歯科診療所の負債総額は31億3,300万円

January 19 [Wed], 2011, 11:07
帝国データバンクによると、2010年の医療機関倒産は、41件。
内訳は病院13件、診療所16件、歯科診療所12件。
病院の負債総額は191億2,000万円。
診療所の負差総額は129億5,400万円。
歯科診療所の負債総額は31億3,300万円。
単純計算で1歯科診療所当たり2億6,100万円の負債。

過去の調査では、大阪、東京での倒産が3割強であり、
競争激化に伴う淘汰的要素の強い倒産が多いと考えられる。

現在注目されている【診療報酬改定】や【医師不足】が
直接要因となった病院の倒産のケースは殆ど。
中小規模を中心に厳しい経営環境に置かれる施設が徐々に増加している。

また、倒産態様動向では病院の民事再生法の適用申請が目立つ。
医療機関(病院・診療所・歯科医院)の倒産件数は、
2002 年以降の増加傾向に。
なお、2007年には病院の倒産急増が大きく影響し、48件に達した。
翌2008 年は35件と多少落ち着きを見せたものの、
2009年は2007年を上回る52件となった。
2009年が過去最高となった要因は
【診療所】(26 件)と【歯科医院】(15 件)が増加した事にある。

小泉政権下での診療報酬引き下げが尾を引いている様だ。

米歯科医がハロウィンのキャンデー回収、米軍に寄付へ

November 02 [Tue], 2010, 13:24
【フィラデルフィア 1日 ロイター】
ハロウィンの翌日にあたる1日、ペンシルベニア州の歯科医2人が、
子供達の虫歯予防の為にキャンディーを回収し、
イラクやアフガニスタンに駐留する米軍部隊に送るというプログラムを開始した。

フィラデルフィアのナリン・パテル氏とアーパン・パテル氏は発表で、
11/1〜11/5まで、ハロウィンで集め過ぎたキャンデー1ポンド(約0.45kg)に対し、
1$(約81円)払うと説明。
「自分の歯を守る事が出来るだけでなく、
米国のために外国で働いている兵士達もハロウィンを楽しむ事が出来る。」
と述べた。

米国勢調査局によると、米国人1人あたりのキャンデーの年間消費量は
約10.9kgで、その大半がハロウィンに消費されている。

米国歯科医師会は、多量のキャンデーが
子供に歯に及ぼす悪影響を認識する様呼びかけている。

市民ふれあい歯科懇話会

July 30 [Fri], 2010, 13:46
長崎市歯科医師会は7月17日、
初めての【市民ふれあい歯科懇話会】を開催した。

地域密着を目指す会の役割等を、
地域事情に詳しい民生・児童委員、約40人に伝えた。

【市民ふれあい歯科懇話会】では松谷和彦会長が、
「地域の住民とふれあえる歯科医を目指しています。」
等と挨拶した。

医師会側からは、低額の自己負担で出来る歯科健診の普及活動や、
子供のフッ素を使ったうがいの効果等を説明。


委員からは、
「知らない事業が多くて驚いた。これからはもっと広報して欲しい。」
等と意見が上がった。

松谷会長は、
「今後も定期的に懇話会を開いて行きたい。」
と話した。

開業医の4割が収入減:宮城

June 03 [Thu], 2010, 16:54

診療報酬増額、でも・・・

患者が保険で医療機関にかかった時の費用を定めた【診療報酬】が
4月から10年ぶりに増額改定された。
しかし、宮城県内の開業医の多くが診療報酬が寧ろ減ったと感じている事が、
県保険医協会の会員アンケートで分かった。

国が診療報酬の増額分を、大病院に手厚く配分した事の一端が表れた形である。

診療報酬は医療機関に入る主な収入源で、2年毎に改定され、
今年度の改定では全体で0.19%増となった。

アンケートは協会が5月中旬、会員の開業医に行い、
医科では106人(回収率18%)、
歯科では46人(同11%)の回答があった。

それによると、4月の診療報酬請求額が「増えた」という回答は
医科で14%、歯科で22%にとどまり、
逆に「減った」は医科で47%、歯科で43%に上った。

診療報酬改定についての自由意見では、
「診療所は実質マイナス改定だ。」
「診療報酬全体をもっと増やすべきだ。」
「事務手続きが煩雑になり、改悪。」
等、否定的な意見が目立つ。

協会の北村龍男理事長(神経内科医)は、
「医師不足の中、病院と診療所の連携や役割分担が欠かせないのに、
現在の仕組みでは十分な連携に結びつかない。
開業医、中小病院の負担が増している。」
と話している。

歯科の初再診料引き上げに

February 12 [Fri], 2010, 16:36
2/3に開かれた中央社会保険医療協議会で
平成22年度診療報酬改定において、
歯科の初診料(182点¥1,820)と再診料(40点¥400)を、
それぞれ引き上げる方針を決めた。 

再診料よりも初診料の引き上げ幅が大きくなる見通しだが、
具体的な額は今後の協議で詰めて行く。 

引き上げられるのは、一般病院の歯科と歯科診療所で、
一部の大学病院等は報酬設定が異なる為、
再診料のみ引き上げる事となる。 

なお、一部の検査や処置に関する報酬項目を無くし、
初診料や再診料に包括される。


噛まぬ食事で歯悪く・・・口の退化

November 09 [Mon], 2009, 17:28
犬の口の中を覗くと歯がキレイな犬がいる一方、
口臭が酷く歯垢や歯石がつき、歯肉炎を起こした犬もいる。

この差は何が原因なのか・・・。


犬は野生の頃、動物を捕り前歯で肉を引きちぎり、臼歯で噛み飲み込んでいた。
口の周りの筋肉や歯茎が発達し、多量の唾液が口をキレイにしていた。

ところが40年前頃、肉のついた骨や魚を入れた手作りの食事から、
「ドッグフード」という【インスタント食品】に変わった。

総合栄養食と銘打っているが、果たして健康を考えているのか疑問だ・・・。

米国のW・A・プライス博士は「食生活と身体の退化」(1945年)という本で
「人が伝統的な食べ物から加工食品に代える事で
虫歯や歯周病、不正咬合(こうごう)が増える」と警鐘を鳴らした。

犬もまた人の後を追いかけていると言えよう。


抜けた跡に歯再生!マウスで実験成功・・・

August 04 [Tue], 2009, 16:36
抜けた歯の跡に新しい歯を再生させることに、
東京理科大学の辻孝教授(再生医工学)らが
マウスを使った実験で成功した。

差し歯の代わりに自前の歯を育てる新治療法に道を開く成果だ。
論文は米科学アカデミー紀要電子版に掲載される。

辻教授らは、マウスの胎児から、
歯のもとになる「上皮細胞」と「間葉細胞」を
それぞれ4万〜5万個取り出し、
コラーゲンの培地で一緒に培養して歯の種となる
「再生歯胚(しはい)」(直径約0.5mm)を作った。

この再生歯胚を、大人のマウスの抜歯した跡へ移植したところ、
37日後には歯が生え始め、50日後には
隣の歯とほぼ同じ高さにまで成長した。

歯の中心部には、血管や神経もできていた。
歯に刺激を与えると、
痛みを感じていることを示す物質も脳内に作られ、
普通と変わらないほぼ完全な歯が再生されたことが確認された。


この成果は、東京理科大の辻孝教授らが
2007年2月に発表した「器官原基法」の応用。
細胞を試験管内で培養し、
立体的で機能する臓器の形成を目指す技術で、
臓器置換再生医療の実現に一歩前進した。
次は毛髪の再生にも取り組む。
論文は米科学アカデミー紀要電子版に掲載される。 




差し歯、入れ歯、インプラントにかわる
新しい治療法になるんですかね。

歯科医師過剰問題

May 22 [Fri], 2009, 17:14
歯科医師過剰問題(しかいしかじょうもんだい)とは、
主として歯科医師免許取得者が増加し、
需要と供給のバランスが成り立たなくなる社会問題を指す。


【概要】
日本において、医科におけるあらゆる診療科全ての
医師を養成する医学部の1年間あたりの卒業者数が
7,500〜8,000人であるのに対し、歯学部単独で
1年間あたりの卒業生が2,700〜3,000人であることからも
歯科医師の供給の多さが明らかである。

それに対し、主に少子化による人口減少や、予防教育などにより
齲蝕になりやすい子供の数が減ったうえに、
欧米諸国のように定期検診などで通うことが少ないため
歯科医院への受診が減った。この結果、全国的に歯科医院の
過当競争状態となり経営が悪化し、
さらには倒産・廃業する歯科医院が増えている。
現在、全国統計でコンビニエンスストア店舗数より
歯科医院数が多く(コンビニ数の1.4倍)、
日曜診療や深夜診療を行う歯科医院が増えている。

厚労省の2005年医療経済実態調査などによれば、
歯科開業医(1医院の平均歯科医師数は1.4人)の
儲けを表す収支差額の平均値は1カ月当たり120万円程度。
これを歯科医1人当たりの平均年収に直すと800万円になるが、
高額所得者は一部であり、5人に1人は年収200万円以下となっている。
帝国データバンクによると1987年度 - 2004年度に
発生した医療機関の倒産は全国で628件あり、
その約43%(268件)を歯科医院が占めている。
さらに100人中5人は申告所得が0となっている。

つまり、 歯科の場合は、育成・開業費用等に
推定平均3000万円〜8000万円の先行投資が必要である。
2006年度の推定平均年収は、約550万円となっているが、
多大な先行投資などが必要であるにもかかわらず、
男子平均年収約540万円とさほど変わらない。

政府は今後、歯科医の適正数などの調査を実施したうえで、
抑制策の詳細をつめる。具体的には、歯大や歯学部の統合・再編を促して
入学定員を早期に1割削減するほか、国家試験の合格基準を引き上げて
合格者を絞り込む(第103回歯科医師国家試験(2010年)には
新基準での試験実施を目指す)としている。

歯科医師は人口10万人に対して50人が妥当とされている。
これは歯科医師が保険診療を主体とした上で
高収入が得られる条件を前提にしているという考えもある。
しかし、歯科医院側の事情などとも総合して考えていく必要がある。
P R
カテゴリアーカイブ
http://yaplog.jp/acerolaclinic/index1_0.rdf