自賠責や被害者給付金も変更へ 顔の傷訴訟確定「男女平等…当然」 (産経新聞)

June 16 [Wed], 2010, 12:18
 顔などに大きな傷跡が残った労災補償で、男性は女性より低い障害等級とする国の基準を違憲とした京都地裁判決に対して、厚生労働省が10日、障害等級の見直しを進めることを表明したことを受け、同等級をモデルにしているほかの省庁のさまざまな補償制度も変更される可能性が高まった。

 国土交通省が扱う自動車損害賠償保障法の後遺障害等級は、労災補償の障害等級をモデルにしている。国交省の担当者は「労災補償の障害等級が男女平等になれば、合わせるのは当然。厚労省の動きを見て変更を検討する」と話す。

 また、犯罪で亡くなった被害者の遺族や重大な障害を負った被害者らに対して、国が一時金を支給する法律「犯罪被害者等給付金支給法」を扱う警察庁も同じ姿勢だ。同法の等級も労災の障害等級が引き継がれており、担当者は「厚労省に合わせて変える」としている。

 また、この日、原告代理人の糸瀬美保弁護士が京都地裁で会見。「地裁で違憲判決が確定するのは珍しい」とした上で「男女平等の流れの中で当然の結果。男性の等級を女性の等級に引き上げるよう見直し、他の障害補償もそれにならってほしい」と話した。また原告の男性(35)は「やけどで苦しんでいたことを裁判所だけではなく国にも認められて嬉しい」と弁護士を通じてコメントした。

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<強盗傷害>男性殴られ重傷 愛知・豊明(毎日新聞)

June 10 [Thu], 2010, 21:54
 5日午前3時10分ごろ、愛知県豊明市西川町長田の駐車場で、歩いて帰宅途中の近くの家業手伝いの男性(47)が、車を物色する男を発見した。声を掛けたところ、別の男に、ズボンの後ろポケットから現金約1万8000円入りの財布を抜き取られた。男性が追いかけると、ほかの男2人に捕まり、棒のようなもので全身を殴られた。男性は左腕骨折などで重傷を負った。

 県警愛知署によると、犯人は外国人風で3人組とみられ、強盗傷害容疑で捜査している。【高橋恵子】

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【裁判員 大阪高裁】「誤訳だ」差し戻し主張 英語使う独人被告側(産経新聞)

June 03 [Thu], 2010, 20:11
 覚せい剤取締法違反(営利目的輸入)などの罪に問われ、1審大阪地裁の裁判員裁判で懲役9年、罰金350万円の判決を受けたドイツ国籍のエステティシャン、ガルスパハ・ベニース被告(54)の控訴審初公判が2日、大阪高裁(湯川哲嗣裁判長)で開かれた。弁護側は「裁判員は誤訳で誤った情報を与えられ、被告の人格と主張がゆがめられた」と主張、1審判決を破棄して地裁に差し戻し、質の高い通訳人で裁判を行うよう求めた。

 湯川裁判長は冒頭、1審とは別の通訳人1人を選任。弁護側は「被告が信頼する通訳人の選任が不可欠」と主張、通訳人のレベルを確認するための尋問や、通訳の正確さを確認するために被告を弁護人の隣に座らせること、通訳人を2人に増やすことを求めたが、湯川裁判長は退けた。

 検察側は1審の通訳について「正当な意訳だった」と主張。弁護側は1審の録音資料をもとに「通訳は正確でなかった」とした言語学者らの鑑定書5通を提出し、1通が証拠として採用された。

 弁護人によると、ベニース被告の母国語は英語。捜査段階から一貫して無罪を主張するとともに、1審での通訳人に不信感を抱いていたという。

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