Doronpaの独り言より

March 23 [Thu], 2017, 20:36
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韓国のコメも悪くないが、なぜ日本のコメはおいしいのか。東京や大阪ではどの食堂に入ってもご飯がおいしい。コンビニエンスストアの弁当のご飯でもほとんどの韓国の食堂よりおいしい。いくつか理由がある。その中でも最も大きいのが「つきたてのコメ」でご飯を炊く点だ。日本には即席精米店があちこちにある。そのコメで食事の時間に合わせて炊いたご飯を食べるのが当然おいしい。もう一つは「新米」だ。精米から7日後には酸化が始まり、15日経過すれば味と栄養が減る。水分含有量も16%の新米の時に味が最高だ。


日本は収穫したイネを乾燥して貯蔵、加工する過程を経て段階的な流通手続きを踏むが、韓国はほとんど米穀総合処理場で品質や品種の区別なく混ぜる。日本はイネの投入口を別にして混ざるのを防ぐ。保管する時も常温でなく期間別に玄米を低温貯蔵するなど品質管理を徹底する。日本穀物検定協会は販売業者の依頼を受け、生産の履歴と製造過程を含む証明書を発行する。このマークに対する消費者の信頼は相当なものだ。コメを購入する際、真っ先に「認証」マークを見て選択する。一方、韓国は消費者に渡る最終流通過程でもコメを混ぜたりする。品質が異なるコメを混ぜて一つの商品として偽って売るのだ。数年前の政府米を新米に混ぜたものが安く売られたりもする。品種を区別せずに政府が一括で買い入れる制度も問題だ。原産地を偽った「偽京畿米」も毎年発覚する。(韓国経済新聞社コラム「日本のコメ 韓国のコメ」から)


こんな率直な記事を書かれるとむず痒くなってきますが、韓国においても日本のコメが驚くべき美味しさであることを認めざるを得ないのです。長粒種(インディカ米)を常食する人たちからすると単粒種(ジャポニカ米)はべとつくお米として知られているようですが、一応韓国も単粒種を食するグループに入っているため、上記のように徹底的に味にこだわる日本のコメの美味しさを理解は出来るようです。偽物文化の韓国では絶対に真似できない日本のコメですが、近年コメを食べない人たちが増えているそうです。コメの代わりにパンを食すのだそうです。食の欧米化が進む中、主食(欧米には主食の概念はありませんが)さえも欧米にその座を取られようとしています。


日本のコメ作りは悠久の歴史の中で育まれてきた伝統です。各地域の豊年祭はコメの出来不出来に大きく左右される地域経済の安定と、毎年の豊作を願って行われます。また各大名の権勢を表す指標として、例えば徳川八百万石のように石高すなわちコメの収穫高で表したりもします。一見するとコメを主食と捉える日本のあり方は合理的でないように思われるかも知れませんが、明治初期の実験でコメが完全食であることが証明されているのです。飛脚にコメだけを与えて二週間走らせてもまったく問題が無かったのに、肉などを与えて飛脚に走らせると一週間でバテてしまい「コメを食べさせてくれ」となったそうです。また近代のお医者さんの間からもコメは完全食とのレポートも出されています。


欧米化された食事を摂るなというのは、現在の食文化の形成をみるにおいて難しいでしょう。しかし、コメをまったく採らないという選択は日本人の身体のバランスを崩すだけではなく、何千年にもわたって紡がれた日本の伝統や歴史を捨て去る行為に等しいのです。一週間に五日は米食、二日はパン食という形でそれぞれ住み分けて食するように努力したいものです。
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