元SMAP3人が契約満了 25年の軌跡と“ファンの愛”「#パリピア」でメッセージ

September 08 [Fri], 2017, 11:54
アイシテマス!」熱狂的なファンにも負けないくらい、SMAPとファンに愛を叫んできた香取慎吾。クールに見えるが、映画マニアでエッセイストとアイドルとしては新しい道を開拓したパイオニア稲垣吾郎。普段は穏やかなキャラでも、演技となれば人物が憑依したかのような演技で魅了してきた草なぎ剛。ーーSMAPとして25年の歴史に終止符を打った2016年。2017年9月8日、稲垣、草なぎ、香取の3人は所属事務所との契約満了に伴い、再び大きな転機を迎える。

草なぎ剛、力強いメッセージ「これからも皆さんをあっと驚かせたい」

■ 5人の軌跡…SMAPのこれまで

「21世紀は、スポーツと音楽を愛する彼らの時代だ!つまり、SMAP時代の“スケートボーイズ”を大紹介!!」

「POTATO」1988年4月号に「初見参!」と題して紹介されたスケートボーイズ。メンバーは12人。光GENJIの弟分としてバックダンサーを務めていた。同年、その中から中居正広、木村拓哉、森且行、稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の6人が集められ「SMAP」が誕生した。

結成から3年、1991年9月9日「Can't Stop!!-LOVING-」でデビュー。当時はまだ「レコードデビュー」という言葉が使われていた時代だった。

草なぎはデビューの話を聞いた時に、「『僕ってSMAPだっけ?』って思った。ほら“SMAPデビュー”っていうでしょ。だから『あれ?SMAPがデビュー…僕って何だっけ…ああ、僕、SMAPだ』って(笑)」(POTATO/1991年9月)

当時からちょっと…いや、かなり天然すぎる草なぎ。

「よく『ファンのみんなのおかげ』っていうけど今回のデビューで、それをものすごく実感したよ。ファンの力ってスゴイと思った」。(POTATO/1991年9月)

デビュー前の91年元旦。武道館で初の単独コンサートでは1日3公演、翌92年には1日5回公演というハードスケジュールをこなしていた。2006年のインタビューで夏休みの思い出を聞かれると、「コンサート」と答えた香取。「10歳くらいで事務所に入ったときから、夏はずーっとコンサートに出てますからね。それはもう「遊びたい」なんて思わせないくらいのハードスケジュールでしたよ」(ポポロ/2006年10月号)

小学生だった香取を筆頭に、青春時代を「SMAP」に捧げた彼ら。司会やトリまで務めたNHK紅白歌合戦、冠番組の「SMAP×SMAP」は20年続いた。楽曲も「夜空ノムコウ」や「世界にひとつだけの花」など3作品でミリオンセラーを達成。グループの成功だけでも素晴らしいのに、個人でも成功しているのがSMAPのすごいところ。ドラマやバラエティ、映画、舞台と、記録も記憶も残した。

音楽番組が相次いで終了した「アイドル氷河期」にデビューしたSMAPは、独自の路線を開拓することで不遇の時代を駆け抜けた。

5人をパズルのピースに例えた草なぎの言葉に、SMAPの人気の秘訣が詰まってる。

「そのパズルも合わさり方が毎回違って、どこのパーツが強く光を放つかで輝き方が変わるのが自分たちでも予測不可能で面白い」(Okiraku2)

■ 木村とのキスも!SMAPの末っ子・香取慎吾

「昔から解散とか色んな噂が流れるたび僕は困ってた(笑)」(ポポロ/2001年7月号)

香取が雑誌のインタビューで語った。一部のメディアによって解散やメンバーの不仲説が度々報じられてきたSMAP。

2001年でこの状態だ。いかに注目度の高いグループであることはわかるが、これが十数年も続いたのだから、メンバーはどんな気持ちだっただろうか。2000年のコンサート「SMAP'00“S map Tour”」でのこと。ライブの終わりに中居はまだ予定が決まっていないにもかかわらず、「また来年、会おうぜ」と締めくくった。ファンを安心させたい思いからだ。これに限らず、コンサートではファンとの距離を縮めようと考えられた演出が散りばめられ、ファンへの感謝と愛情はどれだけ人気を得ようとも一貫して伝えてきた。どの時代の、どのインタビュー記事を読んでも、ファンや周囲への感謝を伝えているのがすごい。

5人はトップスターでありながら、なぜここまでファン思いで、謙虚であり続けられたのか。メンバー自身の心がけ、グループとしての姿勢はもちろん、スタッフや共演者…素晴らしい人たちに囲まれていたことの証ではないだろうか。

これまで見てきたSMAPは、“噂”されているものとは違っていた。

コンサートではこんな一コマがある。

『BANG! BANG! バカンス!』で、“木村くん”の歌詞に合わせて歌いながら木村に近づく香取。木村が香取の頬にキスをすると「ぅわぁー」と口を大きくあけて驚く香取。この曲は二人のキスを見なきゃ締まらないくらいだ。ギターを弾く木村の隣で香取が歌う『モアイ』は、二人の曲だ。10代の頃に木村からもらった財布をずっと使い続けたり、時間がなくてコンサートの全体リハーサルができなくても木村と二人だけでリハーサル室にこもったり。

ドラマに出演すれば、中居と木村からメールが届く。反対に香取が木村のドラマについて、ちゃかすような内容のメールを送れば「そういうことをいうな」と叱られた。グループの年長者二人からは、まるで父と母のような愛情を注がれてきた。香取にとって木村は憧れの人、中居は尊敬する人と語った。

「10年後、僕は34歳。中居君や木村君はもう40歳近いんだよね(笑)。でも、SMAPではある。あって欲しい。それもSMAPだからこそありえそうでしょ?50歳、60歳になってもずっとSMAPでいたいから。再結成っていうんじゃなくてずっとこのまま見てもらえる場所にい続けられたらカッコいいよね」(ポポロ/2001年7月号)

■ 繋ぐ中間管理職、稲垣吾郎

「中居くん、木村君、剛と慎吾に挟まれて、昔だったら俺も同じところにいたんだけど。真ん中にいるって大変だと思う。だけど吾郎ちゃんがいるからSMAPはSMAPでいられると思うよ」

2014年放送の「武器はテレビ。SMAP×FNS27時間テレビ」(フジテレビ系列)で、元メンバー森且行が稲垣に宛てたメッセージだ。

デビュー当時からグループ人気を牽引してきたツートップ(木村と中居)、年下でキャラが確立しやすいしんつよ(香取と草なぎ)。稲垣は中間管理職と呼ばれていたように、両者の間を繋ぐポジションにいた。

その立ち位置は、個人の仕事にも生かされていた。稲垣は、95年から『週刊プレイボーイ』(集英社)や『コスモポリタン』(現・ハースト婦人画報社)でエッセイの連載を持っていた。男性アイドルが執筆活動をするのは当時としては珍しいこと。『an・an』(マガジンハウス)でも映画を紹介する「稲垣吾郎シネマナビ!」を担当。

著者をゲストに招いて書籍を紹介する「ゴロウ・デラックス」(TBS系)では、読んだ感想を語ったり裏話を聞いたり。朗読を交えながら本の魅力を伝えている。

はじめは興味が湧かなかった作品も、番組や稲垣をきっかけに手にした人も少なくないだろう。自らが筆者であり読者、演者であり視聴者と、どちらの視点も持つ稲垣だからこそ成せる業だろう。

■ 俳優とアイドル、キャラが豹変する草なぎ剛

「草なぎくん(自身)が一番最初にドラマで主演したのが97とか98年だもん。SMAPが出来たのが88年だから10年間何もなかったんだもん。(中略)今だってもう、草なぎ君のお仕事の引っ張りだこさ半端じゃないからね」(「ナカイの窓」/2013年4月放送)

中居は誇らしげに語った。草なぎはドラマで主演を務めるまでに約10年かかった。いわゆる遅咲きとはいえ、俳優としての評価は高い。フジテレビ系のドラマ「いいひと。」(1997年)から「僕の生きる道」(2003年)などの僕シリーズ3部作をはじめ、復讐シリーズの最新作「嘘の戦争」(2017年)まで、数々のドラマや映画に出演してきた。

余命宣告された男から詐欺師と演技の幅も広い。まるで誰かが憑依したかのような演技で、役に合わせて体重の増減も厭わない。そのストイックさには、共演した俳優たちが驚いたほど。

「僕ね、ギターをやるようになって、より歌が好きになったなと思うんだよね」(月刊ザテレビジョン/10月号)

俳優とは違って、素の草なぎ剛に戻れば、おっとりした性格をのぞかせる。連載開始から[20年を超えた「お気楽大好き!」(月刊ザテレビジョン)の連載で草なぎは、改めてSMAPの楽曲の素晴らしさを感じたと綴る。

自分の中には常に溢れ出る思いがあるとして、「それをうまい形で表現できたらなと思うし、チャンスがあれば何か次につながればとも思う…。」もしかしたら、俳優業に限らず、また歌声を聞ける日がくるかもしれない。

■ 「自分が決めたこと」これからの3人とファンの愛

気になるのは3人の今後の活動だ。香取と草なぎのラジオ「ShinTsuyo POWER SPLASH」(bayfm)は10月以降も継続、稲垣のラジオ「編集長稲垣吾郎」は未定とのこと。

テレビ番組も香取が出演する「おじゃMAP!! 」(フジテレビ系)は継続が発表された。10月の改変期に向けて調整が行われているようで、まだはっきりしない状況が続いている。

「今ある現実は現実なので、それを受け止めながら…もちろん前向きに」

「めざましテレビ」(8月18日放送)の単独インタビューに応じた稲垣。軽部アナを前に、ゆっくりと言葉を選びながら語る。今回の転機については「自分が決めたこと」とはっきり伝え、今後は俳優として芸能活動を続けることを明かした。また、ファンに対しても、「心配に答えられるように。みなさんの中で何か、欠けてしまっているものとか、ロスしているというか、それをまた満たしていかないといけないなと、もちろん思います」

稲垣の言葉は、SMAPの楽曲『らいおんハート』と重なる。

全員が退所について発言する場が設けられたわけではないが、そのあたりの事情はファンがしっかり受け止めている。3人はSMAPのアルバム『Pop Up!SMAP』に収録の『paripia!』を歌っていたことから「パリピア」と呼ばれ、Twitterではファンが「#パリピア」のハッシュタグで「卒業おめでとう」と新たな門出を祝うメッセージを寄せている。この他にも、私たちがついているから大丈夫、羽ばたけ!といった心強い言葉が並ぶ。

また、デビュー日である9月9日を前に、「#SMAP26YEARS」、「#SMAP26thAnniversary 」などのハッシュタグでもお祝いのコメントが寄せられるなど、何があろうとも変わらずSMAPへの愛を叫ぶファン。SMAPと一緒に26年。長い年月をかけて育んできた愛はそう簡単には冷めない。こんなにも愛情に溢れたファンがたくさんいるところもSMAPの偉業の一つだ。

「キヨも 眠い目を擦りながら それぞれの現場で 一生懸命 エンターテインメントしています。 SMAPです。」(SD 慎吾辞典)(※キヨ=今日)ーーこれからもそれぞれの現場で、一生懸命、エンターテインメントが続くことだろう。
プロフィール
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    ・得意な科目-体躯、算数、英語
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初めましてアイン春斗です!!
ジャニーズ大好きの学生です! 
ジャニーズやリクエストされた事や、最新の話題や情報をまとめまーす、好きな曲も紹介します!よろしくお願いします!

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