四人の無頼漢(1961年)

March 26 [Mon], 2012, 18:30
1950年代、ユニバーサルは三人の新人俳優を売り出したが、その三人とはロックハドソン、トニーカーティス、そしてオーディーマーフィーだった。
ハドソンとカーティスは端役から始めたのだが、マーフィーは最初から主演だった、テキサスから来た男がユニバ社の最初の作品であった。
これは矢張りマーフィーの経歴、大戦の英雄であったという事が大きく影響していたに違いない。
アメリカ、ヨーロッパの国から貰った勲章は30以上に昇るといった栄光を持つマーフィーには俳優としてもカリスマ的な魅力があったという訳だ。
本作はそんなマーフィーの、彼のキャリアの後期の作品です。
製作はゴードンケイこの頃、マーフィーとコンビで盛んに西部劇を作っておりました。
映画は不気味な炎をバックにタイトルが始まります。
カメラが引くとこれはランプの明かりでありました。
さらにパンするとローズバッドサルーンの看板が、さらにパンするとカメラの奥に四人の騎馬の男たちがシルエットのように浮かびます。
三人はそれぞれライフルを構えており、何か事が起こる予感でいっぱいですね。
馬を下りた彼らの左端の男がライフルのホルスターから、なんとショットガンを取り出します。
WINNING BANKこのアップがさらに良からぬ事の起こりを強調して怖いのですが、期待に胸が高鳴ります。
この四人はクリップヴィックモロー、レオリーバンクリーフ、ハッシュチャールスボーバス、チャンクヘンリーウィルスでレオは早速カウンターで飲んでいる客の酒を横取りし、客が怒るとその手をナイフで切ります。
その頃、町の見回りに、犬白い斑の犬、最後にも出てきて泣かせるな。
といっしょに事務所を出た保安官を、クリップは卑怯にもショットガンで闇討ちします。
そして酒場に帰ります。
町の人々は驚いて酒場に駆け込んできますが、非情なクリップとその仲間は逆らうものを容赦なく撃ち殺します。
5分に一人殺すと何とまァサディスティクです。
彼らの目的は銀行の金を奪う為だったのですね。
一夜が明け、バナーコールオーディーマーフィーがパライスの町にやって来ます。
彼は名うての拳銃使いで、この町の保安官の助手としてやって来たのですが、保安官は大怪我でコールに犯人逮捕を頼むと息を引き取ります。
追跡に出ようとするコールに町長は町の男たちを引き合わせます。
彼らも追っ手を志願するのですが、血気に逸る退役軍人ロバートキースや人質として連れ去られた娘の叔父ローヤル、昨夜、兄を殺された男フランクオーバートン、ガンマンを気取る男ポールカー、インディアンルドルフォアコスタ、そして東部からやって来たばかりの銀行員ジョンサクソン、かれは頭取レイテールから命令されて無理やり参加させられます。
この6人の烏合の衆のような布陣でコールは逮捕に向かいます。
果たして彼らはどのような運命を辿るのか犯人は逮捕できるのかこのような凶悪犯追跡の物語も西部劇にはしばしば見られます。
しかしこの手の話は、追う方、追われる方の知恵の絞り方がよく描かれていないと面白くない。
この映画も地獄からの追っ手なので追う側は良く描かれているが、追われる方がちょっとなおざりにされておる。
出足は絶好調なだけにこの追う方と追われる方の駆け引きを物語に盛り込めば、又そちらにもっと力唐置けばまだまだ面白くなって来たと思うのだが。
本作ではジョンサクソンが馬にも碌に乗れない東部男を演じます。
鞍ずれが出来てマーフィーに酒を振りかけてもらうなんてとこも面白かったけど、ホントはカウボーイが身についているので、馬に苦労しているなんて演技はどこか窮屈そうでここいらも見ていて楽しかったのです。
俳優の話なら最初に戻るけど、最初の酒場のシーンで二人目のスーツの男が撃たれるとき、外で叫ぶ男はどの配役リストにも載っていないのだけど、こりゃ絶対マイロンヒーリーに間違いないな。
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