幻想歴〜人形の夢〜 

2010年03月25日(木) 15時46分
「ここが……魔界か」

果てしなく続く針のような森林
不気味に耀く真っ赤な月
森に木霊する謎の生物の鳴き声

形容するならば地獄ともいえる景色が眼下に広がって









いなかった



「何か拍子抜けしちまったな〜」

ぼやく俺にアリスが突っ込む

「まさかとは思うけどユキ魔界が地獄みたいな所だと思ってた?」

若干テンパる俺にアリスが笑いながら

「フフッ、どうやら図星のようね。別に、魔界はそんな酷い所じゃないわ」


「ふみぃ、すっごく綺麗だよ〜」

そうユリが言うように
そこにはまるで絵の中に入り込んだような錯覚になる



「あぁ、確かに素晴らしいとしか言い様がないな・・・・・ただ惜しむらくは殺気を隠す気配もなくこっちを狙ってる奴がいることかな?」

「刺殺【串刺シ公ノ情】」
俺が喋り終えるのとほぼ同時に声がかかりほぼ真下から紅黒い針のようなものが飛来する

何となくだが攻撃が飛んでくる事が大体予測できていたおれは即座に空中に魔方陣を展開させ
護りの力を発現する

「重壁【難攻不落の城壁】」


足元の魔方陣が広がり俺達を隠すように強固な壁が真下から迫り来る針を迎え撃つ


攻撃が止むと同時に目の前に真っ黒なドレスに身を包んだ女性が現れた

「私のスペルをいとも簡単に防ぎきるとは・・・・・流石はあのお方の・・・・お迎えにあがりました。若、そして魔界の姫」


「「はぃ?」」

俺とアリスは全くもってすっとんきょうな声を上げてしまった


「お姉さんだぁれ?パパとママのお友達?」


「申し遅れました、私は先ほども申し上げたとうりあの方の命で貴方達を迎えに上がりました、ジャック・ザ・ジルと申します。そして貴方方を我が主の元に行きその力を持ってこの世界を・・・」

勝手に話を進めるジルの言葉を遮るように俺は捲し立てる

「ちょっと待てどうゆうことだ!!!あの方って誰だそしてこの世界でいったい何が起きているんだ!?」


俺が疑問に思ったことが関を切ったように溢れ出す。
そして、今までに無いほど激昂する


今まで見たことのない俺の姿にアリスとユリの二人は不安そうな表情でこちらを見ている


「あんたなぜ俺達を攻撃した?場合によっては・・・・俺はアンタを許さない」


俺は自分の出せる魔力全てをもって相手を睨む

「はぁ〜全くもって人の話を聞かないてころまで似ているのね?」
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