銀の滴降る降るまわりに 

2006年11月11日(土) 2時52分
『銀の滴降る降る まわりに,
 金の滴降る降る まわりに.』




銀の雫 降るふる あなたに
金の雫 降るふる あたしに


銀の雫 降り注ぎ あなたを濡らす
額に 首に 肩に 腕に…
あなた 銀の雫に包まれる


金の雫 降り注ぎ あたしを濡らす
髪に 瞼に 唇に 胸に…
あたし 金の雫に包まれる


銀の雫 あなたに触れて
金の雫 あたしに触れて
雨の雫 混ざり合うように
ふたり 溶けてゆくのです


ふたりの雫 滴り落ちて
大地をぬらし しみこんで
ひとつに 溶けてゆくのです


滴り落ちた あなたとあたし 苗床に
森や 林や 生き物達
育まれてゆくのです


やがて ふたりの雫は 空へと還り
あなた 金の雫となり
あたし 銀の雫となって
再び 大地に降り注ぐのです


そしてやわらかい 草の褥に眠る
あなたとあたしを また濡らすのです


銀の雫 降るふる あなたに
金の雫 降るふる あたしに




『銀の滴降る降る まわりに,
 金の滴降る降る まわりに.』







夢の途中 

2005年10月14日(金) 4時27分
「ここは何処…?」

月の映る湖
冷たい水の中で
目が醒める

透明な水
魚の吐息
漂う水草
葉陰の闇
光る水面


ここは夢の中だから
だからここにはあなたがいない
もう1度目蓋を閉じて眠りに落ちたら
次の目覚めにあなたはいるかしら?

永遠に続く悪夢の中で
何時かあなたに出会えるかしら?

迷子 

2005年10月04日(火) 1時56分
道に迷って泣いている
あなたはだぁれ?

道に迷って泣いている
わたしはだぁれ?



何も見えない
真っ暗な闇の中
恐怖に怯えて震えてる



道に迷って泣いている
あなたはだぁれ?

道に迷って泣いている
わたしはだぁれ?



何も聞こえない
永遠の静寂
自分の声さえ闇に呑まれて



道に迷って泣いている
あなたはだぁれ?

道に迷って泣いている
わたしはだぁれ?


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