はじめに 

July 04 [Tue], 2006, 12:16
このブログに訪れていただきありがとうございます。

ここは、私の現在の留学先、ロンドンで実際にあった恋愛について書いています。
まだ終局を迎えて1日しか経っておらず、心の傷はまだまだ癒えていませんが、
このことを残しておきたいと思い、ブログに綴っていくことにしました。

人を、死ぬほど愛したー・・・。


※書いた順番に記事をアップしていく予定です。
出会いから終局まで、徐々にストーリーを進めて増やしていきますので、
最初から読まれる方はこのページから、読めるようになっています。
ストーリーの続きを読まれる方は、左側の「最新ストーリー」をクリックして
読んでください。

<主要登場人物>(名前は全て仮名です)

●揚羽−私です。日本人。年齢31歳。2006年7月現在、ロンドン留学3ヶ月目。
●H−韓国人の男の子。22歳。私のクラスメイトでもあり、ボーイフレンドだった人。

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■I君−韓国人の男の子。22歳。日本語ができる、私の良き友達。
■N−韓国人男性。26歳。1ヶ月ほど前にロンドンにやってくる。クラスメイト。
■T−韓国人男性。26歳。I君の良き相談役でもある。

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◆Aちゃん、Bちゃん−日本人の女の子。共に22歳。クラスメイト。
◆Cちゃん−日本人の女の子。社会人経験バッチリのちょっと大人な25歳。

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◇その他、日本人、韓国人、他各国の友人達やフラットメイト。

プロフィール 

July 04 [Tue], 2006, 13:55
私について。



名前:揚羽
年齢:31歳

2006年4月から何を思ったかロンドンに語学留学中。。。
31歳にもなって、22歳のコリアンボーイと恋に落ちる。

そもそも30過ぎて語学留学って・・・
恋愛しに来たんじゃないでしょあんた・・・

本来の(?)目的も忘れ、恋に翻弄される哀れな女を演じます。

ストーリー1 〜出会い〜(4月18〜23日) 

July 04 [Tue], 2006, 14:32
<大英博物館>

日本人かと思ったー。

それが最初の第一印象。
はっきりした二重にきれいに整った丸っこい顔立ち。
日本だとちょっと古いかな・・・でも韓国だと今時の服装。(たぶん)
ジーンズを腰履き。上着はパーカー。
人を寄せ付けないクールな印象。

クラスで最初に出会った彼の印象がそれだった。
ロンドンのとある語学学校。
10人ほどの人数のクラスの中で、日本人は私含めて4人。
コリアンがひとり、彼だけ。後はヨーロピアン。

クラスを二つに分けて、自己紹介程度の簡単なディスカッション。
「音楽は何が好き?」Aちゃんが聞く。
「ヒップホップが好き。EMINEMとか聞く。」Hの答え。
これは今でもAちゃんもBちゃんも私も覚えてる。
私はなんとなく、「あ〜そんな感じ」とか思った。
なんとなく、(韓国の)今時そうな男の子。
きれいなんだけど、どこかかわいい顔立ち。

クラスのティーンエイジャーのフランス人の男の子と仲がよさそう。
休み時間、タバコを吸いに外に出ると、その二人が一緒に並んでタバコ
を吸っていた。
「Hi」と声をかけると、一応返事は返ってくるものの、そっけなー。
フランス人の子がギターを弾ける模様。二人でギターの会話をしている。

H「俺はピアノが弾ける。」

(へぇ、この子見かけによらずピアノ弾けるんだ〜いいな〜。)

H「君、何か楽器できる?」
私「え、な、なにも。。。」

しぃ〜〜〜〜ん・・・・・・。
ご、ごめんよ・・・・。

最初の1週間で覚えてるのはこのくらい。
なんか、ちょっと怖い感じだなって思った。とっつきにくそうな、ね。

ストーリー2 〜クラスでの笑顔〜(4月24〜27日) 

July 04 [Tue], 2006, 23:21
<ピカデリーサーカスの通り>

私たちのクラスの先生は、時々変わる。
この週から教えてくれた先生は、その後約1ヶ月、教えてくれることになる。

今でも、この先生以上にいい先生はいないと思っている。
厳しいけれど、授業の内容はハード。ついていくので一生懸命なくらいで、
私はいつも授業は必死だった。

授業の内容で、「○○の時、私はいつも△△をする」というのを
紙に書かせたことがあった。
自分の名前は書かず、各人にそれぞれを手渡し、全員席を立って
みんなに質問し、誰が書いたか当てさせるのである。

私のところに回ってきた紙には
「私はいつもディナーの後に、庭にたばこを吸いに行く」
と書かれていた。
このクラスには、私とフランス人とHの3人しかスモーカーがいない。
となれば・・・・・

私は真っ先にHに質問をしに行った。
案の定、Hは「俺、俺!!」と言った。
H「このクラスには3人しかスモーカーがいないじゃんか!
これすごい簡単だよ!!」
と言って笑った。

この笑顔がHが私に笑いかけた初めての笑顔だったかもしれない。
あ、この人、こんな風に笑うんだ。
ちょっとなごんだ、最初の一瞬。

ストーリー3 〜でもクール〜(4月28日) 

July 05 [Wed], 2006, 8:11
<ステイ先の街並み>

私の学校は毎週金曜日にパブ・デーがある。
学校のみんなでパブに行くのである。

1回目の金曜日は同時期に入った日本人たちと、何人かの外人と
一緒にパブに行ったような気がする。

この頃、私はホームステイをしてた。
ちょっとこのホームステイについて書くと、私のところはいわゆる
“はずれ”だった。

老夫婦ふたりだったから、とにかくいろいろなことが厳しくて、
9時までにシャワー、11時以降はバスルームが使えない。
もちろん、歯を磨くのも、顔を洗うのもダメ。
夜7時にディナーなんだけど、遅れると、ディナーなし。
とっておいてもらえない。

5時半に学校が終わるが、Zone1の学校からZone5のステイ先まで
電車で1時間かかる。
学校が終わった後にみんなと話してる時間もない。
ディナーのために毎日、必死になって帰ってました。
ごはんは買うと高いし、お金を払ってるのに、ばかばかしかったから。

当時の日記を見ると(ブログにアップしていないけど)、相当ストレスを
貯めてた。「監獄のような毎日を送っている」と書いてあったw

で、学校に入ってから2回目の金曜日。
私はHになんとなく声をかけた。
私「今日、学校のパブに行くの?」
H「今日は彼(フランス人の男の子)がラスト・デーだから、彼と一緒にパブに行くんだ」

あ、そうなんだ。仲良かったしね。
それだけ。やっぱりこの時もちょっとクールだなって思った。
と、同時に、この子はこのフランス人以外に友達と話してるところみたことないな、
って思った。正直、友達はこの子だけなのかな?と思ってしまった。
ふたりは気はすごくあってるみたいだった。
二人とも若いし、楽しそうだった。
だけど、Hは自分から積極的に声をかけるタイプじゃないな、と感じていた。

ストーリー4 〜メーデー〜(5月1日) 

July 06 [Thu], 2006, 9:11
<Bank駅前の建物>

5月1日はメーデーだった。
月曜日だったけど、イギリスはバンクホリデーで休みだった。

私はその日、クラスのドイツ人男性と一緒にホームワークをするために
学校がある駅で待ち合わせをしていた。
もちろん学校は開いていないので、公園でランチを取ってから、カフェで
ホームワークをすることに。

この時の私のクラスの先生は厳しくて、最初、私はかなり緊張していた。
授業も難しくてなかなかついていけなかった。
クラスレベルを本気でひとつ落とそうと考えていたほどだった。

そんな中、休み時間一緒にタバコを吸っていたHがクラスで私が
困っていると、何を今するのか教えてくれたり、単語の意味を
教えてくれたりして、いろいろ助けてくれた。
「とっつきにくそうだけど、実は優しい子だな」
そう思い始めていた。

クラスではよく、グループでディスカッションをする。
その時にHと同じグループになると、すごく話しやすかった。
彼がいろいろ話を振ってくれたり、聞いてくれたりしたから。

そして、ペアやグループでやらなければならないホームワークも
時々出されていた。
このメーデーの日にやったのが最初のペアでやらなければならないホームワークだった。
私のペアはこのドイツ人男性。穏やかで話しやすく、私は好感を持っていた。

ストーリー5 〜ひとり〜(5月2日) 

July 06 [Thu], 2006, 9:42
<昼間のタワー・ブリッジ>

例のフランス人の男の子が帰ってから、案の定、Hはひとりでたばこを吸っていた。
誰と一緒にいるでもなく、つるむわけでもなく、ひとりで、ぼうっと。

私の学校だけではないと思うが、日本人は日本人、韓国人は韓国人、
他国もそうだが、同じ国の人同士で固まっているケースが多い。
私は日本人と一緒にタバコを吸っていることが多かった。
パブに行く時もそうだったし、いつも日本人のグループと一緒にいた。

でも、それもちょっとどうかな・・・と思っていた。
英語を話しに来たんだから、とかそういう問題じゃない。
それは私には全くこだわりがない。
ただ、私は31で、周りは20歳前後だったから、ちょっと若いな〜・・・
とか思っていた。話すことはできるんだけど。
なんとなく、入り込めない、なじめない、感があった。
10人くらいで大勢いたから、なおさらだった。

これについては、でも、私の性格もあった。どちらかというと非社交的なほう。
周りにはそうは見えないらしい。でもかなり人見知りをする。
本気で仲良くなるまでに時間がかかってしまう。

そんな時、ひとりでタバコを吸ってるHの姿があった。
私たちはクラスメイトで、何度か今までも一緒にたばこを吸っていたから、
ほんとに自然に、声をかけた。

クラスの中でしゃべるときとまた違う。
Hは、もう帰ってしまった例のフランス人の彼と一緒に
クラスの盛り上げ役だった。ムードメーカーだった。
クラスでは良くしゃべる子だった。
先生を時々からかったりもしていた。

でもたばこを吸ってる時はいつも、眉間にしわを寄せてた。
近寄りがたかった。でも、クラスでの彼を知っていたから、
ふたりきりでも割と話すことができた。

私「今ね、フラット探してるんだ」
H「フラットって何?」
私「アパートみたいなもんだよ。flat。ホームステイ先が厳しくて、
早く出たいんだ」
H「俺も今週末引っ越すよ。今のステイ先は全然、会話とかしてくれない。
いつもディナーはひとりなんだ」

そんなたわいもない話だった。
そんな会話の中から、ふと、この子、家に帰ってもひとりなのかな、と思った。

ストーリー6 〜仲間意識〜(5月3日〜4日) 

July 06 [Thu], 2006, 12:37
<公園のリス>

それから、Hといつも休み時間にたばこを一緒に吸うようになった。

日本人と話す時は当然日本語だから、今までは、クラス以外で
英語を話すのは、ステイ先のみだった。
1日の大半は日本語で、ちょっと、もったいないないな、
となんとなく思っていたところだった。

Hと英語で話すのは楽しかった。Hはすごくおしゃべりだった。
同じクラスなのに、Hのほうが英語力が上だった。
それもあって、割と聞き役だった。

英語で話すのは、最初話が通じなくて、ちょっと困ることもあった。
時々、Hの言う単語がわからない時もあった。
その度にHは私の電子辞書をひいて、単語の意味を見せてくれた。
こんなことやってたら、英語力上がるな、と本気で思った。

でも、やはりときにまだクールで、私が先生に指されてただひとり、
答えることができなかったときがあった。
3週間も経ってこんなんじゃ、本気でやっぱりレベルがあってない
んじゃないか、と悩んだ。

中庭に行くとHがいたので、「H〜〜〜うううっ・・・」と
泣きつくと、Hは何も言わないでクールにひとり煙をふかした・・・
(何か言ってよ・・・・・)
でも、彼の存在にちょっとだけ癒された。。。

クラスでスモーカーは私とHだけだった。
授業の内容でスモーカーについてディスカッションする時もあった。
アンチスモーカーも多い中、なんとなく、仲間意識が芽生えていた。

そして、クラスの中以外でも時間を共有することによって、
私たちは、次第に仲良くなっていった。
いつしか、たばこを吸いに中庭に出ると、まず最初にHの姿を
探すようになっていた。

ストーリー7 〜揺れる心〜(5月3日〜4日) 

July 08 [Sat], 2006, 15:07
<ステイ先近くの池の水鳥たち>

この前の週まで、私はステイ先を出るためにフラット(アパートみたい
なもの)を探していた。
これがかなり大変だった。
私の条件はなんと言っても「たばこが吸えるところ」
1件目で出会ったのだが、「1件目だしな・・・」ということで、他も見ること
にしたのだが、これが、ことごとくだめだった。
ま、吸えるところもあったけど、そうなると、結構汚いフラットだったりして、
かなり、見て回った。

最終的に、Zone2にある、庭でならタバコOKですよ、というところにした。
フラットもきれいだったし、大家さんが何よりいい人そうだったから。
イングリッシュハズバンドと、日本人女性が大家さんで、他、日本人学生
男の子2人。
結果的に、私はこの人たちに大いに助けてもらうことになる。
このフラットでよかったと今は心底思える。

Hは、時々、私も知っているトルコ人の男の人と一緒にいることもあった。
そんな時は3人で一緒にたばこを吸っていた。
彼とはメインクラス以外の授業が一緒で知り合ったようだった。
二人の英語はすごくうまいので、ついていけないときもあったが、
あまり気にせず、その場を楽しんでいた。

でも少し、日本人コミュニティが気になっていた。
このままだと、いけないかな・・・と思った。
やっぱり仲間って結構大事だよな、と思って、少し心が揺れた。
Hと話すのは、心地よかった。この人と話したい、そう思った。

クラスの合間の休み時間になると、Hが「一緒にたばこ吸いに行こう」
と私に声をかけるようになった。
休み時間が終わると、「クラスに戻ろう」とHが声をかける。
仲の良いクラスメイトだった。

※以前ストーリー6にあった内容を、時間経緯をわかりやすくするために
一部ストーリー7に移動しました。

ストーリー8 〜楽しい一瞬〜(5月5日) 

July 08 [Sat], 2006, 15:46
こう書いていると、私とHの間にはたばこしか関係がないように
思えるが、実際、それがひとつのきっかけでもあった。
タバコを吸う場所は“中庭”と場所がひとつに限られており、
スモーカー同士、友達になりやすく、またクラス以外で
話す場所はここくらいだった。

5月最初の金曜日、ホームワークを一緒にやったドイツ人男性と、
もうひとり、クラスのドイツ人男性がラスト・デーで帰国することに
なっていた。ヨーロピアンは2週間とか、いても1〜2ヶ月と短い人が多い。

私はホームワークでペアだった男性と仲良くなっていたので、
「彼らがラスト・デーだから最後にみんなで学校で行くパブ
に行かない?」と、クラス全員に声をかけ、皆で行くことになった。
もちろん、Hも。
私もAちゃん、Bちゃんもいつも日本人と一緒にパブに
行っていたので、クラスで行くのは初めてだった。

学校の前で、みんなで写真を撮った。
私はこの時の写真が今でも一番のお気に入り。
まるで、語学学校のパンフレットにでもなりそうな写真。
インターナショナルで、みんな楽しそうに笑ってる、その一瞬。

この時のクラスは、本当にみんな仲が良かった。
Aちゃんもこの時の写真が一番好きだと言った。
彼女も同じ気持ちでこの写真を見ていた。

結局、例のドイツ人男性は他の女の子としけこんでしまったらしく、
パブには来なかったのだが・・・・・。
和紙で鶴を折って、ラスト・デーの男性にプレゼントした。
ついでに折り紙も持参していたので、なぜかみんなで鶴を
折ることになった。今考えると、超恥ずかしいwなぜパブでww
でも、これはすごいいい思い出となった。
この時のHの笑顔は最高だった。

しばらくすると、クラブみたいな感じになるところだった
ので、クラスみんなで、担任も交えて踊ったりしていた。
今までで最高に楽しいひとときだった。

疲れたので席に戻ると、さっきまで一緒に踊っていた
Hがひとりたばこを吸っていた。
私も隣でタバコをふかす。
H「荷物みんなここにおいてるから、俺見張ってなきゃ」
私「そっかー、そうだね」
(へーこの子、割りと偉い・・・)

あまり話すことはなかった。ときおり、Hの横顔を見ていた。
音楽が鳴り響くクラブの中で、その沈黙が、心地よかった。

※再生を押すと曲が流れます。


<主要登場人物>
※J:Japanese K:Korean

揚羽−管理人。J♀(31)。ロンドン留学中。
−K♂(22)。私のボーイフレンドだった人。

I君−K♂(22)。日本語ができる、私の良き友達。
−K♂(26)。Hの友人。クラスメイト。
−K♂(26)。I君の良き相談役でもある。

Aちゃん、Bちゃん−J♀(22)。クラスメイト。
Cちゃん−J♀(25)。ちょっと大人な友人。

◇その他、日本人、韓国人、他各国の友人達やフラットメイト。

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