森のおはなし会 10月

今回の森は、いつものクリプトンじゃなくて、中央公園でした。
中央公園って、こんなに広かったんですね。いつもは、空港にいくときにそばを通過するだけで、ゆっくり中を歩くなんて、今は大学生の娘が幼稚園の遠足で行ったとき以来かもしれない。
とてもいいお天気。
風は少し冷たいですが、空は気持ちいいし、お日様きらきら。トンボがとんでます。飛行機も飛んでます。中央公園は空港にとても近いので、離陸、着陸する飛行機がとても近くに見えました。
日ごろ、家の中ばかりで過ごしているので、少し油断して、薄着できたら、結構、寒いですね。あれ、長靴の用意してる。そんなに深いぬかるみがあるのですか?
あれ、靴下のお子もいる。出掛けに忙しくて、靴を履かせるのを忘れて車に乗ってしまった…よくある、よくある。
余談ですが、乗り物で、座席に座ったり立ったりするときに靴を脱がせて、ちょっと、そのへんにおいておくと、そのまま、下車することって意外と多いですよ。
とぴぱらは、その当時、靴カバーつかいました。靴は脱がせないで、靴の上から、ビニール素材の、まあちょうどいい大きさの袋ですよね、それを必要に応じて、すぽっと靴にかぶせます。
これは、よかったですよ。靴と当人が離れないので、なくすことが少なくなりました。それに、どろんこ遊びとかで、ぐちょぐちょになったときも、靴カバーさえしたら、ひょいって抱っこできますし。
その辺のビニール素材のもの、エコバッグでも、使えなくなった100円のかさのビニールでも、それを巾着の形にするか、まあるく縫って、ゴムいれるか、したら、簡単にできあがり、お勧めかも。
今日も、いろんなミミズや虫やきのこにご挨拶して、おべんとうも食べて、さておはなし会。
今日は、風邪がはやってて、ちょっと少ないので、いろいろ手遊び、わらべ歌なんかもやってみましょう。
先日わらべ歌の勉強会が明徳館でありまして、そこで教わったのを一つ。
「ぼうず、ぼうず、かわいときゃ かわいけど、にくいときゃ ぺしょー…」
頭をなでてなでて、最後のぺしょーでおなかを押さえます。ぺしょーってへそ、ですかね。親子でおへそとおへそ合わせてもいいですね。お鼻なんかちょっとつまんだりしても。これを3回繰り返すと、どんなに、わが子の振る舞いに腹立ててるときも、あーかわいい、って思えますよ。
次は、先日やっぱり河辺の図書館でおそわったわらべ歌の一つを
「あ〜らって あらって くるりとせ。 ゆ〜すいで ゆすいで くるりとせ。
し〜ぼって しぼって くるりとせ。 ほ〜して ほして くるりとせ。
た〜たんで たたんで くるりとせ。 たんすにしまいましょう!」
あらうときは、向かい合って手をつないで、ゆすりながら。ゆすいでは、おおきく振って。しぼって、で腕と腕を交差させて、干すときは、お子さんを抱えて、高い高いみたいに。たたむのは、お互いの手の平をたたいて。最後は、おかあさんがぎゅ〜。
文字で書くとむずかしいですね。一回見ると、すごく簡単なんですけど。
覚えたいという方は、どうぞ、おはなし会に来てみてくださいな。
さて、お話です。今日はお天気もいいし、外を散歩したある仲良したちのお話。
「りすとてぶくろと針」(子どもに語る北欧の昔話 こぐま社 より)
あるところに、りす、とてぶくろ、と針が、仲良く一緒に住んでいました。ええ〜?そう。リスはともかく、手袋と針って?
さて、その3人、毎日森にお散歩に行きます。そして見つけたものとは?
まるで森のようちえんのみなさんみたいですよね。一生懸命さがしてると、森はいいものをお土産にくれるみたい。
では、次は初めて、創作童話から。ちなみに、昔話は、それこそ何百年もかけて、何百人もの語り手がずっと伝えてきた話なので、なんというか、みんなで作った普遍性の高い芸術みたいなところがありますが、創作は、その個人が自分のオリジナリティでお話を作り上げるもの、すごく変わったのや、個性的なものがあります。アンデルセンなんかも、創作ですね。
好き好きですが、昔話の方が、合う人は多いので、ちょっと冒険。
「ゾウのピクニック」(ふしぎなレンズ リチャード・ヒューズ作 岩波少年文庫 より)
なかよしのゾウとカンガルーがピクニックに行きました。そこでなべの中にいれてぐつぐつ煮たのは一つのやかん。なぜやかんを煮たのでしょう?それは食べるためですとも。やかんは、一日煮られて、さあ、どうなったでしょう?
これは、大人はとても疑問符だらけの話で「あれは、何を食べたんです?」とか「あの話は何の寓意ですか」とか、納得できない人が多いのですが、このへんてこりんな話を、小さい聞き手の方たちは、なんの疑問ももたず、すとん、と胸に落とすのです。ほんとに、すごいのね。なんでもあり、のこの許容量の大きさ、多様さ。これこそ、小さいうちだけの神様からのプレゼントの一つかも。これから、どんな環境で育つことになっても、まるごと受け入れられる、懐の広さは、小さい人たち特有なものかもしれないですよね。かえって、功成り名遂げると、それ以上何も受け入れられなくなるのかな。
最後は、そろそろ季節も進んで、いよいよ虫の声も盛んになってきたので、こないだの「虫かご」の手遊びでおしまい。
今日もいいおはなし会でした。みなさま、聞いてくれてありがとう