【Excelデータ分析講座】5-1 ピボットテーブルの基本操作〜ピボットテーブル編

November 18 [Tue], 2014, 11:39





前回までの連載「Excelデータ分析講座〜テーブル編」では、テーブル機能により初歩的なデータ分析操作を効率的に行えることを紹介しました。今回ご紹介するピボットテーブルは、テーブルに収められたデータから集計を行い、結果をさまざまな角度から表やグラフで表示できる、より強力なデータ分析機能を持っています。「Excelデータ分析講座〜ピボットテーブル編」では、基本的なピボットテーブルの利用方法とそれらを利用したデータ分析の3つの例(店舗分析、宿泊予約分析、メルマガ効果分析)を説明します。第1回の今回は、ピボットテーブルの基本操作について説明します。なお、この連載では、Excel2010を使用しています。

平井明夫氏が講師の人気セミナー 「1日でわかる企業データ分析実践講座」開催決定! ?セミナー名:「1日でわかる企業データ分析実践講座 〜 BI&データマイニング」 ?講師:平井明夫氏 ?日時:2012年12月13日(木)10:00〜17:00 ?会場:株式会社翔泳社 1Fセミナールーム ?参加料:36,750円(税込)※テキスト代含む ?定員:20名 ?詳細&お申込み:http://enterprisezine.jp/eza/bi/04

ピボットテーブルを作成する

 ピボットテーブルを作成するための元データは、通常のセル範囲でもかまいませんが、テーブルとして準備すると、より効率的です。

 ここでは、以下のようなテーブルからピボットテーブルを作成してみます。

 

 これで最初のピボットテーブルが完成しました。

 表示された値は、それぞれの行と列のラベルの項目で販売数量が集計されたものです。たとえば、セルB5に表示されている「543」は、「店舗」が「西口店」、「商品カテゴリー」が「アイスクリーム」であるデータの「販売数量」の合計値になっています。

行や列を入れ替える

 ピボットテーブルでは、行や列を入れ替えることで、簡単に違った角度からの集計値を表示させることができます。

 3回のドラッグ?アンド?ドロップ操作で、行と列を入れ替えることができました。

ドリルダウンとドリルアップ

 ピボットテーブルでは、「行ラベル」ボックスや「列ラベル」ボックスに、複数のフィールドを置くことができます。この場合、行や列に項目の階層構造ができることになります。

 階層のなかで下位の項目の集計値は、表示、非表示を切り替えることができます。下位の項目を表示させる操作をドリルダウン、非表示にする操作をドリルアップと呼びます。

フィルターを利用する

 ピボットテーブルでは、フィルターを利用して集計の対象となるデータを絞り込むことができます。

スライサーを利用する

 スライサーは、Excel2010の新機能で、フィルターと同様に集計値の対象を絞り込む機能です。スライサーを利用すると、絞り込みのために選択できる項目のリストを常に表示させておくことができるため、より少ない手順で絞り込み操作ができます。

集計フィールドを利用する

 ピボットテーブルでは、集計の計算式を定義し、新たな値のフィールドを作成することができます。ここでは、「販売数量」と「販売単価」から、新たに「販売金額」のフィールドを作成します。

ピボットグラフを利用する

 ピボットテーブルでは、現在表示されている値を簡単にグラフとして表示させることができます。

 このようにピボットテーブルを利用することで、さまざまな角度からデータの集計と、表やグラフでの表示を効率的に行うことができます。

                      * * * * *

 この後は、いよいよ実際にピボットテーブルを利用したデータ分析の例題に進んでいきます。次回は、ピボットテーブルとピボットグラフの組み合わせによる店舗分析の例を説明します。

平井 明夫[著]





P R
カテゴリアーカイブ
月別アーカイブ
http://yaplog.jp/aamsoa/index1_0.rdf