山田あかねの一喜一憂日記

漫画
(記事数:2)

江古田ちゃんとキサラギと今。

2007年08月08日(水) 00:48
風邪がようやく治る。

失ってみてわかる健康のありがたさ。とはいえ、健康になったからといって、さっさと働くかといえば、そうではなく、今日一日でしたことは、たまっていた家事少々、犬を病院へ連れて行く、漫画を読む、の以上でした。

もっとも時間と心をさいたのは、「犬病院」。今の自分の人生で、たぶん、もっとも大切なのが、ミニという犬です。ので、この犬にもしものことがあったら、恐ろしいのでした。が、無事でした。(詳細略)。

で、滝波ユカリの「臨死!!江古田ちゃん」読んでました。面白い。江古田ちゃんは、25歳のフリーターで、四畳半に住む貧乏なひとで、ときどきホステスの仕事をしたり、ヌードモデルをしたりしているひとです。割と、女子の本音っぽい漫画ですけど、こんな江古田ちゃんもときどき、「こんなこと、ずっとやっててどうなるんだろう?」と全裸で、畳に横になったまま、想像するんですねえ。

答えてあげたいね〜。
「あのね、そのまま、一生生きていくのよ。なんか劇的にいいことが起こって、夢のような生活が始まらないかしら…とか思ってるかもしれないけど、教えてあげましょう、そんなことは、絶対起こりません。そのままです。多少、貧乏じゃなくなるかもしれない。一時は結婚などによって、伴侶もできるかもしれない。いい仕事につけるかもしれません。が、今思っている、「なんかつまんないなー」とか「こんなことしてていいのかしら」とかって疑問が晴れることはありません、保証します、ずっとそのままです」

だって、先を生きてきた私が言ってるんですから、間違いない。もちろん、途中で、「生きてて良かった」的なすこしいいこともありましたけど、基本は「この先どうなるんだろう」という漠然とした不安に襲われていることに代わりはない。なんか、江古田ちゃんは、また希望があるのよね。二股かけられている彼氏から、本命に昇格したいとか、なんか儲かりたいとかさ。でもさー、そんなもん、本命とれたって、たかが知れてるし。儲かるたって、アラブの王様ほど儲かることはないし。

絶望的なことしか言えませんけど、なぜか、この漫画を読んでたら、楽しくなって、「ちぃーっとも変わってないのね」という気分になりました。で、続編も注文しました。

あ、「キサラギ」。この間、感想書こうと思ったら、風邪だったので、充分書けなくて。映画「キサラギ」は、アイドル如月ミキが、謎の自殺した一年後、ネット上で知り合った、彼女のファンが、ミキの追悼宴会をするというお話です。サスペンスなので、あんまり内容書けないけど、ネットで書き込みをしていたひとたちが集まるんだけど、実際は、本人の知り合いが多かった…というところが妙にリアルだなーと思ったのだった。

ドラマなどでも、制作に関わったひとたちは結構、ネット見てるし、書き込んでいるかは別として、そういうものだなあと。あ、それだけでした。

健康が回復して、それだけで、かなりハッピーであります。

イケナイ関係ほど萌える。

2005年08月05日(金) 03:48
渡辺やよいさんの「夜ごと楽園で君と」という漫画を読む。これはいわゆるレディスコミックといわれるもので、かなりきわどいエロティック漫画である。

フェミニストで作家の北原みのりさんがメルマガですすめていたので、早速購入。北原さんは、作品も面白いし、自分のことを「バイブや」と称されたりしているし、(実際、彼女は、ラブピースクラブという店を経営されているし、私もここで買い物したことあります。なにを買ったかはヒミツ)女性のセックスやエロスなどについて、真剣な発言が多いので、常々注目しているのである。

(ちなみに、拙著「ベイビーシャワー」の感想もメールで送って下さった。感激だった)

私は大学生のとき、官能小説を、エロ漫画雑誌、エロ写真雑誌、エロスポーツ新聞(あ、普通のスポーツ新聞だ)などに連載などしていたので、かなりの量を読んできたつもりでした。(連載された号が送られてくるので)でもって、男性向けのやつってしみじみ、即物的なのが多いのなあなんて思ってました。

しかしですね、「夜ごと〜」などは、男女差問わずって感じでかなり大胆で激しい。そうか、レデイコミってこんなところまで進化しちゃっているのね、と正直、驚き、頬を染めてしまいました。

もはや、欲望の追求のありように男女の差はないんじゃないかって感じです。

ただひとつ気になったのは、ここで描かれる関係は、(全部で4作品収録されている)すべて、世間に公表したくない男女関係なんですね。上司と部下、ビジネスパートナー同士、人妻と出会い系サイトの運営者、義母と婿、など、「バレちゃまずい」「倫理的にゆるされない」関係。でもって、主人公(女)は、こんな男とやってはダメだわと思いつつも、快楽のとりこになって溺れて行く、というのが主な筋書き。

ふうん、なるほど。やはり、秘密の関係ほど萌えるってことかしら。容姿や年齢や収入ではなく、もちろん、テクニックや機能性やサイズではなく、もっともひとを「萌えさせる」のは「関係」である、といっているように思えるのでした。

ヒトとはやっかいなものよのう。
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作家・TVディレクター・映画監督
趣味・犬・海
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