ぼんやりと。(9月14日/晴)
2004年09月14日(火) 3時28分
今日は非番。
空が綺麗だったのでずっと眺めていた。
秋祭りのお囃子が聞こえてきたけど何となく行く気にならなくて、結局一日寮で過ごした。
もう一年経ったんだなあ、とか思った。
彼女の浴衣姿はとても綺麗だったので、未だに良く覚えていて、そんな自分がとても情けないというか恥ずかしくて、思い出しては突然頭を掻き毟ってベッドの上をのたうち回ったり。
あああ。情けない。
いつか仮眠室で彼女がずっと使っているベッドの脇にクマのぬいぐるみを見つけて、どうしたのと聞いたら自分で作ったんですと少し気恥ずかしそうに彼女は言った。そのクマのぬいぐるみにでさえ無駄なやっかみを覚えて、こっそりぬいぐるみの首に俺の持っていたバンダナを結び付けた。これでお前は今日から俺の代わりだ、彼女が寝てる時にもちゃんと守っとけ、みたいな。
それぐらいにちょっとでも離れてるのが寂しいのだけど、彼女はそう思ってくれているのか、甚だ疑問。だって彼女は俺よりずっとしゃんと背を伸ばして笑っているから。
俺が居なくても君は笑っているのかな、なんて妙に後ろ向きな考え方をしてみたりして。
だからこんな日はさっさと寝るに限る。
朝が来たら屹度君に会える。
自転車に乗っていつものあの場所に行けば、君の「おはようございます」が聞ける。
その後に必ず俺の名前を呼んでくれるのが、俺の楽しみで、俺の元気の素。
記述:坂巻 渉
空が綺麗だったのでずっと眺めていた。
秋祭りのお囃子が聞こえてきたけど何となく行く気にならなくて、結局一日寮で過ごした。
もう一年経ったんだなあ、とか思った。
彼女の浴衣姿はとても綺麗だったので、未だに良く覚えていて、そんな自分がとても情けないというか恥ずかしくて、思い出しては突然頭を掻き毟ってベッドの上をのたうち回ったり。
あああ。情けない。
いつか仮眠室で彼女がずっと使っているベッドの脇にクマのぬいぐるみを見つけて、どうしたのと聞いたら自分で作ったんですと少し気恥ずかしそうに彼女は言った。そのクマのぬいぐるみにでさえ無駄なやっかみを覚えて、こっそりぬいぐるみの首に俺の持っていたバンダナを結び付けた。これでお前は今日から俺の代わりだ、彼女が寝てる時にもちゃんと守っとけ、みたいな。
それぐらいにちょっとでも離れてるのが寂しいのだけど、彼女はそう思ってくれているのか、甚だ疑問。だって彼女は俺よりずっとしゃんと背を伸ばして笑っているから。
俺が居なくても君は笑っているのかな、なんて妙に後ろ向きな考え方をしてみたりして。
だからこんな日はさっさと寝るに限る。
朝が来たら屹度君に会える。
自転車に乗っていつものあの場所に行けば、君の「おはようございます」が聞ける。
その後に必ず俺の名前を呼んでくれるのが、俺の楽しみで、俺の元気の素。
記述:坂巻 渉

