ネガティブ材料にも反応しやすくなってきた週末を前にくすぶ

March 27 [Wed], 2013, 14:30
期待感と警戒感が交錯するなか、市場は一進一退となっている日米の金融緩和期待が流動性相場を支えているが、実体経済の回復は遅く、大きく先行する市場の期待とのギャップが鮮明になると利益確定売りが強まる展開だ

ネガティブ材料にも反応しやすくなってきた週末を前にくすぶるキプロス問題やさえない米企業決算が投資家にポジション調整を急がせている

<週末前に手仕舞い急ぐ投資家>

悪材料に対するマーケットの反応が強くなってきた通年利益見通しを引き下げたフェデックス<FDX.N>に続き、オラクル<ORCL.O>の12─2月期決算でソフトウエア販売が予想を大きく下回ったことが嫌気され、21日の米株市場でダウの下落幅は一時100ドルを超え、ナスダックも1%超下落する場面があった「パニック売りはないが、これまでと異なり、ロングオンリーからの売りが増えた」(米系証券)という

米株市場はダウ<.DJI>は史上最高値圏にあるが、売買ボリュームが低下する中での高値更新であり、短期的な調整局面入りも警戒されているバリュエーション面で過熱感が強いわけではないが、日本、欧州、中国で景気がもたつくなか、米経済だけが例外的に堅調とみられていただけに、米国の悪材料は失望を誘いやすい

米フィラデルフィア地区連銀が発表した3月の製造業業況指数はプラスに転じたが、「水準は2.0と低く、景気回復のスピードは遅いと言わざるを得ない」(大手証券)という足元の住宅や消費は堅調だが、財政問題に伴う悪影響は懸念要因だ「コア資本財受注は昨年の反動で伸びているが、この勢いはいつまでも続かない設備投資はこれから減速する可能性がある」(SMBC日興証券チーフエコノミストの牧野潤一氏)との指摘もある

米スポーツ用品大手ナイキ<NKE.N>や米食品大手ゼネラル・ミルズ<GIS.N>など堅調な決算を発表した企業もあり、全体として収益環境が悪化しているわけではない財政問題の影響は懸念要因だが、家計のバランスシート改善を背景に住宅市場や消費も回復基調をたどっているしかし、上昇相場ではポジティブ材料の陰に隠れがちだったネガティブ材料にマーケットが強く反応し始めているのも事実だ

東京時間では、キプロスがロシアに要請した金融支援を得られないとの報道を手掛かりに円高が進行日経平均<.N225>は300円近い下落となったキプロス問題は不透明感を強めており、週末を前に投資家は「何が出るかわからないとポジションの手仕舞いを急いでいる」(国内銀行)という

<海外勢はボトムフィッシング姿勢>

ただ、金融緩和期待が市場心理を下支えするとの安心感が崩れたわけではない「日米ともに金融緩和が経済を後押しする景気循環的にも依然、回復基調の中にある」(マネックス証券チーフ・エコノミストの村上尚己氏)という株式市場では「週末に向けてポジション調整の動きが強まっているが、海外勢はボトムフィッシング(押し目買い)姿勢だブルーチップ(国際優良株)銘柄を安値で買いたいという海外勢は依然多い」(大手証券トレーダー)との指摘も出ていた

実際、日銀の国債購入期待に加え、外部環境の悪化で金利はさらに低下し、経済活動を支えている国債先物は海外ファンド勢の買いを巻き込んで上げ幅を拡大国債中心限月6月限は一時前日比18銭高の145円75銭と全限月ベースの最高値を連日で更新10年最長期国債利回り(長期金利)は一時0.565%と9年9カ月ぶりの水準に低下した

黒田日銀総裁は21日の就任会見で、より長期の金融資産購入でイールドカーブ自体をもっと下げていくことが必要と発言市場では「総裁会見でイールドカーブをフラット化させたい意図がひしひしと伝わってきた基金方式と輪番方式を統合すれば、日銀は長期・超長期ゾーンの国債買入枠が増えるとの思惑が浮上カーブがつぶれないうちに買いたいとの心理が働いている」(国内金融機関)との指摘があった

三菱UFJモルガン・スタンレー証券・債券ストラテジストの稲留克俊氏は「債券市場は引き続き、早期デフレ脱却の実現性に懐疑的である一方、日銀が国債買入を一段と積極化させることの影響を織り込む動きを続けている規模や年限がどこまで拡大するか決め打ちできない状況なので、相場の先高観が消えないのは致し方ない」との見方を示している
政府は22日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設実現に向け、日米両政府が移設先としている同県名護市辺野古沿岸部の公有水面埋め立て許可を仲井真弘多知事に申請した埋め立て予定地の漁業権を持つ名護漁業協同組合の同意書も併せて提出したこれを受け、知事は関係自治体の意見を踏まえ可否を判断するが、県内には普天間飛行場の県外移設を求める声が強く、知事が許可する見通しは立っていない
 安倍晋三首相は同日夜、首相官邸で記者団に「普天間の固定化は断じてあってはならないこれが基本方針だ」と強調小野寺五典防衛相は防衛省で記者会見し、「県全体としてさまざま意見があることは承知しているこれからご理解を頂く努力をさらに続けていく」と述べた
 これに対し、仲井真知事は記者団に「(移設は)事実上不可能だ5年も10年も(普天間飛行場が)そのままなら固定化そのものだ」と述べ、重ねて県外移設を求める姿勢を示した埋め立ての可否に関しては、「行政手続き法、公用水面埋め立て法などにのっとり手続きを進めていく出されたものを見ないと分からない」と述べるにとどめた週末を前にくすぶるキプロス問題やさえない米企業決算が投資家にポジション調整を急がせているルイヴィトン サングラス 人気週末を前にくすぶるキプロス問題やさえない米企業決算が投資家にポジション調整を急がせているiphone5ケース ブランド週末を前にくすぶるキプロス問題やさえない米企業決算が投資家にポジション調整を急がせているカルティエ サングラス
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