。


もーみんなのレベルに完敗。地元にCheers!

スベラナイ話が朝4時まで続くたぁねw
自分が日ごろどんだけぼんやり過ごしてるか思い知るね。


あーみんなのセンスを目の当たりにしておれのちっささが恥ずかしい。精進しよう。


あと後片付けとかやんなくてごめんなさい。反省しております。鷹兄もごめんなさい、ありがとう。


9月中岡山に帰ります。免許もとりに行きます。きっと最後の長期帰省。うんざりするくらい刻み込むつもりです。あそぼ?w



いや、岡山のネットカフェやばっ(笑)@高島屋の裏。


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