不動産賃借権って時効消滅?

September 17 [Tue], 2013, 8:41
@不動産賃借権って時効消滅しているんですか?

賃貸契約を失敗しないための極意



Aそのことので、取得時効と消滅時効にかかる権利を一覧表にして眺めていて思ったんでしょうけどね。
所有権や物権的要求権等の所有権関連は取得時効があって、消滅時効にはかかりないでしょう。
あれは排他的支配権である所有権の極めて性からきていますのだろうと思われます。
占有を伴う質権に関しても、取得時効があって消滅時効がないそうですけれども、同じような理屈で、質権の占有と言う真実自体が「権利の上に眠る者じゃないぞ」と言う外観を持っていますから、あの特徴を民法が評判していますから消滅時効がないのかなと思ったのですけれども、そういう把握でいいのですか?
そうすれば、同じように占有を伴う地上権等の用益物権はどうして消滅時効にかかるのかとおもい、167条を見たときに「債権あるいは所有権以外の所有物権は20年間行使しないときは、消滅している」とあるのですけれども、こちらで、「行使しないとき」と言う内容は、地上権の状況でいうと、どういった状態をいうのですか?「占有しないとき」と同じだと感じてよいのですか?

B又、所有権の取得時効には占有を途中でやめた状況の自然中断が規定されているけれど、地上権等の用益物権や質権の取得時効にも占有のブランキングによる自然中断と言うのは適用されるんですか?

(1)不動産賃借権も、民法167条1項により10年で消滅時効に掛かります。

(2)@動産質権者は、継続して質物を占有しないと、あの質権をもって第三者に対抗しているということが出来ない(民法352条)訳で、動産質権者が質物を手放してしまえば、民事執行法190条の要素が満たされないと担保動産競売が出来ないでしょう。
従って、動産質権の消滅時効を論じてみても、さほど意味がありないでしょう。

なお、動産質権者が質物(の占有)を質物の所有者(質権設定者)に返してしまった状況は、質権設定者の直接占有を介して質権者が代理占有させています事にはならないと解すべきだとされてます。

A不動産質権は、登記が対抗要素であるから、不動産質権者は、継続して質物を占有しなくても第三者対抗要素が失われてしまう事はありないでしょう。

不動産質権の存続期間は、10年を超えるということが出来ない(民法360条)から、民法167条2項による20年の消滅時効を論じてみても意味がありないでしょう。
(更新は可能ですけれども、更新を承諾した質権設定者は、正に質権を「承認」したに他なりないでしょう。)

なお、存続期間をプロセスした後は、不動産質権者は、質物の利用・収益権のみならず 担保不動産競売の申立権も失うとされてます。
(但し、弁済期がちょうど質権存続期間プロセス時点(10年後)である状況は、(中途で被担保債権の期限の利益が失われない限定)質権実行が出来ず、不動産質権は無意味となってしまい不合理であるから、弁済期到来後=質権存続期間満了後遅滞無く競売の申立をすればよいと我配偶者博士は主張されてます。
あの状況の審査所の実務取り扱いがどうなっていますのかは、承知していないでしょう。)

又、質権存続期間より弁済期の方が長い状況(後で到来している状況)は、(中途で被担保債権の期限の利益が失われない限定)質権実行の余地は無く、不動産質権者は、質権存続期間中 質物に対している質権の留置的効力及び利用・収益権のみを有している事になる。

Bなお、民法350条で準用している300条が「留置権の行使は、債権の消滅時効の進行を妨げないでしょう。」としていますから、不動産質権を設定し、質物の占有・登記をしていても、被担保債権が消滅時効に掛かってしまえば、附従性の原則ので、不動産質権はあたりまえに消滅してしまう。
(動産質権に関しても、附従性の原則は、働くるでしょう。)

C権利質(債権質)に関しては、民法167条2項による20年の消滅時効に掛かります。

だからと言って、専ら 被担保債権又は質権設定債権の消滅時効に左右されて、附従性の原則ので、債権質権もあたりまえに消滅してしまうと言う事に成るのですね。

(3)民法165条は、「前条の規定は、第163条の状況に関して準用しています。」と定めてます。
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