「いじめ」について

2006年10月25日(水) 10時05分
ある番組で「いじめの問題」について取り上げていました。
やっていること自体はそう悪いことでもないようなので、せいぜいガンバって欲しいと思います。

しかし確かに今、死のうとしている人をこれで救えるのかも知れませんが、「いじめ」という問題は全然解決しません。

マスコミは必ず「誰が悪いのか」しか追求しないのです。
つまりいじめで言えば、悪いのはそれに関わる教師でもあり最高責任者でもある校長でもあるのです。

確かに犯人捜しは、家政婦さんが事件を解決する市原悦子さんのような気分になれるので痛快です。
疑いをかけられている人も、関わっている以上100%責任がないとは言い切れませんのでほとんど反論ができません。
それを利用して、好き勝手な推理ができるのですから楽しくないはずがありません。
そして「何がわるいのか」については「犯人が一番良くわかっているから、お前たちが考えろ」という理論です。

しかし「いじめ」は当然いつの時代もあったものですし、今でも大人の世界での「いじめ」も当然のように存在し、凄く根が深いものなのです。
マスコミは原因を考える場合に「何が悪いのか」については単純な答えしか出さずに「誰が悪いのか」ばかりに終始します。

いじめ問題だけでなく、すべてがそうなのです。
「いじめ」についてもそれをなくすためには、数多くの問題があります。

・いじめる生徒の問題
・いじめる生徒の親の問題
・教師の問題
・いじめられる生徒の問題
・いじめられる生徒の親の問題
・いじめ社会の問題

今回も一番正しい意見は被害者の親だとばかりに感情論を正論と定義づけています。
しかし、それで「いじめ問題」が解決する訳がないのは誰しもがわかっていることです。
結果的に、被害者が反論できない教師を、ここぞとばかりに「いじめ」ていることになるのです。
たぶん、天国にいる亡くなった生徒も残念がられていることでしょう。
残念ながら今の日本では、このようにして「いじめの連鎖」は続いているのです。

もちろん被害者が感情論になるのが悪いと言うつもりはなく、それをあくまでも「いじめ」をなくす一番の解決策かのように放送する局側に問題があるのです。
確かに感情的になればなるほど、見ている方は人の不幸を楽しむ気分で見ることができます。
番組としては、それが一番ベストなのは、わかるのですが、本当にそれだけでいいのでしょうか。
それで亡くなった生徒の死が無駄になることはないのでしょうか。

マスコミはあまりにも「遊び感覚」でやりすぎです。
仕事と称して一所懸命に遊んでいるのはわかるのですが、それは亡くなった人をバカにしていることにはならないのでしょうか。


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