山田あかねの一喜一憂日記

ドイツ&スイス
(記事数:8)

苦しみと救い

2008年06月24日(火) 03:27


今日はドイツの旅の復習です。

写真は、ドイツのローテンブルグという中世の面影をしっかり残した町です。偶然、遺ったわけではなく、国が決めて残しているわけですね。とてもかわいらしい町でした。が、



この町のなかに、中世犯罪博物館なるものがあり、中世の拷問道具が展示されておりました。上記の写真は、罪人にかぶせる鉄の仮面です。恐ろしいけど、デザインがユニークです。



おしゃべりな女を閉じこめたという木製の檻みたいなもの。



そして、貞操帯です…。

この博物館を見て思うことは、
1)残酷なのに、デザイン的に優れたものが結構ある、
2)キリスト教と拷問とSMの関係を考えないわけにはいかない
3)中世に生まれなくてよかった…。

の三点でした。1と3はともかく、宗教と苦しみのついては、ちょっと考え込みました。

たくさん苦しめば、救われる…のような考え方ってありますよね。サクリファイスっていうのでしょうか。犠牲になることで聖性を帯びる…というような。もちろん、宗教のある部分は、苦しみから逃れること、もしくは現在受けている苦しみを別の解釈をすることで乗り越える…ことに重きを置くわけですから、当然、そうだと思う。

仏教だって、修行と称して、滝に打たれたりもするわけだし。強い苦しみや痛みに耐えた先に、悟りがあるとか。張り付けされたあと、復活するとか。

考えがまとまりませんが、拷問された側の気持ちを考えないわけにはいきませんでした。

ユニークな博物館でした。

山は神聖な場所。

2008年06月21日(土) 05:48


ツエルマット滞在中。ホテルのテラスから見た風景。かわいらしい庭が見えます。



マッターホルンも見てきました。今度はそれほどの高度まで上がらなかったので、リラックスでした。


夕食はいわゆるチーズフォンデュ。



デザートはメレンゲ+クリーム。

はい、恐ろしい勢いで太っている実感があります。帰国後はダイエットしなくては。夏なのにやばすぎる。

マッターホルンの近くまで行って思うことは、山に対する欧米人と日本人の考え方の違いについてでした。以前、NHKのウォーキングの番組を作ったとき、お話をうかがった方(えっと、大学の先生
)からうかがったのですが、日本では古来、山は登るものではなく、「神さまの住む神聖な場所」として、下から仰ぎ見るものであったと言います。「登山」という考えが入ったのは明治時代以降で、日本人は、高い山を見ても、そこには神が住んでいるから、入ってはいけないと思っていたそうです。

そこへ行くと欧米人は、高い山を見ると登ってみよう、って考えるようですね。アイガー北壁なんか、あんなすごいところを登ろうなんて、とてもとても考えられないですが、制覇した方がちゃんといらっしゃるわけで。

そんなわけで、どちらかと言えば、自分も山は登るより仰ぎみるほうが向いているようです。しかし、犬と一緒なら、登山もハイキングも楽しいと思うなあ。スイスでは、犬を連れて登山しているひとを結構見かけました。登山列車にもケーブル車にも犬は普通に乗っているし、ホテルにも泊まっているし、ほんと、犬が好きなひとにとっては、幸せな場所です。

そんなスイスとも明日でお別れ。やっと帰国です。

文化系海派。

2008年06月20日(金) 06:55


昨日は、このホテルで夜ご飯を食べました。とてもゴージャスなホテル。



スープは金魚鉢に入ってました。おいしかったす。



今日はツェルマットに移動しました。マッターホルンの麓の村です。
写真は、今夜のホテルのフロント。(外景は撮影するの失念)。
フロントマンはゴールデンレトリーバーくんが務めてました。



話しかけても、「面倒くせ〜」って様子で、あまり仕事熱心ではないようです。
他に猫もいました。犬も猫もフロントやその奥のロビーに自由に暮らしているんですよ。いいな〜。

ということで、あと2日くらいで日本に戻れる。うれし〜。山岳地方というのは美しくてよいのですが、自然なら「海派」である脆弱な自分には、アルペンリゾートは不向きのようでした。海だと潜ったとしても、ビーチで寝ていられるし、朝も遅くてもOKだし…。楽。but、山はたいへんです。まず、早起き。そして、山登り。つらいす。スポーツ苦手な文化系としては。

なんてことばかり言ってないで、明日はマッターホルンをそこそこ高い位置から見学することにいたします。
夜になるととても寒いのでした。

命がけアルプス(弱)

2008年06月19日(木) 07:37
今日は危うく死ぬところでした。比喩じゃなく。(笑?)

インターラーケンという駅から登山列車にのって、top of Europeと言われる、ユングフラウの3454mまで上りました。

途中はこんな感じ。


さらに上るとアイガー北壁の岩盤のなかを進みます。こんな感じ。


そして、頂上からはわずか25秒のエレベーターに乗って、頂上まで行くのですが、いや〜その途中で、心臓がばくばくいいだし、比喩ではなく、文字通りばくばく、頭が真っ白になり、息苦しくなりました。高山病の前触れみたいな感じ。途中でやすみやすみ進みましたが、これ以上上ると、死ぬかもしれない…という生命の危機を感じ、ここまで来たのに、ホントのてっぺんには行けなかった。いや〜怖かった。こんなところで死ぬのかしらん…と思いました。


で、元・救助犬のニコラス君。首輪にはちゃんとブランデーの入った樽をぶら下げています。遭難したひとを発見したとき、飲ませるためのブランデーを持っているわけですね、救助犬は。なんてよいお話でしょう。



ということで、列車で上っただけなのに、死にかけたユングフラウ登山でした。

恋しいのは…。

2008年06月18日(水) 06:14
今は、スイスのインターラーケンというアルプスの麓の町にいます。
明日、ユングフラウヨッホという山に登山列車で上る予定です。
いったい、自分、なにやっているんでしょう。



写真は、きれいな湖を撮ったつもりでしたが、すっごい遠かった…。
ぼんやりしてて、わからず。

ドイツ→スイスと移動し、いろいろなホテルに泊まっていると、ネット環境がそれぞれで、楽しいです…と言いたいところですが、面倒です。

昨晩は、無料だし、ワイヤレスだし、部屋からできるしで快適だったけど、今夜の部屋は、ランケーブルで(別にそれはいい)、部屋からつなげて、1時間5スイスフランです。600円くらいか…。

総計1時間でこの金額ならいいけど、途中で切ってあらたに繋ぐとまたカウントされるみたいなので、繋いだらその時全部やってしまわないと、アウトみたいだから、メールも書き、日記も下書きしております。

万全の構えでつなぐのだ。

日本を遠く離れて、一番恋しいのは、やっぱりうちの犬です。スイスの街中で犬を見かけるたびに、ここにミニがいたらなーと思ふ。どんなに喜んだろうか。
かなり大きなホテルでも、犬宿泊しているし。いいよな〜。

というわけで、スイスからでした。

成功ってなに?

2008年06月17日(火) 05:03


ノイシュヴァンシュタイン城。写真の通り、実際も薄もやのなかでした。
ルードリッヒ2世が建てたことで有名ですが、たくさんの観光客とともに見学して思うことは、
「へんなことしたひととそのひとが作ったものは遺るのだな」という感想でした。




ルードリッヒ2世だって、後世の観光地になることを予想して作ったわけではあるまい。
ギリギリの結構激しくて不幸な人生を送ったというのに、現在は多くにひとが訪れる場所になっている。

ここへ行く前にヴィース教会という世界遺産になっている教会にも行きました。
この教会だって、あまたある教会をしのいで世界遺産になったのは、もとになったキリストの像があまりにリアルだったってことに端を発する。

ふうむ。過剰な情熱は時代を超える…ってことなのか。

それとちょっと時間のずれた話ですが、飛行機のなかで見た「マーク・ジェイコブスのドキュメンタリー」のなかで、MKさんが、こういっていたのが印象的だった。

成功とは、好きなことをやり続けることができることを言う。

ふうむ。そうかもしれないなー。一瞬、成功=たくさんお金を儲けることと思いがちだけど、たとえ、お金がなくても、自分の好きなことをやり続けることのできる環境があれば、それは最高に幸せだろうなと思いました。

だって、絵描きさんで、儲からなくても、ずっと好きな絵を描いていける場所があれば、それで幸せだよね?小説家だって、ずっと好きな小説を書くことができたら、それでいいじゃないのさ。

そんなことを思いました。


写真は、今が旬の白アスパラガス。

つながらない

2008年06月16日(月) 06:13
今朝まで順調だったネット環境が今ダメです。理由わからず。いらつく。
おまけにサッカーのせいでホテルのまわりがうるさい。騒いでて。これ以上つないでると費用がかさむのでおやすみ

飛行機の進化。

2008年06月15日(日) 17:02


今日は、フランクフルトからローゼンブルグという古い町に移動しました。
中世の面影を残した小さな街です。その街のペンションみたいなホテルのロビーからAirMacでつながっています。昨日はアメリカ資本の大きなホテルで、ネットは有料でしたが、ここはロビーのせいか、無料で良かった…か?

今夜は、ドイツに来るまでの飛行機のことを少し。

知りませんでしたが、映画はすでにオンデマンドになっているんですねー。
機内では、好きな映画を選択して何本でもいつでも見ることができる。最近の作品ばかり。
「魂萌え」と「マイク・ジェイコブスのドキュメント」と「人生を幸せにする方法?ジャック・ニコルソンが出ている、余命半年同士の男の話…タイトル失念」と「エディット・ピアフ」の伝記もの、見ました。(ピアフは途中まで)。

さらにゲームもし放題であると。さらに、pcの電源もあったので、原稿も書けました。こうなると、家にいるのと基本、あんまり変わらない。席が狭苦しい(エコノミーすから)これ以外は、結局、家でやっていることとほとんど変わらないじゃないか。犬も機内に乗せられたら、家と同じだ〜。

おかげで11時間の飛行がそれほど苦痛ではありませんでした。ただ、機内放送とか食事で、肝心の映画を中断させられるのが苦痛でしたが…。

ということで、ドイツにおります。ドイツは20年以上前にちょっと来ただけだから、なんもわからん。食べ物の量が多いです。



写真は、今夜のデザート。白いアスパラガスがシーズンらしくて、食べました。写真をとるの忘れました。っていうか、空腹だと忘れるのだった。

昨日はヤプログがお休みでせっかくつながったのに、日記をアップできなくて、残念であった。
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