あの日 君が星になった日

August 13 [Sun], 2017, 19:33
「戦国御伽絵巻 ヒデヨシ」8/11夜、8/12昼、8/13楽を紀伊国屋ホールで観劇。

楽はカーテンコールでキャストから一言ずつ。ダブルカーテンコールでスタンディングオベーション。小屋全体の暖かい雰囲気で良かった。
ゾロリよりも話の展開が好き。秀吉が天下統一を目指すきっかけになった出来事を、信長と石山本願寺との因縁、金ヶ崎の退き口までの織田内部の動きを紐解きながら描く話。

◆町田慎吾as木下秀吉

「さあ行こうか、天下を獲りに」と「半兵衛のおかげだ。昔星が降る夜があると教えてくれた」の台詞がお気に入り。激昂して次の瞬間に冷静になったり感情の波が激しくて大変とのこと(アフタートークより)。そう見えないのがすごい。シャチを笑わせる部分の日替りネタは11日が金太郎で熊と戦った話、12日が浦島太郎で亀に乗った話、13日も浦島太郎だけど自分で亀を育ててて大きくならないという話。双牙×2作品、ソロリ、ヒデヨシとまっちーを観るのはいつもオリジナルの時代物。感情豊かな正義のヒーロー的な正直似た役をやっていて正直役になるのではなくて、どの役もまっちーになっているとは思うんだけど、そこに嫌味や作品を潰すほどの変な癖がないのがすごいなと。舞台にいると目が向いてしまう。ジャニーズ演劇派のイメージはまっちーと瑞樹さんによりわたしの中では不動の位置にある。ちょっとした身のこなしをみても「流石元ジャニーズ!」って思ってしまう笑

◆平野良as明智光秀

秀吉に対して「お前の描く世の中では、俺は生きられそうにない」という台詞が頭から離れない。平和を好む情熱の秀吉、自らが生きるために戦乱の世を望む冷静な光秀の対比が際立っていて良かった。
そして光秀のキャラづくりとしての歯切れの良い台詞まわし。良くんは相変わらず上手い役者でうらやましい。台詞でテンポを作るのが上手い。演じるということの魅力をこちらに伝えてくれる。なのに本人もおもしろい。
アフタートークでシャチを笑わせる部分でアドリブをかましすぎてスタッフさんに「本番は台本通りだよね?」と圧をかけられてたらしい。楽では、「いないいないいる」というネタをやっていたのと、シャチに斬られて太腿が丸見えになっていたのがおいしいなと思っていたら、カーテンコールで前者はさとうが、後者は良くんがネタにしていた。やっぱり四天Aが好きだ。

◆佐藤永典asシャチ

戦乱の中で信長軍に漁村を襲われて、石山本願寺の黒顕に殺人のための剣を教えられた青年。圧倒的な台詞の少なさと殺陣要員。殺陣出来るようになってほんとに良かったね。
秀吉に対して「情けない」と言いながら笑うシーンよりも、ウツボが自刃するときの叫びの方が個人的に良かった。殺すための剣が守るための剣になったという点では秀吉のいう「変わった」だと思うけど、シャチは救うために剣を振るっていたのではないかと思ってみたりもした。自身の苦しみに閉じ込めて。
あとはまっちーと良くんのアドリブからよく笑わず逃げ切った!特に楽の良くん。酷い先輩発言にも同情するよ。とりあえず素敵な先輩方に囲まれてのびのびやっていたようで安心した。「おじさん」に上から目線だったり、フッキーの握手に「そういうのは良いんで」って言ってみたり相変わら好きな先輩にはがぶがぶ痛いほどの甘噛みを存分にしてて笑った。

◆藤原祐規as竹中半兵衛

え、半兵衛そこで死んでしまうの…?っていう。フッキーも器用なのでちょこちょことした小ネタが良いよね。番頭さんの「おおきに」とか。今回の作中で、実在の人物としては一番フィクションとして描かれていたのが半兵衛かな。秀吉による天下獲りを熱望しながら、彼の意志として目指すよう最期まで見守り続けた人。

◆鍛治本大樹as徳川家康

演技にメリハリがあって、これが劇団の方の安心感かと。良くんとの茶器バスケシーンが大好きだった。まっちーの最後の台詞での新しい楽しみ方をアフタートークで教えてくれてありがとうございました。

恥ずかしいけど戦国時代に明るくないから、とりあえず作品オリジナルの部分と史実を区別するための自分用メモ。★が史実と異なっていたところ。

1556年6月 長良川の戦い(美濃斎藤家)
1568年 足利義昭 将軍就任 〜88年まで
1570年5月 金ヶ崎の戦い(織田×朝倉浅井)★
1570年6月 竹中半兵衛 秀吉の直臣になる★
1570年10月 石山合戦(織田×石山合戦 顕如) 〜80年まで★
1582年6月 本能寺の変

未来を決める

August 11 [Fri], 2017, 12:12
転職が決まった話。
5月の連休で大学時代の友人と会った時におすすめの転職エージェント会社を紹介してもらったのがきっかけで、1社だけ受けたら内定した。6月からこそこそ東京に帰って、現職の知り合いにお話うかがったりしながら、3回面接。

転職先に選んだのは、また日系大企業。
今もグループで7万人以上の大企業の本体所属だけど、転職で自分の市場価値を下げる気は全くなかったので、より世界的にも有名なところ。結論から言うと、完成車。現職も自動車産業が相手なので、経験を活かせるとなると一択だった。外資メガサプライヤーも知名度的にはかなり魅力的だったけど、現地法人と働いてると〇〇ジャパンの裁量で仕事をしたくなかったから、やっぱりわたしは日系の本体。

大学時代の就活は、リーマンショック含めてもここ10年で底に近い年だったから、大手志向のわたしはかなり苦労した。でも転職ってやってきたことが問われるから、面接用の話し方は結構考えたけど、実績経験を自信を持って話すだけで、就活に比べたら楽勝だった。景気が良いので、職も本当にたくさんあるしね。

転職面接をしていて選びたい放題なくらい客観的にも評価される実績と経験を積ませてもらった今の会社にはとても感謝している。そして驚くほどたくさんの「いいひと」に囲まれながら仕事をしている自覚もある。本当に良い事業本部に配属された。難しい仕事に若手営業であってもやりたいと言えば、自由に挑戦させてもらえる職場。困ったときも「お前が言うなら」と製造の責任者の方々に助けていただいたことも数知れない。だからこそ去ることが決まった今申し訳なさでいっぱい。

ただ、今の会社で将来を描けなくなった。
本社で、幹部と距離が近い環境で、事業戦略のなさに幻滅した。今の所属部署の上司たちも「いいひと」たちだけど、本当に「仕事ができない」。視野が狭いというか、問題が起きたら対処すれば良いという考え方が、わたしには無理だった。その問題は必ず起こると想定できるのに、予防措置をとらない。部下の会議資料をコピーして発表することが上司の仕事?「いいひと」だから。自分の手柄にはしないけど、稼いでくるのが仕事の営業なのに、あなたは一体何をして事業拡大に貢献してる?って思ってしまった。

国内営業時代は、上司先輩も仕事のできる方しか耐えられない厳しい市場の営業所だったから、そんなことを感じたこともなくて。それに耐えられないだけじゃなくて、自部署だけじゃなくて事業本部全体がそういう雰囲気なことに気づき始めた。昔は目の前のことをこなしていれば、事業拡大していたからいいかもしれない。もうそういう時代じゃないのに。こういう事業本部の悪いところにずっと前から気づきながらも腐らずやったいる人がいるのもわかってる。海外駐在経験の長かった国内営業時代の上司が今年の春に海外営業に異動してきて、公私共々相談に乗ってもらったりしていて大分救われた。やっぱりこういう人を尊敬したいと思った。きっとその上司なら変えてくれる。幹部の世代交代もある。でも、その変化を待つんじゃなくて、わたしは自分が変わることを選んだだけ。今の会社を踏み台にしたようで心が痛むけれど、その分貢献した面もあると思う。事業についても社内の女性活躍のアイコンとしても。でもその当人がこの組織で5年後を描けない。

ただここに書いたことを退職交渉には言えないから、今年の夏休みの宿題は退職交渉の内容を考えること。重いな。

連休の棚卸し

May 14 [Sun], 2017, 16:54
2017年GWは出張が入ったから変則的だった。
半月自分の部屋と職場のデスクにいないというヤドカリ生活。

4/29-5/3 休日 :819舞台 2公演
5/4-12 海外出張:台湾、ベトナム
5/12-14 休日 :シド武道館 2days

休み返上で損したようで、趣味と混ぜ込んだから最大限に満喫した。深夜便からのライブとか無理もしたけど、休めたから精神的に良好。趣味関連は後付けで文章書こうかな。気力があったら。

去年の10月から毎月海外出張してて、正直結構辛いんだけれども、1ヶ月ずっと職場にいるのも退屈だから、刺激が欲しいわたしには仕方ないのかもしれない。それはそれでストレス発散が出来なくて、息がつまるからね。ただ、忙しさの代償として、年明けから毎月何かしら病院のお世話になってるけど。最近は20-21時頃に帰ってる割に、国内営業で毎日22-23時上がりだった時とはまた違うしんどさ。内勤営業は常にオフィスで仕事してるから、身体にもココロにも悪いよね。外勤は事務処理の開始時間は遅くなるけど、移動の運転時間もあるから、1人の時間もあったし。なにより予定が自分の時間調整次第だからね。とりあえず今は次の海外出張予定があることで、仕事の締めが自然と決まる感じ。仕事は日々予期せぬ方向から飛んで来て増えるから、全く予定通りではないけれども。

こんなに海外出張していても、相変わらず飛行機は好きではないけど。毎月乗る頻度があまりに多くて、嫌いではなくなっただけ進歩。8日間で6回とか。航空会社による機材制限と睡眠時間確保のため、映画は2本観られたら万々歳だけど、新作、準新作を観られるからそれだけは良し。

と、個々の出来事でいえばなんとか辛くも楽しくも働いているけど、将来は…?と考えることもあって、転職サイトに登録してみたり。ここでは諸々の理由は割愛。そんな中、GW前半の休み中に高校時代の友人や大学時代の友人にも会う機会があって、その中に転職を比較的短期間で繰り返している友人がいるので、オススメの転職コンサルを教えてもらったりも。色んな仕事がありますね、世の中。サイトの方は1日多い時は100件以上くらいメールが来て、エントリーしないしめんどうくさいなとは思うけど、たまに大手の「おっ!」て思うところのポジションにどうですかと別会社の転職コンサルから個別メールが入ったりして、なかなかおもしろい。そんなこんなで、紹介してもらったコンサルからのコンタクトで電話面談から対面面談に変えてもらって、早速明日面談することにした。

今の会社はいつでも辞めたいと思ってるけど、先々の現地との予定が決まってたりもするから、まずは情報収集を。わたしにどれだけの市場価値があるのか、とか。面談に向けて、職務経歴書とかも無理矢理書いたよ。本当はもっとじっくり考えるべきなのはわかってるけど、コンサルにも転職検討段階というのは伝えてあるし、個人的にはたたき台の気分。

とりあえず3年間のつもりが、5年目も終わって、そろそろ将来のことも考えなきゃなというついこの頃。

はじまりと江戸川乱歩

February 11 [Sat], 2017, 7:32
「でも君にとってはむしろ始まりに過ぎなかったんだね」

赤坂RED THEATERで江戸川乱歩の「孤島の鬼」を2/9-11の3回観劇。台詞量、熱量ともに圧倒された。座席のせいもあるけど、作品に引き込まれ過ぎて観劇後に疲労感が。とても良かった。と思って観劇後に原作も読んだ。これは原作自体が良いのもある。連続で観ても飽きなかった。素晴らしい作品。これは映像を買わねば。

舞台上は机とか棚で溢れているのに対して、衣装は白基調に統一されつつ、緑と黒の「汚れ」で無機質で冷たい印象。

起点とは、を考えさせられた。ある事象に対して、始まりをどこととらえるかって難しいなと思った。確かに私が考える諸戸の始まりは初代への求婚だったかもしれないけれど、もしかしたら箕浦を好きになったその瞬間かもしれないし、必ずしもひとつではないなと。丈五郎からしたら生まれる前なのかもしれないとか。だからこそ深山木が箕浦の「僕は被害者なんですよ」に対して言い放つ「必ずしもそうでなくなってきているんだよ」が際立つのだけれども。自分のフィルターでしか把握できないし、他人の起点をはかることは出来ないのかもしれない。

◆さとうas私
・全体的に性格の悪さが全面に。そこは原作とイメージが違う。私と箕浦はもっと無味で一本線の印象。
・一番好きな台詞は初めに書いた「でも君にとってはむしろ始まりに過ぎなかったんだね」。力強い。
・冒頭の手記朗読での目力が異常。見開いて赤くなったり。
・ただ冒頭からしばらくの演技はわざとらしい。意図的であったとしてもちょっと気になるレベル。
・説明パートでの諸戸との下宿時代の意図的な性格の歪み。
・恐ろしいほどの台詞の量、小道具を取りに行くシーン以外は舞台に出ずっぱり。座長頑張った。
・台詞がないシーンでも箕浦と諸戸を見遣る仕草が気怠げで良かった。素晴らしい。
・諸戸と箕浦に水を浴びせるところの狂気。素晴らしい。
・最後の表情の入り込み具合。どういう表現をしているかは語らないことになっているらしい。(2/9アフタートークより)

◆諸戸
・「やっと会えたね」での切なさ。
・背が高い。でかお、とさとうが呼んでいた。「デカいのに台に乗るから更にデカい」と。確かに。
・箕浦が愛しくて愛しくて、でも受け入れられなくてが伝わってきて切ない。感想で地獄と評していた方がいて、大いに共感。
・原作で丁寧に書かれている部分が舞台ではあまりに省略され過ぎて、雑な扱いなのは原作を読んでからは少し残念だった。時間の制約があって仕方ないにせよ。

◆箕浦
・さわやかの塊。
・原作の箕浦はもう少し暗く書かれているところとのギャップが大きい。あと舞台上での私とのギャップ。時間軸だけではなくて、人間性も私の闇と対比しているとしてもむむむ、と思うところあり。
・初代との出会いでの「勇敢な現代人…」の下りは正直必要性がよく分からない。
・哀を表す表情が良かった。

願いごとひとつだけ

January 03 [Tue], 2017, 16:58
あけましておめでとうございます。
今日は初詣へ。
厳密にいうと、元旦に挨拶まわりのついでで家族とお参りしたけど。初詣は複数回行っても良いらしいので、彼とも。

神社は並ばないところが良いというから、それとなく調べて提案したけど、最終的に彼の部屋の近くにある松陰神社へ。最寄駅待ち合わせにして世田谷線の降り方が分からず、焦って乗車中にネット検索した。電車のようなバスだね、世田谷線。地元の方がお参りされてたけど、閑散ともしてないし、そんなにも混んでなくて程良かった。15年ぶりくらいでおみくじも引いた。中吉。絶好の転機到来。その機を掴めと。転職じゃない?と言われたけど、どうだろう。

開いている店の少ないなかご飯食べて、早々に彼の部屋へ。ぐだぐだして、昼間から今日は絶対焼肉と主張していたので焼肉へ。一昨日も焼肉食べたらしいのに。最近ベトナムでも焼肉多いし、まわりに焼肉好きばかりいる。ただ焼肉極めてるだけあって安くて美味しかった。焼しゃぶなるお肉がとろけて最高だった。いつも美味しそうに食べると言われるので良しとしておく。くいしんぼうの特権。食べながら女たちのこじらせと理想の高さについて聞いてもらってた。大体わたしが思ってることと同じことを言っていて本当にすっきりした。男性も女から見たら勝手と思う部分あるけど、良くも悪くも基本的には思考はシンプルだよね。女は個人でも集団でも妄想で暴走するから、内部に入れば一緒に悩んでる「風」で楽しいのかもしれないけど、解釈が浮世離れしてたりする。客観的な意見があるのって大切だ。

元々、彼は翌日から長期の海外出張だから、お参りして適度に解散しようと思ってたんだけど、初めからお泊まりのつもりだったようで、そこは相手に合わせてみる。わたしは自分の中でオンオフ切替えが必要だから、自分の出張前に人を受け入れる余裕がないのが正直なところ。午後の出発ギリギリまで洗濯とか身の回りのこともしていたから、きちんとしたひとだなと実感。こまめに洗濯…今年はわたしもしよう(いつもまとめ洗い笑)あ、でもピアノの練習すると言って放置されたものの、彼の集中力が切れて合計で30分くらいしかしてないのも知ってる。まあ人がいたら集中出来ないと思うけど。そして構い倒された。そういうところすき。

一緒にごはん食べて、一緒に寝て、一緒に起きて。尊敬できるところが増えて、どんどんすきになる。わたしもそう思ってもらえるよう今年は目標を立てて自分自身を成長させながら頑張ろう。あまり影響されやすいタイプではないんだけど、自分自身に自信を持って彼と一緒にいたいと思うから。
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