古本の話 

November 20 [Sat], 2010, 19:16
古本屋に行く。
本を買う。
一度に何冊も買い込んで、部屋に小さな山を作る。
その山を崩さないように、そっと一冊ずつ引き抜いて読み進めるのが好きだ。
読み終わった本がまた山になって、再び開かれるのを待っている。

本を選ぶときはあまり迷わない。
作家で、タイトルで、装丁で、たいした理由もなく手に取ったりする。
そんな本の中に、ごく稀に、しおりが挟まった本がある。

売った誰かの栞なら、それはきっと好きなページ。
お気に入りの文章が、そのどこかにあるんだと思う。
いや、もしかしたらそこまで読んで飽きてしまったのかもしれない。

違う誰かの栞なら、その人はきっと店先で本を読み進めているに違いない。
そんな時はちょっとだけ申し訳ないと思う。

私は、そんな栞の挟まったページを見るのが好きだ。
だからどうするわけでもなく、栞のページを眺めている。
そのページを読むときも、ただ眺めているだけのときもあるけど、
そんな時間をたっぷりとってから、私はその本を読み始める。

1000  

November 05 [Fri], 2010, 8:29
いつかわたしもやってみたいとおもっていたんだ。
ここは、だいすきをつづっていくページです。


0001 空
0002 海
0003 廃墟
0004 小説
0005 映画
0006 物語
0007 恋愛
0008 純愛
0009 悲恋

0010 星
0011 雨
0012 怪奇
0013 影
0014 音楽
0015 水彩
0016 キリン
0017 ゾウ
0018 サル
0019 クラゲ

0020 マグロ
0021 水族館
0022 青
0023 お茶
0024 英国
0025 英語
0026 神社
0027 鳥居
0028 寺院
0029 地下聖堂

0030 ろうそく
0031 炎
0032 灯篭
0033 夏
0034 河原
0035 水音
0036 標本
0037 魔法
0038 異質
0039 眼球

0040 手
0041 脚
0042 ミステリー
0043 彼岸花
0044 睡蓮
0045 向日葵
0046 カスミソウ
0047 マーガレット
0048 狭間
0049 レム睡眠

それは 

November 04 [Thu], 2010, 11:00
静寂とともに彼女の元に訪れ、侵食と融解を繰り返し、ふかく、ふかく根付いていく。

静寂とともに彼の前に現れ、真実と虚栄の鏡を壊し、瞬く間に彼を飲み込んでいく。

狂気、未だ来ず 

November 04 [Thu], 2010, 10:52
視線が冷える。
どんどん視線が冷えていくのがわかる。
誰かを凍らせるための視線ではなく、ただ私の心を錆付かせるだけの冷たい視線だ。
冷え切り、熱を拾い上げることもできなくなった私の瞳は、冷たい刃を拾い上げる。
どんなにささやかでも、私の瞳はその刃を美味く拾い集めることができた。
私の視線が冷えるたび、刃の数も増えていく。
向けられた視線には、同じ温度ものもが帰ってくる。
向けられた温度には、同じ温度を返してしまう。
もうやめよう。
自身の戒めは、緩く儚く解けていく。
侵食していく。
蝕んでいく。
そして、凍え切り、壊れた眼差しが、私が、求めるものは何だというのだろう。
今はまだ・・・

 

November 01 [Mon], 2010, 10:01
嬉々とした話もなく、ただ暗鬱に過ぎ去っていくこの月が好きだ。