まことのこと
February 12 [Sun], 2012, 8:34
今回の同窓会を機に本当に死んだ仲間に会いたくなった。
その中のひとり、串誠(10組)の事を書かせてもらおう。

まこと(愛称=くっくん)とは小学校からの仲だった。少年野球チーム『赤坂台レッドスターズ』で出会い、気付けばいつも隣にいた。
僕は基本的にイキリだが、気が小さい性格だった。だけど誠は気が強くてイケイケ。表身似たようで似ていない。意外と人見知りな僕、誠は真逆…スグに誰とでも打ち解ける彼の性格が本当にうらやましかった。
同じ歳で毎日一緒にいたけどなーんか頭が上がらない…兄のような一面もあったり、かといって基本アホやから弟のような面もあったり…。
中2で同じクラスになり、毎日勉強もせず遊びまくった。以前書いたがナンチュー先生をよく困らせた。ほんま先生には申し訳ない限りだが、楽しかったなぁ…。
昼休み、廊下で竹箒をマイク代わりにして、みんなで長渕剛の『勇次』を歌った。一緒に大阪城ホールへコンサートに行き共にナガブチにハマッた。僕が今でも音楽を続けている原点はココにあります。
中3になり、皆進路について考えざるをえなくなった。イキリでアホな僕もさすがに進路について不安になった。皆が勉強するから勉強する…そんな意思の弱いヤツだった。
そんな中、誠が猛勉強し出した。当時通っていた学習塾に好きな女の子がいて、その娘目当てに連日塾に行き、自分の授業がない時も職員室の片隅で勉強していた。
なもんでよく付き合わされた。まさか勉強に付き合わされるとは思っても見なかったわけで…(笑)
おかげでアホな僕も多少は勉強が好きになり、受験に向けてマジメに取り組むようになった。誠のおかげです。誠がいなけりゃあそこまで勉強せんかったかな…。
そんなこんなで誠はメキメキと成績を上げて行った。勉強の楽しさを知ると強い。僕はやっぱり好きにはなれなかったけど…。僕は頑張って平均値、真ん中の成績で三浦先生の進路指導の結果、東百舌鳥高校に受験する事になった。
誠の兄貴が東百舌鳥で(中退したけど…)ラグビー部に所属していて勧められた(既に中退してたけど…)結局その通り東百舌鳥でラグビーをした。
進路を決定する直前、誠が『俺も東百舌鳥行こかなぁ…』と言った事があった。
『ナニ言うてんねんオマエ!!そんなに勉強出来るのにどんだけレベル下げるねん!!』
思わずそう言った。『たら』『れば』からは何も生まれない。でもあの時、東百舌鳥高校を一緒に受験したら…。共に同じ高校に通っていれば…。
誠は頑張って清風高校に入学した。シゲちんと同じ高校だ。でも私立の厳格な校風にどうしても肌が合わず、最終的に高校へ行かなくなった。
バイクがもともと好きで、レースにハマって行った。井上リョーちゃんもその一人でよく一緒に走りに行ったらしい。
そして高校三年の10月、対向車線から飛び出て来たバイクに激突して意識不明の重体で馬場記念病院へ運ばれた。
以後14年、病院を転々として2004年4月、肺炎で死んだ。
成人式の帰り、赤中の皆で誠を見舞いに行った。誠にもスーツを着せた。カチコチの体に袖を通すのが必死だった。
喜んでるのかどうか…、『アー』『ウー』しか言わない誠の感情を理解する事は出来なかった。
14年、長いようで短く、やっぱり長かった。
最初連日見舞いに来ていた友も、日に日に来なくなった。
そんな僕でさえ行く頻度が落ちた。誕生日は必ず駆けつけたけど…。最後の方は誠に…ではなく、誠の両親が喜ぶから見舞いに行っていたようなもんだ。
僕が結婚する際、誠の両親に仲人になってもらった。おばちゃんは『誠を連れて来たかったなぁ…』と言って泣いてくれた。
生きているとは言え、息をして…ただ眠っているような状態。でも時折僕の言葉に反応してるのか??と思える時もあった。帰り際『アーアーアー』と叫ばれた事もあった。あの時ゃ思わず涙が出たなぁ…。
誠の葬式で久々に赤中の仲間と会った。みんな元気だった。
皮肉な話、人の死がきっかけで再会する時がある。あの日誠が引き合わせてくれたのだ。皮肉だがありがたい。
おかげで今も赤中の友と時折連絡を取る事が出来ている。
誠は今回の同窓会をどう思ってるかな?魂は一緒…とは言え、共に語れる訳でもなく。
でも2月25日は会場に一緒にいるのだ。そう信じたい。
そして誠以外にも志半ばで亡くなった赤中12期の同志たちよ。
この日は魂として出席してくれる事だろう。
先日の新宿でのミニミニ同窓会は、偶然各々違う場所で誠と共に生きていた奴らが集った。誠が引き合わせてくれた宴としか思えなかった。本当に不思議な縁を感じました。
こうして生きて会える事に感謝の気持ちを込めて…再会の日を楽しみたいです。
中西俊勝(1組)

左下二番目、トロフィーを持ってるのが誠(小6 赤坂台レッドスターズ時代)
写真提供=たっけん
その中のひとり、串誠(10組)の事を書かせてもらおう。

まこと(愛称=くっくん)とは小学校からの仲だった。少年野球チーム『赤坂台レッドスターズ』で出会い、気付けばいつも隣にいた。
僕は基本的にイキリだが、気が小さい性格だった。だけど誠は気が強くてイケイケ。表身似たようで似ていない。意外と人見知りな僕、誠は真逆…スグに誰とでも打ち解ける彼の性格が本当にうらやましかった。
同じ歳で毎日一緒にいたけどなーんか頭が上がらない…兄のような一面もあったり、かといって基本アホやから弟のような面もあったり…。
中2で同じクラスになり、毎日勉強もせず遊びまくった。以前書いたがナンチュー先生をよく困らせた。ほんま先生には申し訳ない限りだが、楽しかったなぁ…。
昼休み、廊下で竹箒をマイク代わりにして、みんなで長渕剛の『勇次』を歌った。一緒に大阪城ホールへコンサートに行き共にナガブチにハマッた。僕が今でも音楽を続けている原点はココにあります。
中3になり、皆進路について考えざるをえなくなった。イキリでアホな僕もさすがに進路について不安になった。皆が勉強するから勉強する…そんな意思の弱いヤツだった。
そんな中、誠が猛勉強し出した。当時通っていた学習塾に好きな女の子がいて、その娘目当てに連日塾に行き、自分の授業がない時も職員室の片隅で勉強していた。
なもんでよく付き合わされた。まさか勉強に付き合わされるとは思っても見なかったわけで…(笑)
おかげでアホな僕も多少は勉強が好きになり、受験に向けてマジメに取り組むようになった。誠のおかげです。誠がいなけりゃあそこまで勉強せんかったかな…。
そんなこんなで誠はメキメキと成績を上げて行った。勉強の楽しさを知ると強い。僕はやっぱり好きにはなれなかったけど…。僕は頑張って平均値、真ん中の成績で三浦先生の進路指導の結果、東百舌鳥高校に受験する事になった。
誠の兄貴が東百舌鳥で(中退したけど…)ラグビー部に所属していて勧められた(既に中退してたけど…)結局その通り東百舌鳥でラグビーをした。
進路を決定する直前、誠が『俺も東百舌鳥行こかなぁ…』と言った事があった。
『ナニ言うてんねんオマエ!!そんなに勉強出来るのにどんだけレベル下げるねん!!』
思わずそう言った。『たら』『れば』からは何も生まれない。でもあの時、東百舌鳥高校を一緒に受験したら…。共に同じ高校に通っていれば…。
誠は頑張って清風高校に入学した。シゲちんと同じ高校だ。でも私立の厳格な校風にどうしても肌が合わず、最終的に高校へ行かなくなった。
バイクがもともと好きで、レースにハマって行った。井上リョーちゃんもその一人でよく一緒に走りに行ったらしい。
そして高校三年の10月、対向車線から飛び出て来たバイクに激突して意識不明の重体で馬場記念病院へ運ばれた。
以後14年、病院を転々として2004年4月、肺炎で死んだ。
成人式の帰り、赤中の皆で誠を見舞いに行った。誠にもスーツを着せた。カチコチの体に袖を通すのが必死だった。
喜んでるのかどうか…、『アー』『ウー』しか言わない誠の感情を理解する事は出来なかった。
14年、長いようで短く、やっぱり長かった。
最初連日見舞いに来ていた友も、日に日に来なくなった。
そんな僕でさえ行く頻度が落ちた。誕生日は必ず駆けつけたけど…。最後の方は誠に…ではなく、誠の両親が喜ぶから見舞いに行っていたようなもんだ。
僕が結婚する際、誠の両親に仲人になってもらった。おばちゃんは『誠を連れて来たかったなぁ…』と言って泣いてくれた。
生きているとは言え、息をして…ただ眠っているような状態。でも時折僕の言葉に反応してるのか??と思える時もあった。帰り際『アーアーアー』と叫ばれた事もあった。あの時ゃ思わず涙が出たなぁ…。
誠の葬式で久々に赤中の仲間と会った。みんな元気だった。
皮肉な話、人の死がきっかけで再会する時がある。あの日誠が引き合わせてくれたのだ。皮肉だがありがたい。
おかげで今も赤中の友と時折連絡を取る事が出来ている。
誠は今回の同窓会をどう思ってるかな?魂は一緒…とは言え、共に語れる訳でもなく。
でも2月25日は会場に一緒にいるのだ。そう信じたい。
そして誠以外にも志半ばで亡くなった赤中12期の同志たちよ。
この日は魂として出席してくれる事だろう。
先日の新宿でのミニミニ同窓会は、偶然各々違う場所で誠と共に生きていた奴らが集った。誠が引き合わせてくれた宴としか思えなかった。本当に不思議な縁を感じました。
こうして生きて会える事に感謝の気持ちを込めて…再会の日を楽しみたいです。
中西俊勝(1組)

左下二番目、トロフィーを持ってるのが誠(小6 赤坂台レッドスターズ時代)
写真提供=たっけん
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ですね。
凄いと思います。 誠は皆の心の中にいてるんやなぁ〜それも、また凄い奴やなぁ〜って


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