山田あかねの一喜一憂日記

ドービル日記
(記事数:6)

All to the sea.

2010年03月16日(火) 21:59
日々、働いているけど、映画祭ネタをもう少し。



これは、映画「すべては海になる All to the sea」の海外用のポスター。

なんか、いいでしょ。日本のより、もしかして、こっちのが良かったんじゃないか…。



で、こっちが、ドービル・アジア映画祭のポスター。袈裟をかぶって、自転車に乗っているひと、日本ではそんなにいないと思うけど、ヨーロッパの人びとにとっては、これが「アジア」のイメージなんだろうな…。

だから、海外の映画祭を狙って、映画を作っているひとは、あえて「日本的」「アジア的」な風景や、物語をつくる。そっちのが海外では受けるし、賞の対象になりやすいからだそうだ。以前、インタビューした、K監督(海外の映画祭での受賞歴あり)は、言ってた。意識して作っていると。

へえ、そういうもんか……好きなものとか、作りたいものを作るのではなくて、“海外で受ける”ことを前提にするのか…へえ、って子供のように驚いたのだった。しかし、現在のマーケット原理主義社会のなかでは、「受けなければゼロ」だから、そっちのが正しい作品作りなのかもしれないなー。

知り合いの売れっ子脚本家も、テレビの脚本家とはサービス業である…って宣言していたもんな…。

そういうことにですね、無自覚でやってきてしまった自分であった…それゆえ、苦労も多かったけど、初めての海外では、あえて日本的でもなく…だれも着物きてないし…いわゆる日本の田舎の風景ないし…戦争の話でもないけど…結構、受けてた。だから、いいことにする。撮りたいものを撮るのだ−。

閑話休題。

今日は、ロケで、いろんな面白い話が聞けてよかったんだよ。なかでも、芸術家にとって作品を作るってことはどんなことか…ということをですね、某大学の先生に話してもらって、とてもじんと来ました。

今月いっぱいは、テレビの仕事に邁進しますけれども、4月から、自分の作品作りに戻りたいと思う。この2ヶ月でかなり頑張って、映画であけたアナを塞いでいる。チャイコフスキーみたいに、パトロンがいたらいいけど、そうじゃないから、頑張ってはたらくのだー。

パリから帰りの飛行機で、「マイレージ・マイライフ」という映画を見た。この感想も書きたいけど、また、後日。



日常と追憶

2010年03月15日(月) 22:51
今日は、朝からスタジオ収録でした。
すっごい眠かったけど、始まると、元に戻って、いつも通り楽しく収録しました。

けど、まだ、ドービルの写真があるから、続き。



これは、劇場で自分の映画が上映されているところ。英語字幕と、フランス語字幕が出ています。



かわいい街中。



かわいいケーキやさんのウインドウ



海辺のレストランで食べた、牡蠣やカニの盛り合わせ。



伊勢エビをバターソースで。



ノルマンディの代表的デザート、アップルタルト。

…そんなわけで、ドービルを懐かしく思い出している。今思うと楽しかった。すでに日常にいて、明日もロケだし、ぼんやりしている暇はないんだけど…。

今日は睡眠3時間くらいで、スタジオ収録したから、今、ピークに眠いから、限界。早く寝ることにいたします。
仕事は、ちゃんとしている〜。







ドービルのこと…

2010年03月14日(日) 00:48
そんなわけで、日本に帰ってきました。明日はもう、スタジオ収録という忙しさだけど、ちょっとドービルのおさらい。写真で振り返ってみよう。



ドービルの海岸に、自分の映画のタイトルを書いてきた。

 ALL TO THE SEA

遠くまで行けるように…。



ビーチハウスには、俳優や監督の名前が刻まれている。これは、マーロン・ブランド。



街のなかはこんな感じ。



ここが映画祭のメイン会場。昼間は閑散としている。



ホテルのロビー。とてもクラシックな雰囲気。



泊まった部屋はこんな感じ。



同じフロアには、エリザベス・テーラーの名前つきのスイートがあった。



お気に入りの魚スープ。マヨネーズを載せたパンとチーズをスープに入れて食べる。



お気に入りのクレープ。



お気に入りのネモくん、13歳。



カフェから見た街の風景。日が暮れると、人通りがとても少ない。

そんなわけで、急ぎ足で写真を紹介した。あわただしくやって来て、ばたばたと帰ってきたけど、結果的にはやっぱり楽しかった。なにが楽しかったといえば、やっぱり、自分の映画が受けたことだ。その瞬間に、それまでの苦労やらトラブルやらが一気に飛んだ。全部okになった。マイナスがプラスにひっくり帰る瞬間だ。

なんかねーどんな高価な料理より、どんなブランドの服より、やっぱり、作品褒めてもらえることが最高のプレゼントなんだな、自分には。犬は比べものにならないけれども。

ネモが私の足にハナをすりつけてきたので、そのズボンの匂いを日本に帰ってミニに嗅がせました。ミニ、なんか喜んでた。ネモは♂だから匂いでわかったのかもしれない。犬って不思議。

明日はもう、早起きして、仕事だ。連日ロケして、編集して……。すぐに日常だけど、ドービルでいい感じだったので、次の目標は、パリでの上映ってことにしました。テレビの仕事をしながら、パリ上映目指して、動き出すぞー。

Deauville asian film festival [ all to the sea]





















フランス初公開!

2010年03月13日(土) 09:46


今日、夕方の4時半から、自分の映画「すべては海になる」…英語だと、ALL TO THE SEAが、ドービル映画祭の会場でお披露目だった。

行ってみると、1500人キャパの会場にオープニングセレモニーのときと同じくらいひとが入っている。これって、日本より多いんじゃないの?…(笑)ってくらい。

で、写真にあるように、名前を呼ばれて、登壇。最初少しだけフランス語で挨拶し…(通訳のひとにお昼ご飯の時にカタカナで書いてもらった)、しかし、途中で頭真っ白になって忘れて、持っていたカードを見たら、爆笑された…。その後、日本でスピーチをした。なんかわからないけど、とても受けていた。

そして、上映。英語字幕とフランス語字幕で久しぶりに、我が子を見る。う〜ん、久しぶりに見ても、じんとくるところはあるし、足りなかった部分はある。その上、海外に関する記述が多いので、果たしてフランス人はどう受け取るのだろうかとハラハラする

が、意外に笑いを取っていた。

そして、ロールになったあたりで、なぜか、大拍手になった。そしてライトがあてられて、映画祭のひとから、「立って、立って!」と言われて、あわあわしながら立つと、観客がけっこう立って拍手してくれた。いわゆるスタンディング・オベーション!

うれしいやら、びっくりするやらであわあわしている間にロールが終わり、客席が明るくなると、たくさんの観客に取り囲まれた。うわっ、こんなの初めて。それで、みなさん、パンフレットを持って、「サインしてくれ!」という。ペンなど持っていず、また、あわあわしながら、半泣き状態で、サインをする。すごいいっぱいサインした。生まれて初めての経験だった。

にわかには信じられず、いったい、今のはなんだったんだろう…的な気分になる。でも、映画を見たひとが、フランス語ながら、良かった、とか、前向きだったとか、勇気をもらった…みたいなことを言っていることはわかった。

それから、釜山映画祭のディレクターも来てくれて、「コングラチュレーション!」と言ってくれた。

すげえ、嬉しかった。

下の写真は、この映画祭の主催者、リオネルさんとその愛犬、ネモくん、13歳。





これは、ホテルのなかの、映画祭のポスター



もう、明日帰るのだけど、今夜はすごくハッピーだった。なので、スタッフに夜ご飯、すっごいご馳走しちゃったよ。
ロブスターやら、牡蠣やら。この写真はまた明日。

「フランスで監督やったら?」と言われた。「フランス人好みの映画だ」と言われた。そーか、じゃ、移住しようかな。小説もフランスで翻訳できるように営業はしてきた。

非常に厳しいスケジュールで、ギリギリでやってきたけど、とても実りがあった。できれば、最後までいたいけど、テレビの仕事が待っているので、明日の朝には、帰路につく。

ほんと有意義でした。ありがとう、フランス!ありがとうドービル!

絶対、パリで公開するように頑張ると誓うのであった。

ドービルにないもの…

2010年03月12日(金) 07:56


そんなわけで、ドービルという街にいる。



泊まっているのは、↑このホテル。

このあと、映画祭のポスターの貼られているホテル内とか、会場の外景をか写真をアップしようとしたが、なぜかつながりが悪くて、断念。私自身も疲れと眠さでつながりにくい…?ので、長い日記は断念する。

今日は、午後から行動開始だったので、少し楽だった。お昼ご飯のあと、街を歩く。歩いて気づいたことは、この街には、スタバもマックもないってこと。街の雰囲気を壊すような店は一軒もないのだ。だから、なんか落ち着くのかもしれない。

ということで、明日はいよいよ自分の映画が上映される日です。ものすごく広い会場…「海」公開上最大の広さ…なので、ちょっと心配、まあ、いいか。

とにかく眠いし、ネット状態もわるいので、寝ます。

パリからドービルへ。

2010年03月11日(木) 17:38


パリ2日目。

豪華な朝ご飯からスタート。写真は、フルーツサラダ。結構な分量でこれだけで、充分な感じがした。

このあと、クロワッサンやブリオッシュ、トースト、バゲット、ペストリーなどが山盛りのパンのバスケット、チーズオムレツ、ベーコン…と来て、一日分のカロリーを摂取する。宿泊代にインクルーズじゃなかったら、恐ろしい値段だった。

朝食のあと、車でドービルに出発。高速に乗ったあたりで、爆睡。「パリから北の田舎町、ドービルまで、刻々と風景が変わる様子がよい」と聞いていたけど、窓の外の風景を楽しむ間もなかった。目がさめたら、ドービルだった。

 ホテルの部屋からは海が見える。



ランチに食べた、ムール貝のクリーム煮。この地方の名物ということで、とても美味しい。同行のカメラマンがグルメらしく、いろいろ詳しくて良かった。



このあと、クレープを頼んだら、グラタン風のものがきた。これも大変美味。でも、半分までしか食べられなかった。この前に魚のスープを頼み、これも美味だったので、おなかいっぱいになってしまった。


こちらは、グルメカメラマンの頼んだ、豚の内臓の煮込み。これもこの地方の名物らしい。ちょっと味見させてもらった。うー自分には苦手だった。日本でいうところの「煮込み」なのかも。

デザートもトライしたかったけど、すでに2日分のカロリーを摂取しているので諦めた。けど、この店はとても美味しくて楽しかった。

このあと、街や海の実景を撮りに行った。普通に撮影していると、普段の自分に戻れて落ち着く。しみじみ、自分はテレビ屋なのだと思う。

夜は映画祭のオープニング。これについては、次の号にて…。


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