タカカギさん 

2005年09月08日(木) 20時58分




ジャッキーの友達にタカカギさんという人がおりました





タカカギさんは、50歳代の男性で独身 アパート暮らしです。



仕事は毎日しっかり行ってるのですが、会社がいいかげんな所でもう何ヶ月も会社から給料を出してもらえずに苦しんでいました。





そのせいか、髪の毛は肩まで伸び風呂にほとんど入っていないらしく、脂でべっとりとしておりました。顔は垢でどす黒く着てるモノはもう何年も着てるようなボロボロの服でした。





タカカギさんが困ってるからと、ジャッキーは、しょっちゅう食べ物を彼の所に持って行ってあげてました。



タカカギさんはジャッキーにとても感謝しておりました。





僕は一度、このタカカギさんとはお会いしたことがあるんですが、最初見た時すごい風貌でギョッ!としました





タカカギさんは身長は178cmくらいでヒョロヒョロっとしており、とにかく見るからに汚らしいっていうか、乞食そのものでした。






ある日、三人で釣りに行った時、
タカカギさんは、ジャッキーの金で買った酎杯を飲んで酔っ払い威張り散らしていました。



ジャッキーいわく、僕みたいな若者がいたもんで、その場をしきりたかったらしいのです。





はじめはジャッキーも相手にしてなかったのですが、ジャッキーの金で買った酒やつまみをたらふく食べまくりながら、威張り散らすタカカギさんにジャッキーはイライラしているようでした。





釣りの後、タカカギさんのアパートの部屋で、三人でご飯を食べることになりました。



しかしこの後にタカカギさんの一言でとんでもない事態になろうとはこの時まだ誰も知るよしがありませんでした。。





つづく


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八年前 

2005年09月05日(月) 12時29分





ジャッキーがシメコに出会ったのは行き着けのスナックでのことでした。



当時、ジャッキーは仕事が終わるとアパート近くのスナックに通いそこで焼酎を飲みながら
ママに話を聞いてもらい、日頃の寂しさや社会への不満を紛らわせていました。


またいつもどおりそのスナックで歌っていると、店内に一人の女性が入ってきました。



年齢は40歳代 中肉中背のその女性は



ジャッキーの歌を水割りを飲みながら聞いておりました



女性の存在に気づいたジャッキーはかっこいいところを見せようとさらに声を張り



目立つために歌いながらのアクションもつけだしました。



シメコはママと笑って話をしながら、ジャッキーのほうやカラオケの画面のほうをチラチラ気にしている様子でした。


歌が終わり、ジャッキーがマイクを置き焼酎を飲んだ瞬間、シメコがジャッキーに声をかけてきました。



ここにはよく飲みにくるの?


歌が終わったら声をかけようと息を弾ませていたジャッキーは嬉しい展開に
心を躍らせました。


尾崎豊のクッキー知ってますか?







ジャッキーとシメコはその店で二時間ほど過ごした後、



別の店を何件か飲み歩き、2人はその晩、ジャッキーの部屋で一夜を共にしました。


一人の寂しさに疲れていたジャッキーは、何年ぶりかの肌のぬくもりにとても胸が熱くなり


シメコを強く抱いたまま、深い夜の闇に溺れていきました。。





つづく


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若者 

2005年09月01日(木) 22時35分



ジャッキーはバイト先で、とっぽい(死語?)若者達と知り合いました。




ジャッキーはちょっとツッパってる若者が好きで、気を引くためにその子らにジュースをおごったり、ギャグを言って笑わせたりしていました。






その子らも最初はとまどいましたが、なんか変なおじさんが来たという感じで、ジャッキーは若者の仲間に入ることができ、
休憩時間には楽しく話しをしたり一緒に過ごすようになりました。






ある日、その若い子らのメンバーで飲み会があり、
ジャッキーも参加することになったのです





そのメンバーの子はもちろんみんなジャッキーより年下なんですが、
その若者らは言葉使いや礼儀を知りません。。




ジャッキーの過去を知らない若者らはただの「陽気なおっさん」としか見ておらず、飲み会での会話は敬語を使わず、みんなジャッキーにタメ口でした。




彼は人一倍、礼儀や言葉使いを気にする人なので無礼な態度をとる若者達に怒りを覚えましたが、雰囲気を壊したくはないので我慢しながら笑顔で応えていました。







若者らは酒もすすみテンションも最高潮になりジャッキーへの態度はさらにエスカレートしてそれは後輩を扱うかのようでした。





ジャッキーの怒りは、我慢の限界にきていました。




怒りメーターはオレンジ色を通り越し赤色部分に針を指すか指さないかくらいにきた その時です




一人の若者がジャッキーに肩を組みながら言いました




おう! 飲めよー






その瞬間です・・・






オマエラ!そんなに突っ張りたいんだったら、中途半端にやってねーで俺の知り合いのヤクザ紹介してやっから、 その世界で突っ張ってみろ!




ジャッキーはキレました。




つづく




クリックしてくんろー
















同居 

2005年08月31日(水) 23時22分



深夜・・・


ジャッキーが街を歩いていると、一人の男が街灯の下でうずくまるようにして座っていました


荷物は 小さなボストンバッグ一つだけ・・・





どうした?行くところないのか?


ジャッキーはその見ず知らずの男に声をかけました


金がなくて今夜、泊まるトコがありません



じゃあウチにおいでよ



ジャッキーはそのまったく得体の知れない男を自分の部屋に泊めました



次の朝、ジャッキーはその男のために 朝ごはんを作ると


仕事が見つかるまでここにいていいからな



そう言って仕事にでかけて行きました





ところがその男は、何日も何日もブラブラするだけで、職さがしもなんにもしてない様子です




ジャッキーがとうとう見かねて 仕事から帰ると男に仕事探しをしっかりするよう促しました。


いくつか、面接を受けてみます




男はそう言って、求人誌を見ていました。









次の日の早朝・・・



ジャッキーは物音でふと目を覚ましました




カンカンカンカンカンカン


ジャッキーの部屋の外の階段を誰かが降りていく音・・・




ジャッキーはそれほど気にも留めず またしばらく眠りにつきました。
















数時間後


目が覚めて その男が寝ていた部屋に行ってみると部屋に男の姿はありませんでした。



その辺にまだいないか、ジャッキーはその男をさがしましたが、もうその姿はどこにもなく、諦めて部屋に帰ることにしました






行っちゃったか・・・





部屋に帰り、タバコを吸いながら、物思いにふけっているとコーヒーが飲みたくなり


おもむろに財布の中身を見てみると、あるはずの財布の中のお金が全てなくなっていました。。。









つづく


クリックしてつかあさいや






















ホームレス 

2005年08月30日(火) 12時27分











寒い冬


ジャッキーが,地下鉄の駅を歩いているとホームには、浮浪者が柱の下でダンボールで囲いを作り ボロにくるまりながら寒さをしのいでいました


ジャッキーは 何を思ったか 急いで家に帰り おにぎりを二つ握り


その浮浪者の所に持って行きました。


お父ちゃん 食べてよ。


ジャッキーがそう言っておにぎりを差し出すと、ダンボールの隙間から

手がスーッと伸び、おにぎりを何も言わず受け取ったそうです


ジャッキーはこの時、おにぎりを受け取る浮浪者の様子がなんとも印象深かったと言います


なぜ、ジャッキーがそのような行動を取ったのかはわかりませんが、


なにか、この浮浪者に対して感慨深いものがあったのでしょう


つづく



クリックしてちょ

ジャッキー2 

2005年08月29日(月) 21時51分



ジャッキーは今でこそ、ひょうきんなおじさんを演じていますが、昔はとても気性が荒く何度も刑務所や精神病院にぶちこまれたんだそうです。


ジャッキーは自分の運命を呪い社会を憎みつづけていました。




世の中は平等じゃないのか。俺がどんなに真っ直ぐで純粋な気持ちを持っていても

正しいことをやっていても、全て踏みにじられてしまうじゃないか


俺はそんな社会に負けたくない。どこまでも突き進んでやる。


そして俺という存在を世の中に認めさせてやる


これは俺にとっての社会への挑戦だ




ジャッキーは昔、空手をやっておりケンカの腕は相当なものでした。


とにかく気に入らない者は全て殴りかかり文句を言わせませんでした



住所や仕事も転々としながら、ジャッキーは行く先々で暴れまわっていたのですが、歳をとるにつれて反社会的な面は影を潜めていきました



ジャッキーはくりかえしていた暴力をやめ、一転して人に尽くす、奉仕するようになったのは、


ちょうど、その頃に訪れた「シメコ」との出会いがきっかけでした。







ジャッキーの人生は破壊から、建設の人生になったのです・・・




クリクリクリック

ジャッキー 

2005年08月26日(金) 7時35分


次のお話の登場人物はジャッキーです


身長は160cmくらいの小柄で中肉中背、歳は40代後半

東北なまりがあり、とても気さくな人でした。




当時の僕は週末がなんにもすることがなかったんでジャッキーの家に行き、色々話をしながら、ジャッキーの手料理を食べるのが楽しみでした。







ジャッキーも人に喜んでもらうのが好きな性格で、遊びに行くたびに 酒や料理をごちそうしてくれました。






ジャッキーの部屋で遅くまで飲み、そのまま部屋に泊まり次の日の朝に帰るなど、本当に僕とジャッキーは歳の差はかなりあったものの、友達としてとても仲がよく、気が合いました






しかし楽しい時はそう長くは続きませんでした



ジャッキーはこのあと精神的に病んでしまうのですが



その彼が壊れだすきっかけが「シメコ」という女性でした。



話の中盤くらいから「シメコ」さんは登場してきます。


ジャッキーはこの女性をとても愛していました。



そこまで想った女性だからこそ、誰にも語れず胸にずっとしまいこんでいた心の奥底までもさらけだして、自分を知ってもらいたい。



カッコつけた自分だけでなくドロドロとした汚い面も全てを理解してほしい。


全ての自分を知った上で愛してると言ってほしい。


その上で一緒にいてほしい。。




そんなささやかで残酷な夢をジャッキーは「シメコ」さんと一緒に見たいと
深く切望していました




それをとことんまで追いかけたジャッキーのお話をこれからしていきたいと思います


つづく





クリクリクリック

コマツザキ【完結編】 

2005年08月25日(木) 7時29分


PM12:00


コマツザキからの電話に恐る恐る出ると、受話器からはユーロビートや周りの雑音は聞こえず、とても静かでした


コマツザキさん 今日はもう僕は寝ようと思っていましたよ



オマエこれからナナさんの部屋に来い






ナナさんというのは、コマツザキがバンド始めようとした時にコマツザキさんのファンになりたいと言っていたマユナシの女の子でした



えー、無理ですよ!明日仕事早いんですよ



今 ナナさんの部屋に来れば俺の手作りチャーハンが食えるのになあ




いやー もう晩飯食べたし、あと寝るだけなんでいいですよー 














今、思えばそれがコマツザキとの最後の会話でした。




ナナさんの友達からの情報によるとコマツザキはその後ナナさんの借りているアパートに朝までいて、ナナさんから一万円を借りて部屋を出たそうです。



その後、コマツザキは自宅に戻らずに、イシカワという友達の部屋で居候生活を始めました。



その頃にはコマツザキの携帯電話は不通になり、コマツザキの実家の電話も着信音はするのだけど、誰も出ずつながらなくなってしまいました。


僕のところには、コマツザキにお金を貸した人が、行方を聞きに何人も訪ねてきて、そのたびに僕はコマツザキの実家やイシカワの家に電話をしましたが、結局つながることはありませんでした。。。



イシカワの家の電話がつながらなくなったのはコマツザキが居候生活をするようになって数ヶ月経った後だということです。










コマツザキは今、現在何をしているのでしょうか。。




それは僕にはわかりません。





今だ 借金取りに追われて逃亡生活を続けているのでしょうか。




それは僕にはわかりません。





きっと今もこの世界のどこかでコマツザキは、元気に生きていると思います。


だってアナタは・・・







格闘技を全て極めた借金王なのだから




おしまい





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コマツザキ 

2005年08月18日(木) 22時18分


コマツザキからかかってきた電話の受話器からは、ユーロビートが流れてきました

いやー!今また金の卵にいるんだけどなー! おごってやるからオマエも来い!


えっ!? いいですよ( ̄□ ̄;) 明日、仕事あるし、まだ気持ちが悪いんで。。



そうかー。じゃあまた電話する








なんとコマツザキは前日、朝まで飲み明かして仕事をクビになったばかりなのに

またキャバクラに行って酒をかっくらっていたようでした。。。



次の日もまた次の日もコマツザキはキャバクラの金の卵から電話をしてきました。


今日も金の卵にいるんだけどよー









コマツザキは一週間、毎日のようにキャバクラ金の卵に通い

ついにむじんくんから借りた30万を使い果たしてしまったらしいのです



しかも最後の一日はタジーから一万円を借りてまでキャバクラに行ったということでした。





コマツザキとの付き合いを考えなければ。。。



ブルルルルルル   ブルルルルルル


そう思っていた所に、突然携帯のバイブが振動しました







ブルルルルルル   ブルルルルルル




着信を見るとコマツザキからでした。。。



ブルルルルルル   ブルルルルルル



うー、出るのイヤだなー



ブルルルルルル   ブルルルルルル




はい



僕は意を決して電話に出ることにしました


つづく


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早朝の惨劇V 

2005年08月17日(水) 7時34分


部屋に入ってきたのは、なんとコマツザキのおかあさんでした


おかあさんはいきなり腹にいっぱい空気を溜め込むと張りのある大声で



仕事の時間遅れるよー! 早く起きなさい!


と叫びました


コマツザキは寝転んだまま



もう、クビだー!!!




と泣きながら叫びました


そんなこと言ったって行ってみないとわかんないじゃない   

連絡してみなさい




ぅおう ぅおう わかったー!  ぅおう ぅおう



コマツザキはあと一回でも遅刻か欠席をしたらマネージャーからクビにすると言われていたのです



泣くんだったらしっかり仕事に行けるように準備しとけばよかったのに・・・と思いながらまた眠りにつきました。











お昼頃に目を覚ますとコマツザキとジュースを買いに外に出ました


家の周りはお店と言えるものは自動販売機しかなかったのでほかにすることがありませんでした。。


バイトクビになったんですか?


わからん。 でももう行くつもりはないけどな


だってコマツザキさん、マネージャーが半年くらい勤めたら正社員で警備の責任者にしてやるって言われて燃えてたじゃないですか


うっせー!! 俺はハナっからそんなの興味がないんだよー!!


みみーん!!



そうですか・・・(汗)


その後、僕は自分の家に帰り部屋でくつろいでおりました



明日は仕事行かないとな二日連続で休むわけにはいかん


そう思って寝る支度をしようとした時。




またコマツザキから電話があったのです。。。


つづく

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