山田あかねの一喜一憂日記

小説「すべては海になる」
(記事数:28)

ゲラチェック。バッグもチェック。

2009年08月18日(火) 23:34


写真は、今日の買ったもの。毎日、ふらふらとアフリカ行きの準備をしているけど、つい余計なものを買っておる。これは、ナイロン製のトートバックです。便利かなーと思って購入。実はこの手の小さめなトートバックが大好き。OLさんがお昼に出るとき、お財布や携帯を入れていくランチバッグみたいなもの。自分も編集室からお昼に行くときとか、ぶらさげてます。大きなカゴのなかに忍ばせたり、犬の散歩にもよいですね。…ってたくさん持っているんだけどさ。

さっきまで、ゲラチェックしてました。映画の原作になった小説「すべては海になる」の文庫が出るので、その原稿をチェックしていたわけです。元は2005年の春に書いたので、すでに4年もたっている。久しぶりに読むと、恥ずかしいやら、なにやらで。よくもまあ、こんな過激なシーンから書き始めたよなあとか、形容詞多いよ、とか、他人が書いたように新鮮に読んでます。

いいところもあるけどさー、まだまだだね、こいつ。冷静にそう思った。書いた時は精一杯だったと思うけど、とっちらかっているよ。全部書き直すわけにもいかないので(いくのかもしれないけど…それはせず)、くどい表現を削ったり、直せるところこは直したりしています。

こんな自分でも、時々、「文章うまいね」なんて褒められることもあって、本人もその気になっていたが、失礼しました。全然、まだまだでした。

もっと修行せねば…と心底思いました。人生は短く、芸術は長いっす。小説→脚本→映画といろんな段階を経ているので、複雑ではあるのですが。映画とはやっぱりちがうなあ。そうか、こういう話だったのかーと書いた本人が驚いている。本人以外はもっと不思議に思うだろう。もっとちゃんと書けるひとになりたいよー。もっとちゃんと書きたい。

現在、少しでも良くなるように、推敲しております。あと半分くらいだから、アフリカへ行くまでに終わると思う。ホッ。

明日、やっとパスポートが交付されるー。これで旅の準備も整いました。ハレイワのトートバッグ持って出発だー。

今年も残りわずかなの。

2008年09月28日(日) 23:16
今日、ショックだったこと…。

三越の「おせち料理案内」のDMが入っていた。もう、おせち料理?早すぎるよ−。

ファッション業界でも、8月くらいから、「秋物」を売り始めるけど、早すぎたよなあ。こっちはまだ夏の終わりの気分でいるのに、まだ、カゴバックもって外歩いているのに。もう毛皮とかブーツとかセーターとか言い出している。いわんや、おせち料理とは!

おせち料理ってことは、来年ってことで、すでに今が、晦日…今年ものこりわずかってことでしょう。だめだめ。私の気持ちのなかでは、また、09年は始まったばかりなのだから。なんも達成されないまま、また、一年が終わるなんて、困る〜。

と騒いだところで時の流れは誰にも止められない、フェアでクールなものだからなー。夏が終わると一気に、今年も残りわずかって気持ちになる。しかたないか。

じゃあ、すでに今年の反省でもしようかな。ついでに来年の抱負とか。クリスマスプレゼントは何がほしいかとか。はあーっ。

とはいえ、今週はいろいろ宴会もあるし、芝居も見に行くし、人生を楽しもう。ぐだぐだ言ってないでさ。

今日は日曜だけど、一日寝ていました。これまでの疲れがマックスな感じで。夜から少し、小説の仕事をしようと思います。はい。まじめなわたし。

「すべては海になる」韓国で発売!

2007年05月13日(日) 21:22


写真は、7月に韓国で出版になる、拙著「すべては海になる」の韓国版です。今日、韓国から届いた。

英語タイトルは、日本バージョンでは、「ALL TO THE SEA」なんだけど、韓国版では、「SEA MISSING YOU」となっている。
韓国の出版社、知識旅行社の社長、ユンさんが、つけてくれた。
「君に憧れてる海」にしていいですか?ってメールが来た。ユンさんを信頼しているので、すっかりお任せしている。「SEA MISSING YOU」もなかなかせつない感じがしていい。小説は、かなり過激な内容だけど、韓国のひとたちはどんな風に読んでくれるかな。楽しみだな。


韓国の出版社、知識旅行社のユン社長のことを少し書こう。写真は、韓国で発売中の、五木寛之さんの著書。(韓国語なので、タイトルわからない)。ユン社長とは、「ベイビーシャワー」を韓国で出版してくれたことが縁で知り合った。それを私がNONFIXという深夜のドキュメンタリーで番組にしたことから、何度か会うようになり、その真面目な人柄と出版業に向ける情熱、ていねいさにすっかり、ユンさんのファンになった。高校まで、本といえば、教科書しかないような環境で育ち、本を読む楽しさ、本のすばらしさに大学で出会ったと言っていた。出版業で身を立てると決心されてからも、日本と韓国を行き来し、日本の小説については、日本の編集者以上に詳しい。

そんなユンさんがもっとも好きな作家が五木寛之さん。ユンさん、その情熱を胸に直接、五木先生にアタックしたという。韓国にも例えば日本における文藝春秋、新潮社みたいな伝統ある大手出版もある。ユンさんの会社は、彼が始めた創立7,8年の、規模としては小さな会社だ。けれども、ユンさんの情熱により、巨匠、五木先生のほとんどの著作の韓国での出版権をユンさんの会社が持っているという。なんかわかる。ユンさんというのは、そういう人柄なんだよなあ。

自分の本に関しても、「まだ、韓国では早いかもしれない。けど、出版しておこうと思った」という直感だけで、日本でも無名の私の本を出してくれた。しかも二作とも。ありがたい話だ。今日は、ユンさんから小包が届き、自分の本以外にも、韓国で出版された日本の本を送ってくださった。うれしい。だが、しかし。私はハングルまったく読めないので、そのほかの本がいったいなにかわからないんですけどね・・。

小説の主役は書店員?

2006年11月16日(木) 00:36
昨日は、朝日新聞のいじめっこ記事に異議あり!ってかんじのことを書いたけど、いやあ、悪いことはできないねえ。(って、別にしてないけど)。今朝、同じく朝日新聞読んでたら、「表現の秋」というコーナーに、「小説の主役は書店員」という記事があった。元・書店員のひとが、書店員が主人公のミステリーを書いたらしく、それに関する記事であった。ふうん、そういうこともあるのねえとぼんやり、読み進む。

最近、書店員を主人公にした小説がいろいろあって、しかも評判になっている・・と続いている。そうかよ、あっしの二作目だって、書店員が主人公で、ブームとか言われる一年前に出してるさ・・とはかなんでいたら、あら、身覚えのある書名が・・。拙著も書店員が主人公の小説のひとつとして、紹介されてました。やったね!

しかしさ、ほかの小説はざっくりしたあらすじまで書いてもらっているけど、うちのコについては、ヒロインはアルバイト書店員・・という、ほとんど情報として魅力のない記述であった。(ひがむぞ)。もちろん、これは仕方ないかな。ここで取り上げられていた本のうち、一冊は読んだことあるけど、なんつうか、前向きだったり、よいこの書店員なのよね。私の本の主人公はさー、書店員としては、表面的には、かなり不良(ワル)ですから、新聞メディアとしては、書きにくいのであろう。

ここでもほら、職業による、思いこみが・・。書店員=本に親しむ、善良なひとっていう前提がある。底にあるのは、本が好きなひとは、知的で善良ってことかしら。私の主人公みたいに、本は好きでもインランだと嫌われるのでありましょう。まあ、いいけどさあ。それとも、昨日の批判的物言いに対して、「じゃあ、おまえの本については、ちゃんと書いてやらねえよ」という見せしめがあったか。ないない。(たぶん)

と、ぐだぐだ言ってますけど、こんな形でも取り上げてもらえると嬉しいです。売り上げにつながらないかなあ。つながらないんだろうな。だってさ、このブログのアクセス数もいつも通りだし、SNSの方ではかろうじて、1名が、新聞によってやってきたくらい。あるいは、新聞を読む人とPCを操るひとは、あまりかぶってないのかなあ。

そんなわけで、新聞に小さく載って、めでたし、めでたし。それでも、人生は続くし、僕らは生きていくのさ・・みたいな口当たりのいいことでも言っておこう。

さびしい夜にはそばにいて。

2006年02月08日(水) 00:29
今週はよいことが続く。

ひさしぶりに(二か月ぶりだよ)ジムに行く。
ほどよく運動して、機嫌よく帰ってきて、途中ふらりとコンビニによる。

例のストーカーKの記事が週刊朝日に載っているようなので(電車の中吊りで見たのね)
確認のため、立ち読み。
特別新しい情報はない。

その後、ふらっとアンアンも見る。
もちろんアンアンのよき読者ってわけではないんだけどさ。

近々、アンアンの新刊案内のコーナーに、「すべては海になる」が載りまっせってことは
知っていたのですが、具体的な日付けは知らなくて。

で、なにげな〜く手にとったら、載ってた、(79ページ)
いや、もちろん、いつか載せてくれるってことは知ってたけどさー、それがたまたま手にした今日だったなんてすごいよね。引き寄せられた感じ?

そんなわけで、浮かれて帰ってきた。
うかれついでに、東京スカパラダイスオーケストラのマキシCD「追憶のライラック」聞いてます。

マキシって4つくらいしか曲がはいってないから、買うの躊躇しちゃうけど、でも、買っちゃった。
それで、なんかはまってる。

そのなかにさー、
「さびしい夜にはそばにいて〜」という「さび」があるんですよ。
ここで泣く。ここで、しめつけられる。
うん、わかるわかる。

主人公はわがままな男なのだな。
それで、しょっちゅう行方をくらましているような、しようもない奴なんです。
で、彼の恋人である彼女が、ほとほと困って、言ったセリフが
「さびしい夜にはそばにいて」

その他はもう、いいから、さびしい時だけ来てよ、とギリギリのお願いをしたわけですね。
でも、その当時、男は(曲全体が、回想モノなのね)、そんな彼女のギリギリのさびしさを理解できずに、ほったらかして、結局、別れてしまったのだな。

その頃のことを思い出している、って曲です。(って勝手に解釈)
タイトル「追憶のライラック」だし。

長いこと生きていると、「ああ、あの時のあっちの気持ちはこんなんではなかったか」と突然気づくことがある。若い頃には想像もできなかったかたちで。

そんなわけで、アンアン片手に、スカパラに心ゆらしているのだった。

セクシーラブコメディ?

2005年12月15日(木) 05:02
本日は、一日家にいて、書き物のお仕事をだーっとやりました。

まず、午後はテレビの企画書1本。知り合いの出版関係者のドキュメンタリーを作ろうと思って、企画を立案。すでに活躍中のひとなんだけど、ユニークなキャラだし、出版業界って、どんどん変わろうとしているから、それを描きたいな〜と思って。

この間、韓国版をつくったので、やはり、日本の出版事情も作りたいなと思いまして。今や、出版業界も世界市場だからなあ。その意味では、まさに世界マーケットを相手に、本を作っているひとなので、ぴったりかなと。柔軟な人柄、それでいて、細やかなフォローがある。成功するひとってみんな似ているんだよなあ。企画、通るとよいけど。

その後、ずっとゲームの原稿を書く。う〜ん、分量が多いのでたいへんだ。日頃、早書き自慢のわたしであったが、それでも限界はある。なんか、疲れた〜。

働いたあとには、ちょっとよい気持ちになりたいのが人情ってもの。
(でしょ?)

なので、「ほめられたい私」は、「すべては海になる」の感想をまた載せさせていただきます。

本日の方は、友人のCM制作会社社長さんです。
映画も作っている、かっこいい会社なのだ。こういうプロのひとにほめられるとホントうれしい。
おかげで、セクシーラブコメディの映画を作れるかも。

<感想ファイル 5 メールにて拝受>

「すべては海になる」のご本、ありがとうございました。
「ベイビーシャワー」以上に、大変面白く読みました。

エンコウしてたという主人公も、品よく好感もてました。
少年が格好良すぎる感じもするけど、薫くんですもんね。

文章はどんどん上手くなってるのではないでしょうか。
少なくとも、僕は一気読みでした。

ロマンチック・セクシー・ラブコメ、作りましょう。

(CM制作会社社長/男性/47歳)

傑作の予感?

2005年12月14日(水) 02:25

クリスマス仕様のミニも喜んでいる。

今日は浮かれモードです。
ひさしぶりに、友人と渋谷で飲んだ〜。20年くらいつきあっているので、その間にお互い結婚したり、離婚したり、あらゆるトラブルを乗り越えてきたけど、その時々で、「大変だよね〜」とか
「ひどいやつだ」とか言い合ってきた。

今、彼は大変な時期だけど、きっとそのうち、抜け出せるよ〜と焼き鳥屋で盛り上がる。楽しかった。(と言いつつ、相手はトラブルの真っ最中なわけだが)

なんで浮かれているかというと、単に酔っぱらっているからだけじゃなくて、日経新聞に、うちのコ、小説「すべては海になる」が取り上げられていたのでした。うふ。

記事をそのまま、ここに書いていいのでしょうか。著作権の侵害になるのだろうか。営利目的じゃなければいいのか、書き手に許可はいらないのか・・など、日頃、テレビ番組を作っているので気になる。このあと、著作権の番組もやろうと思っているからね。

インターネット時代に入って、法律が追いついっていないんだよね。いろんな部分で。そこらへんを取材しょうと思っている。すっごく勉強しなくっちゃ。ネットと法律と著作権。

そんなわけで、営利目的じゃないので、コピーさせていただきます。

「日経新聞 読書のコーナー」より

目利きが選ぶ今週の三冊   文芸評論家 北上次郎

「すべては海になる」 山田あかね著

 27歳の独身書店員と高校2年の少年の不思議な交流を描く物語。
 まだ、もどかしいが、この向こうに傑作が待っているとの予感がある。次作に期待したい。


と、書き写してみると、まあ、短い。けど、そういうコーナーだから仕方ないでしょう。
傑作の予感か・・つまりに、次に書くものは傑作になるかも?って意味かな〜。
じゃあ。やっぱ、「海」路線で行けってことかな〜。

最近、好意的な批評を頂くので、胸をなでおろしているけど、出版に至るまでは、暖炉に捨ててしまおうかと何度も思ったほど、酷評でしたから、正直。いやあ、燃やさないで良かった〜。もともと、暖炉なんかないけどさ〜。

そういえば、明日、とある業界紙にも、記事が載るのだった〜。楽しみじゃな〜。

アルコールの力も手伝って、ハッピーな夜。

北上次郎さま  ありがとうございました〜。

次、傑作、書きますね〜。

小説から遠くはなれて

2005年12月13日(火) 03:50
久しぶりに、小説「すべては海になる」の感想を載せます。

今日は、CGアーティストの女性から。CGアーティストって肩書きでよい?と聞いたら、本人から、
「そんな風に名乗ったら、後ろから頭はたかれそうだから、CG屋にしといて下さい」って言われた。
まことに、控えめなひとであります。

実際には、テレビ番組のCGをたくさん作っている才能あふれるアーティストなのですが、(ついでに、このホームページも作ってもらってます)本人の意志に従っておきます。

彼女は偶然にも大学の同じ学科の後輩にあたります。
私の卒業したのは、ロシア文学科という、まことにマイナーな、マイナーな学科なんだけど、そんなひとにこの広い世界で会えるとは思わなかった。
なので、ある番組の打ち上げで、偶然知った時、お互いに「うそ〜」と叫んでしまった。

ああ、懐しきロシア文学。

今時、トルストイもドストエフスキーも読んでいるひといないどころか、
きっと、『誰それ?』って言われちゃうんだろうなあ。
わたしなど、こういうもんが文学だと信じて大きくなってしまったので、
簡単に小説なんて書いちゃいけないと思ったし、
社会や歴史と無関係に
「だれそれがすきだあ〜」「ごはんがおいしい〜」みたいなことは、
小説のテーマになりえないのだと思っていました。
それが今や・・・。

というわけで、いただいた感想です。

<感想ファイル 4 メールにて拝受>

夏樹と光治は、お互いが危機にあったときにちょうど自分と似た人に出会えてラッキーだったんだなーというのが全体の感想です。

たぶん二人とも自分の生き方を変えようとは思っていない。それまでに苦労して苦労して立て直してきたものだから。
だから、彼らに必要だったのは「その道を行け!」と強く背中を押されることだけだったのでは。
ほかの人が歩いている道ではないから、進み続けることに迷いが出てきちゃうのでしょうね。他者の抵抗も大きいし。
出会って、互いの存在にょって、確信をもって自分の道を進めるようになって、よかったなーと思います。
「進め!」というのは(そして実際に突き進むのも)、たいへん気持ちがいいです。

ヒトのつくるものの限界

2005年12月12日(月) 02:36
週末より、海の家に出かけていて、夜になって、都内に戻ってきた。

運転しながらラジオを聞いていたら、キックザカンクルーの「クリスマスイブ」がかかってた。深夜の高速で聞くにはいい感じだけど、これって山下達郎の曲だよね。DJのひとがいろんな曲をアレンジするのを聞いていても思うけど、ほんと、今や、編集の時代っていうか、アレンジの時代っていうか。

前に、知り合いのちょっと天才肌のひとが、
「創造とは神が行うこと。人間には、本当の創造はできない。できるのはすべて、編集だ!編集でしかない」と叫んでた。
そんなことを、「クリスマスイブ」を聞きながら思い出した。

確か、坂本龍一さんも似たようなことを言っていた。
「自然がつくるものには、ヒトがつくったものは勝てない。夜明けの海の色とか、森をぬける風の音などを超えるものはできない」みたいなこと。

そうだよなあ。

長く生きて、いろんな本を読んでいると、「ああ、これって、○○に似ているな〜」とか、「このテーマはずっと昔に終わったはずだが」なんてことをよく思う。けど、本を初めて読むひとにとっては、過去を知らなければ、それなりに新鮮に思えるだろうなあ。(あれ、テーマずれているかな)

かといって、あきらかに「語り尽くされた」感のあるものに手を伸ばしたくないしなあ。

そんなことをつらつら考えて、家についたら、お歳暮で、入浴剤の詰め合わせが届いていた。うれしい。入浴剤、大好き。といっても、「ゆずの湯」とか「さくらの湯」とかもすべて、化学的なものなんだけどね。まあ、いいか。

ネット上の暗殺

2005年12月07日(水) 01:22
明日、というか、すでに今日だけど、12月8日はジョンレノンが暗殺された日だ。
今から25年前、自宅のダコタハウス近くで、ピストルで撃たれてこの世を去った。

撃ったのは、熱狂的なファンとも言える男。彼はジョンレノンを死ぬほどよく知っていただろうけど、ジョンにしてみれば、全然知らないひとだ。暗殺って、自分は全然しらないひとからいきなり殺されることだよなあ。

今だったら、ネット上でさんざん、中傷されたりするわけだ。この手の心理はわからなくないけど、人間の心の闇の部分をてらしだすようで怖いなあ。

よく知っている人に中傷されたり、殺されたりするものいやだけど、知らない人の方がよりいやだなあ。まあ、死んでしまえばどっちであっても同じかもしれないけど。

JーWAVEがずっとジョンレノン追悼特集みたいなのをやっているから、ついつい考えてしまった。40歳だったんだ。無念だっただろうなあ。

そんなことを考えていたら、うちの犬が、少し開けた窓辺に座って、星を見ている。時々、うちの犬たちは、空を見上げている。鳥でも来ているのかな、なんて思って何度か一緒に空を見たことがあるけど、どうも、彼等は具体的なものを見ているわけじゃないようだ。

黒く光るハナを天に向けているから、空を見上げているように見えるけど、あれは、ハナで周囲の情報を獲得しているんだと思う。犬の嗅覚は人間の300倍などと言われるから、外の空気から、「あの公園に柴犬のタコがやってきやがった」とか「新入りのハスキーが近所を歩いている」とか「発情しているやつがいるな」とかの情報を得ているのだろう。

でも、星をみているんだな、と考えるほうがなんだか、楽しい。人間にははかりしれないもの、あきらかに別の生き物としての、ふるまいを見る時、なぜかうれしい。地球は人間だけのものじゃないよなあってしみじみ思うから。

あれ、暗殺とどう関係あるかって?
いや、いろんな思いにとりつかれてしまうのもまた、ヒトだけだよなあ、と思って。

今日は、新作の感想はおやすみ。
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作家・TVディレクター・映画監督
趣味・犬・海
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