エターナル・サンシャイン 

2005年04月02日(土) 0時00分

・Eternal Sunshine of the Spotless Mind
・2004 / アメリカ
・脚本 / チャーリー・カウフマン
・監督 / ミッシェル・ゴンドリー
・キャスト / ジム・キャリー、ケイト・ウィンスレット
キルスティン・ダンスト、イライジャ・ウッド・・


喧嘩別れをした彼女が、ある手術で
自分の記憶を全て消してしまったことにショックをうけたジョエル
ショックのあまり、自らも彼女との記憶を消すことに・・・

失恋の痛手ゆえ記憶を消すということは
彼女に関する記憶も、ふたりだけの楽しい思い出も
全て失うということ

愛する人を失う悲しみは
どんなに苦しくて、寂しさや孤独を感じても
“その人”との 思い出 を失ってしまうことのほうが
その時の痛みよりもはるかにツライ

どんなに嬉しい言葉を言われても
“その人”からでなければ意味のないもの
記憶を失っても、また惹かれあい
同じ人を愛してしまう

“ マルコビッチの穴 ” 要素たっぷりなストーリーは
途中わけがわからなくなりつつも十分に引き込まれ
段々と繋がってゆく過程に目が離せなかった
ケイト・ウィンスレットの髪色がラブリーだし
真剣なジム・キャリーも素敵


★★★

キャロルの初恋 

2005年02月05日(土) 0時00分

・EL VIAJE DE CAROL
・2002 / スペイン
・監督 / イマノル・ウリベ
・キャスト / クララ・ラゴ、ファン・ホセ・バジェスタ


アメリカ育ちのキャロルは12歳。
母に連れられて1938年の春、
母の故郷のスペイン北部の小さな村にやってきた。
アメリカ人の父は義勇兵として国際旅団に参加していてなかなか会えない。

男の子たちとの喧嘩
お手伝いの少女に読み書きを教えたり
父からの空からふってきた誕生日プレゼント
母親の死
そしてトミーチェとの初恋

意志の強さを思わせるまっすぐな瞳
スペイン内乱という背景のなか
キャロルはその瞳でいろんなものを見て、体験した

戦争が引き裂いた小さな初恋とスペインでの日々
キャロルにとっては苦い思い出としてずっと残ってゆくのだろう
でもそれもかけがえのないもの

衝撃的な悲劇だけれども
キャロルの新たな“旅”は始まったばかり


★★★

Before Sunset 

2005年02月05日(土) 0時00分

・2004年 / アメリカ
・監督 / リチャード・リンクレイター
・キャスト / イーサン・ホーク、ジュリー・デルピー


9年前、ユーロトレインの車内で出会い
ウィーンで一日だけを一緒に過ごした
アメリカ人のジェシーとパリっ子セリーヌ。
連絡先を交換せずに別れの時に
半年後に会う約束をしたが
わけあって再会できずにいた。

作家となったジェシーがパリを訪れ
お互いを想うふたりは9年の時を経て遂に再会。

散歩しながら喋りまくって本音で接するふたり。
そこに映るパリの景色やジェスチャー、笑顔
完全に物語に引き込まれている自分がいた。

ジェシーの眉間の皺や
セリーヌのくぼんだ目の辺りや頬に差し込む翳りは
失った9年という時を物語っているのだが
ふたりともあの頃よりも何倍も輝いて素敵に思える。

自分の居場所をようやく見つけられたような
安堵感でいっぱいのジェシー。

彼はこの後、妻子の待つ家に戻るのか
それともこのままここに留まるのか
曖昧な終わり方は、
この後どうなるのか気になるのだけれども
これでじゅうぶんな気がした。
シニカルよりもロマンチックに受け止めたい。
ふたりの会話をもっと聞いていたかったし
もっともっと見ていたかった。

今年入って初めて見た映画なのに
私の中で2005年ベスト3に入る作品な気がする


★★★★☆
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