ひとりぐらし(仮) 第1話 

August 23 [Thu], 2007, 1:24
 私の名前は白鳥あいみ。今年からH立H商業高校に通う事になり、自宅から遠いのでアパートを借りる事になった。

あ「あ、ここか。えーと「ハイツスプリンター」ね。でもママも良い所見つけたよね。月三万円で食事つきなんて。まず大家さんから挨拶に行こう。」

 こうしてまずは歩いて5分のところにある大家さんが経営している小料理屋に行きました。

あ「すいませーん。今日からハイツスプリンターに入ります、白鳥あいみです。」
紺「こんばんわ。私が大家の紺野あさ美です。でも、よくここがわかったね。結構離れてるのに」
あ「体験入学のときに母親とここに食事に来たのですぐにわかりました。」
紺「そうだったんだ。ところでまわりの部屋の人に会った?」
あ「いえ、部屋に荷物置いてすぐにここに来たので。後で挨拶には行きますけど。」
紺「そうなんだ。1階の102と103には作家さんと画家さんが入ってて、201があなたのへやでしょ。あと、202と203はあなたの同じ高校に通う子が入るから。たしか明日来るはずだよ。」
あ「はい、じゃあ今日は102と103に挨拶することにします。」
紺「でももうすぐ夕飯の時間だからここにいたほうが良いかもしれないよ。」
あ「じゃあそうします。」

大家さんに挨拶を済ませた私はもうすぐ夕食なのでここで他の2人に住人を待つことにした。

しばらくすると、

ロ「あさ美ちゃん、今日の夕食はなに?」
紺「あ、ロカさか先生。今日はカレーライスとオニオンサラダですよ。」
ロ「どおりでなんかいい匂いしてたわけだ。あれ?きみは誰?」
あ「どうも、201に引っ越してきました白鳥あいみです。」
ロ「あいみちゃんか、よろしくね。」
あ「ところでロカさかっていうのは本名ですか?」
ロ「ペンネームだよ。フルでいうと「Rock a berry」、ロカさかというのは通称ね。」
あ「そうなんですか。でとなりに住んでる画家さんはどういう方ですか?」
ロ「面白い人だよ。名前はたしか「るのー」だったかな。なんかいつも4コママンガばかり書いてるけど、時々私の本に挿絵を書いてくれるんだよね。」
あ「そうなんですか。でも遅いですね。もう6時過ぎているのに。」
ロ「そうだね、でもいつもの事だから。何かに熱中してるといつもこうだから気にしないであげて。」
あ「はいそうします。」
ロ「あ、夕食終わったらうちによってってよ。私の小説見せてあげるから。」
あ「はい、じつはわたし小説読むの大好きなんです。」

こうして私はロカさか先生と話をしながら夕食を食べました。

ロ「じゃあ、あさ美ちゃんまた明日ね。」
あ「ごちそうさまでした。」
紺「じゃあまた朝食のときにね。」

こうして私たちは、アパートに帰りました。でも店を出てすぐに誰か入っていったような気がした。どこかで見た事あるような顔だった。



あ「でも、ロカさか先生の小説って面白いですね。特にこの「SEASONZ」は。」
ロ「でしょ。これはねまだ出版社にも見せてないものだから本として出るかどうかはわからないけどね。」
あ「十分に出せますよ。ただもう1話欲しいですけどね。」
ロ「うーん。私はもう他の作品に入っているからね。それはきついな。」
あ「そうですか。」
ロ「そういえば上の人来たみたいだね。」
あ「でもあさ美さんは202に入る人が来るのは明日だって言ってましたよ。」
ロ「どろぼうかな。」
あ「どうですかね。」
ロ「見に行ってみる?」
あ「そうですね。」

なんか202号室(ロカさか先生の上の部屋)から物音がしたので見に行ってみました。

佐「だから違うんだって。私立じゃなくて公立の高校に入るの。」
桃「じゃあももと同じか。でもさ。あさ美お姉ちゃんに迷惑かけないでよ。一応もものいとこなんだから。」
佐「はいはい。さっき挨拶には行ったから。」
桃「明日入る予定が今日来たんだからもう迷惑かけてるじゃん。」
佐「あ、そうだよね。」

中から話し声が聞こえてきた。

あ「どうやら泥棒じゃなくて202に入ってくる人みたいですね。」
ロ「そうみたいだね。でも今の声どこかで聞いたような・・・。」
あ「とにかく挨拶に行きましょう。こんばんは〜。201の白鳥あいみで〜す。」
桃「あ、誰か来たみたいだよちゃぷてん。」
佐「そう呼ぶな。まったくどこから覚えて来るんだか。はーい。」

返事か聞こえてドアが開いた。

佐「あ、どうも、202に入ることになった清水佐紀です。」
あ「どうも。誰かお友達でも来てるんですか。」
佐「あー。大家さんのいとこですよ。ももー。ちょっと来てー。」
桃「はーい。キャプテンどうしたのー?」
佐「このこが大家さんのいとこの嗣永桃子ちゃん。」
あ「どうもはじめまして。」
桃「どうも。嗣永桃子です。」
ロ「あいみちゃんばかり話してないで俺にも話させてよ。」
あ「あ、すいません。」
ロ「じゃあ、・・・あっ!」
桃「あ、ローゼン・メイデンさん。」
ロ「またすごい間違え方したね。やっぱり佐紀ちゃんとももちだったか。」
あ「知り合いですか?」
ロ「うん。時々小説の題材にするのに色々話し聞いてたから。」
佐「でもなんでロリポップさんがここにいるんですか。」
ロ「なんでってここに住んでるから。」
佐「やっぱりここにするんじゃなかった。なんかいやな予感がしてたから。」
あ「でもいい人じゃないですか。小説読ませてくれましたし。」
佐「え?どんなやつ?」
あ「たしか「SEASONZ」っていう題名だったような。」
佐「あぁ。あの私が恥ずかしい思いをしたやつか。」
ロ「別に良いじゃないか。小説の中だけのことなんだし。」
あ「そうですよね。そうじゃないと読むほうも面白くない。」
佐「まあそうだけどね・・・」

こうして会話が弾んでいるような、いないような状態でその日はロカさか先生の部屋でみんなでお泊まり会という事になりました。(もちろん、ロカさか先生は別室で。)
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