語り継ぎたい「日本の言い伝え」朝のクモは縁起が良いが、夜のクモは縁起が悪い

November 06 [Tue], 2012, 16:23
朝のクモは殺すと罪があたる親の仇に似ていても殺すなまた人の訪れを予知するなどといわれている。
ところが、夜のクモは親に似ていても殺せ夜のクモは、親の仇というように、徹底的に嫌われている。
闇夜にまぎれ、糸にぶら下がっているクモの様子から、妖怪化され怪力をもつ化生化け物とみなされることもあったという。
一方、クモは予知能力があると信じられ、人の訪れを予知する朝のクモの話は、かなり古くからあったようだ。
それは、枢嵩V皇から数えて、十九代目の允恭天皇の時代。
天皇は皇后の妹、衣通郎姫そとおしのいらつめを深く愛してしまう。
その衣通郎姫が天皇を偲んで詠んだ歌が我が夫子せこが来べき宵なりささがねの蜘蛛の行ひ今宵著しも朝クモが笹の根元に巣を作ったので、待ち人が夕方に来る前兆かも知れないと、クモの動きから天皇の訪れを占っている。
さらに、江戸時代にも下がり蜘蛛あれば、人の来る徴しるしとすること和漢同様と記されたものがある。
このように金儲け、クモは人智の及ばぬ霊妙な力、崇ハ力をもっていて前兆を教えてくれると信じられていた。
ひょっとすると蛙は田の垂フ使いトンボは仏の使いという言い伝えがあるように、クモは枢ァの使いとする観念があったのではないかといれる。
夜のクモを吉事とする言い伝えもあるし、新潟県には寝ている男の魂がクモに化して、鼻から出てくる話もある。
また、徳島県では人間の魂がクモの姿になって、家に戻って来たという話が伝えられている。
それらのことから蜘蛛は枢ァの使いだったことがうかがえるのである。
語り継ぎたい日本の言い伝え茶柱が立つと縁起がいいより
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