山田あかねの一喜一憂日記

ソウルロケ日記
(記事数:8)

帰って来ました。

2005年10月04日(火) 00:49
ハードなロケより帰国しました。

いやあ、疲れました。昨日は夜の2時半にホテルについて、いろいろやって眠ったのが朝の4時すぎ。8時には起きて準備して、9時からロケ。実景とって、その後、インタビュー2件いって、夕方、仁川空港へ。

でもって、18時半の便で戻って来ました。ほんとよく働いた。こうやってハードにロケしていると、個人的な悩みはふっとぶ。毎日、スタッフとロケバスにのり、わいわいいいながらロケをしていくのって、大変だけど、楽しいんだよねえ。ひさしぶりにロケの楽しみを思い出した。

そっか。わたしはずっとこうやってロケしてきたんだ。これが好きで楽しくて、20年もテレビのディレクターやってきたんだ、ってことを思った。そう、ずっと楽しかった。やっぱり、自分にはテレビ業界のが向いているのかなあ。

今回のロケは韓国の出版界のひと、作家さんなどにたくさん会ったけど、こっちの出版業界のひとはみんなマジメな人が多くて、とても仕事がしやすかった。

なんか、とりとめないけど、とにかく眠ります。

ゆっくり眠って、あしたから別の番組の打ち合わせが始まります。(ああ、こうやって、たくさん番組作るのも、また、ずっとやってきたこと。過去を振り返る暇のないくらい、働いてきたよ〜)

眠る。

美人の町、デグへ。

2005年10月03日(月) 03:18
日曜日の夜にソウルを出発。真夜中に山間のまち、デグにつく。
デグの女性は美人が多いというそうだ。秋田美人みたいなものらしい。

ソウルから車で3時間くらい,もっと田舎を想像していたけど,結構な都会だった。しかし少し走ると緑豊かな山や静かに流れる川のある,落ち着いた田園風景に出会う。

ここでも20歳の村上春樹ファンに会う。ほんとに韓国での村上春樹さんの人気は根強い。彼もまた、幸せな家族に囲まれてすくすく育った少年だ。すくすく育って身長は190センチもある。村一番の優等生だったみたいで,そんな彼が日本文学を選んだ理由は‥。

これもまた番組を見てもらうとして。

一日ロケのあと、ソウルに戻ってきた。到着したのは午前2時半。明日には帰国。でも明日も朝の9時からロケ。明日はちょっと複雑な背景の相手にインタビューなのでちょっと緊張する。

そして、8日間の韓国ロケが終わる。とても実りの多いロケだったと思う。協力してくれた人達みんなにお礼がいいたい。スタッフもよくやってくれた。毎日毎日時間がなくて,朝ご飯も昼ご飯もほとんどが車の中で食べた。なのに何の文句も言わず黙々と仕事してくれた。ほんとにありがたい。

韓国で一番たくさん口にした言葉は、アンニヨンハセヨ(こんにちは)とカムサハムニダ(ありがとう)だった。

ほんとにカムサハムニダの気分。

ソウルの19歳

2005年10月02日(日) 03:10
1日土曜日は、私の小説を好きだと言ってくれた,ソウル生まれのソウル育ちの19歳の女の子の家を訪ねた。お父さんは病院を経営,立派なマンションに住んでいる。何不自由ない生活、恵まれた環境、でもそのなかで、何か足りないものを感じてしまう。自分だけが浮いているのではないかと思ってしまう。‥‥そんな彼女に過去の自分の何パーセントを見たように思う。

若い人が集まる町でショッピングにつきあったあと、彼女といろんな話をした。家族のこと、恋愛のこと、人生のこと。自分の居場所がまだ見つけられないという彼女。時々泣きたくなるという彼女。そんな彼女の支えが小説を読む事だって。

詳細は番組を見ていただくとして。
とてもとても共感した一日。

川の流れのように

2005年10月01日(土) 03:04
1日の土曜日は雨だった。
ソウルを流れる漢江を船で撮影。1時間半の遊覧船に乗る。

近代的なビル群があり、昔の面影を残すレンガの家があり,ソウルの過去と未来が船の上から見える。‥はずだった。けど,雨のせいで煙ってしまってあまり撮影状況はよくなかった。
でも、同行しているのは20年のつきあいであり、センスばっちりのカメラマン。彼が霧雨のなか、くすんだ川と空の間に見え隠れするソウルの町を映してくれた。そんな景色もまた美しい。

ソウルの町も川の流れのようにどんどんかわって行く。そのかわり方は多分,日本より激しい。それは町のあちこち,そしていろんな人に取材で会うたびに,しょっちゅう感じる。
韓国はすごい勢いでかわっている。日本のように,なんでもありの,荒んだ感じにならない事を祈るばかり。

韓国の人の優しさや正直さや思いやりが急速な変化で失われない事を願うばかり。

ソウルを遠くはなれて

2005年09月30日(金) 01:34
明日は、ソウル市内でロケのあと、4時間くらいドライブして,南の方へ行く。取材予定の青年の実家があるからね。そんな訳で,今夜はパッキング。いやあ,疲れる。

ホテルがかわると面倒だよね、帰る日ならともかく。散らばっている服やら本やらプレゼントとしていただいたものたちをスーツケースにつめる。ああ,いっそ全部もっていこうか。

悩んでいる暇がないのに、悩んでいたらもうこんな時間。

眠いよ〜。

ハードなロケはまだまだ続く。

雨の日に似合うもの@ソウル

2005年09月29日(木) 00:53
ソウル4日目。
今日は朝から雨。

雨の日には、チジミとマッコリがよく似合う。
と、韓国では言うそうです。ちなみに、チジミとは、魚介類やネギのたっぷり入った、韓国風お好み焼きです。(日本のお好み焼きの原型といわれているのね)甘じょっぱいタレでいただきます。マッコリとは真っ白な濁り酒です。見た目と違って、発泡系のさっぱり味。いくらでも飲めそうだから悪酔いするそう。

今日はうれしいことがいくつか。

ソウルにある大学の日本文学科をたずねました。そこで、日本文学を専攻する大学生に話を聞きました。詳細は出来上がったテレビ番組をみていただくとして、その中のひとりの女子が私の小説を読んでいてくれて(もちろん、韓国語で)、しかもすごくよかったと言ってくれた。

彼女はわずか19歳。ちょっと派手めな遊び人風なんだけど、小説も大好きというソウル育ちの都会っこ。韓国ではまだ書かれないタイプの小説、こんな生き方がしたいと思った、なんて言ってもらえて正直、涙出そうでした。

若い女の子にはおしなべて人気があるようで、また、うれしい。どちらかというと保守的な男性(おじさま群)には、日本でもそうだったように、なかなか理解していただけないのよね。

日本ではあるおじいさんから、面とむかって 「こんなの小説じゃない」って言われましたもの。まあ、仕方ないよね、おじいさんにとっては、想像の外にある話だろうから。

さらに、その後訪ねた書店でも、「読みました」と言ってくれた若い男性もいました。そんな訳で、雨でも楽しい韓国文学の旅です。

仕事が終わったのは、23時過ぎ。こんな遅くまで文句も言わずにつきあってくれた、ナイスなスタッフにひたすら感謝。そして、韓国はどこでもロケ隊にやさしい。正直、とても仕事がしやすかった。

ゆっくりマッコリ飲みたかったけど、明日も8時半から働きます。遊んでる場合じゃないけど、楽しいんだな、これが。

何度も思う、やっぱりテレビやってきてよかった。

遅れてきた韓流ブーム

2005年09月28日(水) 00:30
ソウル3日目。
ハードなロケの日々を送っている。一日に3カ所くらい回らないと行けなくて、いつも時間に追われている。取材に出かける場所は、出版社、作家のひとのところなどだけど、ほんと韓国のひとは優しくて素朴でいい人が多い。

私の中では「遅れてきた韓流ブーム」が起っている。
昨日会った、20歳の女性作家(クイヨニちゃん)は、次に韓国の女性と日本の男性が恋をする話を書こうと思っている,と言っていた。

そうなの。日本の男?あんまりいい人いませんよ〜韓国の男性のが誠実で真面目な人が多くていいじゃないの、といったら、それはお互い無い物ねだりですよ、と言われてしまった。

わずか20歳の女子に諭されるわたし。
しかし、彼女の影響ではないけど、こちらは、日本の女性と韓国の男性の恋愛モノにするのはどうか知らん、などと思うのだった。

今夜も遅くまで、ある出版社の方々とお食事。(すっかりごちそうになってしまった)
ほんとはそのまま、皆さんとクラブだのカラオケだのに行きたかったけど、明日も8時出発、夜はプレビューもあるし、遊んでいる場合ではなかったのだ。

しかし、韓国のひとはやさしい。

ハードだけど、楽しい毎日。

日本では見かけない豚の焼き肉を食べました。とってもおいしかった。いろんな葉っぱに巻いていただきました。

ソウルのソウルフルな日々

2005年09月27日(火) 00:28
昨日から韓国に来ている。
韓国はIT王国なので、すっかり安心していたら、昨晩はどうあってもネットが通じなかった。
ホテルの方、同行のADさんを巻き込んで一時間ほどアーでもないコーでもないと試みたけど、だめだった。

でもって、睡眠不足で死にそうだし、だいたい、ネットが通じないからって死ぬわけじゃないんだからと、あきらめた。
一応ホテルの一階には、無料で使えるpcがある。そこでせめてメールだけ見ようと思ったら、うーん、インド人と思われる方がご使用中。じとっとみてたら、ぼくは5分で終るから、とニコニコおっしゃる。じゃあ、まあ、待ちますかってことで待ってみるが、全然、なかなか、やめない。

お願い、やめて。待ちくたびれて死んでしまうって感じだった。

現在宿泊中のホテルはソウルの繁華街のど真ん中にあり、ロビーで待っているととてもさわがしい。時間は夜の11時くらいでした。ホテルのドア越しに。町の喧噪が聞こえてくる。

超ミニスカートのお姉さんの立ち姿がちらほらしてる。一階にあるラウンジからは、演歌調のカラオケの歌声が‥。ここは歌舞伎町かミナミかって感じです。

で、まあ、待ちくたびれたので、つたない英語で、おにいさん、五分じゃないじゃない!と
いいました。ところ、え?そうかな、見たいにとぼけるから、時計をさして30分はたっている、と主張。ようやくかわってもらいました。

が、しかし、メールは読めるけど、日本語のソフトが入ってないから、お返事は書けないんですねえ。しかたない。読めただけいいや、と思って、インド人のお兄さんに譲りました。

そんなわけで、その後は倒れるように眠り、気づいたときには朝でした。

本日はとても有意義なロケでしたが、今日の分を書いただけで疲労困憊。
実際のお話はまたあした。

今日はちなみに、女子大生作家クイヨニさんに、会いました。
とてもきれいでとても感じのよいひとだった。17歳で作家デビューして、アジアでは最も有名な女性作家でしょう。韓国だけで300万部、中国でもすごい人気らしい。現在はカナダに留学中だったけど、私のロケのために、一時帰国していただきました‥というのはうそで、たまたま帰国していたのね。ラッキー!

では、この続きはまたあした。
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