time machine 

March 25 [Fri], 2011, 3:16
2台の車が並んで停まる
あなたが私の車に乗って
走り出す

いつも使ってたホテル
小さなソファの端に座って
向かい合うみたいに
あなたが私の膝の上に

落とされた照明で
二人の表情は見えなくても
耳の先まで熱い
少しだけ戸惑いの瞬間に キス
一瞬で記憶は甦って
1枚ずつ脱がされていく

繋がるまでの間と
繋がってからの間と
押し寄せてくる快感の間

呼吸と心音と本音

汗ばんだ体に
何の迷いもなくくっついて
やっぱりこのまま
溶けてしまえばいいのにとさえ



Call 

July 23 [Fri], 2010, 21:50
「寂しくなったら、電話しておいで」 ある男が言いました。

「寂しくなったら、電話しておいで」 その言葉を聞いたとき、私はとてもとても、寂しくなりました。

嘘と少し 

May 21 [Fri], 2010, 1:43
うそは いわない
うそは きづかない

もう これが うそ

きがついても きかない

しりたくは ないの

ありがとう

わたしに うそを ついてくれて

Sense of incongruity 

May 01 [Sat], 2010, 18:18
((酔っ払っちゃったなぁ・・・))
そう思いながら床に座り込み、手繰り寄せたパジャマに着替えていく。
いつものように私が差し出したTシャツに彼が袖を通す。

着替えた私がベッドに潜り込むと、その隣には彼。
背中を向けて目を閉じた。
その背中に、彼が手を伸ばし触れていく。

パジャマの上から胸元を撫で、微かに反応する先端を見つけると、起用にボタンを外して脇腹wを通って素肌の上を滑る。
大袈裟なくらいに身体が反応していく。
ビクリと背中が震えた時、私と彼の身体が手品のように入れ替えられた。
私の上に彼がいる。
「なんか・・・私だけ酔ってるって、ズルい」
すでに身頃を覆ってはいないパジャマを抜き取られ、下着に手を掛けている彼に向かって言いながら、まだ抵抗するかのように布団に包まろうと身を捩りながら訴えた。
「俺、今日は酔わないって決めてたから」
思いもよらない言葉が聞こえて、私の身体は動きを止めた。

必死で隠してしまおうと引っ張った布団をベッドの下に蹴り落とし「全部見せて」なんていわれても、そんな羞恥に耐えられる酔いはさっきの言葉で飛んでいった。
「やだ。私のこと、キライになるからヤダ・・・」意識はしっかりしているのに、上手くは回らない舌で答える。
彼は笑いながら「ならないよ、好きだから」と言い放ち、私の唇をふさいだ。
((もう、余計なことは言わなくていいってこと・・・かな))
そんな風に感じて、ならばもう、彼の好きなようにしてもらおうと思った。

触れられている場所は暖かく、下がなぞった場所は熱く、歯が立てられる場所は甘く痺れた。
もっと、もっと、もっと・・・。

不安や恥ずかしさを取り払い、迷いを捨てて、貪欲になっていくうちに、私の身体が信じられないほどに素直になっていく。
それに比例して溢れてくるそれを、彼は指先で掬い取り絡めて見せた。
幾度となく繰り返され、どんどん濡れていく彼の指先に私の呼吸が浅くなっていく。

その呼吸を、一瞬を、彼は見逃さない。

すっと指の位置をずらし、今まで開かれたことのなかった中に滑り込む。
一瞬の出来事で、声も出ない。
ただ、しっかりと私の中から込み上がってくる知らない感覚。
私にはそれに耐えるだけのものがなくて、それを違和感として受け止めると「違う」だとか「やだ」とかを繰り返し、解放されるのを待った。
とても優しい顔で私を見下ろしながら、私から違和感を取り除いて、心が安心を取り戻して緩和した瞬間に、彼が私と繋がった。

ゆっくりと中を確かめられ、浅い部分だけを刺激され、私から嬌声が溢れ出す。
深い部分まで刺激するように揺すられて、彼の肌に触れる。
鎖骨のあたりに歯を立てられると、私の内側が波打った。



彼は 笑った。

I blend 

April 14 [Wed], 2010, 1:08
ゆるゆると繋がり続けるセックスがしたい。

そうすれば、夜が明ける前に、2人が溶けて混ざってしまえるでしょう?

あなたの中に溶けて あなたが私に溶けて。

ほらね、寂しくなった・・・ 

February 24 [Wed], 2010, 8:15
寝息の隣で息を潜めても、目覚めたあなたは、ほらね。



「お疲れ。具合どう?家の前、通るぞ」

久しぶりのメールに素直に「通るだけ?お見舞い来てくれないの?」とレスをする。

すぐに聞こえた着信の音は、もう裏の駐車場から。

「苺のアイスクリーム、食べたいの」

そう告げて5分して、インターフォンが鳴り響く。

「少し痩せた」

そう言ってアイスで冷えた私の内側を温めるみたいに撫でながら、キスをしてくれた。

少しだけ、柄にもなく膝の上に頭を落として甘えて。

見下ろしながら、私が小さな波に飲まれていく姿を確認するまで止まない指に鳴いて、崩れてた。

少しして、私に投げ出した快楽。



解放された中で聞こえるあなたの寝息。

その隣に潜り込んで、私は息を潜めていたのに。

ふとした瞬間に目覚めたあなたは、私に数度のキスをして、パジャマを脱いだ。

玄関の眩しい光に目を細め、両方の腕を伸ばして見上げると、ズルくて優しい笑顔。

「1つだけ、お願い・・・」

そう言った私を抱きしめながら、なぁに?と尋ねてくれたから

「もう少しだけ、私が寂しくなる前に、ここに来て?」

「そうだよね、うん、いってきます」

バイバイでも、おやすみでも、またねでもなく。

だから私も「いってらっしゃい」



だけど、ほらね・・・少しだけ、寂しくなった。

ひとりあそび 

January 14 [Thu], 2010, 1:51
暖まりたかった…だけ。

Bath Room 

January 08 [Fri], 2010, 2:10
浴槽の淵に座って

湯気が水滴に変わった壁に背中をつけて

ミルク色のお湯に膝から下を浸けたまま

やんわりと身体をなぞる

太腿の内側に指が触れ、抓む

少しずつ
少しずつ

近付きながら力を込めて

触れていない部分から、違った質感の水滴を感じる

まだ、触らない

薄く開いた唇からゆっくりと呼吸を繰り返していくとそれは段々と浅くなる

脇腹に触れ、ひくりと跳ねる

ヌチュリと音が聞こえる

ゆっくりと外側から触れていく

核の部分を避けながら、内腿とそこをかわりばんこに

少しずつ近付いて
少しずつ離れて

苦しくなるまで

堪らなくなって触れた核は熱くて

内側がびくりと震えた

高まっていくにつれ大粒の汗が零れ

頂上が見えた時

内腿に触れていた方の腕に歯を立てた

きつく つよく あまく

twisted up 

December 15 [Tue], 2009, 0:47
鋭い視線が私に向けられた。
すぐ、そこから。

気付かないふりをする。
まるで今、気がついたようなふりをする。

少しだけくびをかしげて、なぁに?と尋ねる。
口元を少しだけ卑猥にゆがめ、別にと笑う。

幾度と無く、そんなやり取りを交わすうち、私とあなたの距離が無くなっていく。

短いスカートから、下着が見えてしまうことも厭わずに、あなたの脚に私のそれを重ねる。
露になる白い太腿。
まるで自然なことのように、そこに伸びる手。
何度かゆっくりと撫でられ、その内側の柔らかいところを探り当てた手が止まる。
指先に力が込められる。

ギリギリと掴まれ、体温が上がる。

私の口元に、きゅっと力が入る。
その表情を見るあなたは、笑顔で。

内側がゆっくりと溶ける。

解放されたそこの、表面の浅い部分だけを抓まれる。
チリチリとした痛みが、私のつま先へ走っていく。

溶けた内側が、溢れ出す。
明らかに変わった体温と湿度を、あなたの手の平が感じ取る。

あなたの目の奥が、錆びた銀の色。

下着の上からなぞられて、全身がぴくりと跳ねる。
目元に滲んだ涙。
それよりはるかに濡れた底は、僅かな刺激に嬉々としていて。
くつくつと笑いながら、私を組み敷いて。

耳元にあたる唇から、優しい言葉が聞こえたけれど、指先はまた、私の柔らかな部分を歪めた。

シロップ 

November 23 [Mon], 2009, 23:36
熱を孕んだ内側が、24時間ですべてを放ち、鈍い感覚だけが残ったそこに、わざと強く触れてみる。

蘇る記憶は、蜂蜜の中に漬けられた果実みたいに甘くなる。

足りなくて、もっと欲しくて、目を閉じる。

心の中に沁み込んだ香りが、私を包むような錯覚。

鼓膜の内側から聞こえてくる声に肌が粟立つ。

どんどんと昇ろうとする自身が、深い沼に、堕ちてゆく。
P R
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『オマエはエロでMなオナニストだよ』
そう言ったのは、緊縛師のある方でした。

それから半年。。。

日々止まらない妄想と求め続ける快楽を 小説というかたちで吐き出しています。

性的表現や過激な描写、写真を含みます。
【SEX】【SM】などにご理解を得られない方・未成年の方は、ご遠慮ください。



AGEHAのパンドラの箱の鍵を持つ、緊縛師・春兜京さんのHPです。
素敵な写真に、毎回溜息がこぼれます。
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