言えるかっての。 

February 04 [Sat], 2006, 18:16
「なんで西浦を選んだんだ?」

いつの頃からか習慣になっていた昼休みの屋上での昼食タイム。
どういう流れからかは忘れたが、そんな話題になった。

「俺は家から近いから!!」
「よくそんな理由で決めたよな」
田島の答えに花井があきれたように言う。
「そういう花井はなんでなんだよ!ここって野球部なかったんだぞ」
「う」
言葉に詰まった花井を見る。
「なんでだよー!」
田島が重ねて聞くと観念したように花井が口を開く。
「俺は別に、高校に入ってまで野球する気はなかったし。偏差値と学費と距離を総合的に計算して決めました」
「ふーん。花井ならもっといいトコ狙えたんじゃね?」
俺が聞くと、花井は苦笑しながら言った。
「いい学校入って落ちこぼれるより、そこそこの学校で良い成績取った方がいいじゃん」
「なーる」
一同納得して、うなずきあう。
「じゃあさ、泉は?」
「へ?」
急に振られて面食らう。
「泉も野球してたんならここじゃなくても良かったじゃん」
「っつーかお前が言うな。他のメンバーにも言えるだろうけど」
田島にツッコミを入れながら花井も聞く。
「大体花井と一緒だよ。成績と学費と総合的に判断して」
巣山が苦笑しながら答える。
「俺も」
沖が続けるのに便乗して「俺も」と答えた。
その瞬間隣に座ってた浜田がチラリと見てきたのに気付いた。
コッソリ誰にも気付かれないように浜田をこづく。


本当のことなんか言えるわけないだろ。
浜田を追ってきた、なんて。

今週の目標 

February 02 [Thu], 2006, 15:57
オダハナとハマイズをアップします。

コメントに見たいCPを書いていただけると優先的にアップします!

調査開始! 

January 31 [Tue], 2006, 19:27
*タジハナ?


「あすか、はるか」
「「わっ」」

リビングで2人で遊んでいたら、お兄ちゃんが急に私たちを呼んだ。
いっつも野球のことばっかりで休みはないんだけど、今日は試験休みで部活が出来ないんだって。
一緒にいられるのが嬉しくて、今日は朝から勉強を教えてもらったり、この前買ってもらった服を着てみせたり、いろいろしてたんだ。
そしたらお兄ちゃんのケイタイに電話があって、外に行って。
戻ってきたかと思ったら急に後ろから呼ぶんだもん。
びっくりしちゃた。

「もービックリしちゃったー。なぁに?お兄ちゃん」
「どうしたの?」
2人で揃って首を傾げたら、お兄ちゃんの後ろから顔を出した人に指を指された。
「すっげー!!双子ってマジそっくりー!!!」
こんな反応は日常茶飯事だし、別に気にもしないで再びお兄ちゃんに聞いた。
「「ダァレ?」」
そして、またしても揃った声に「すげーすげー」と手をたたいて喜んでるその人を見つめた。
そしたらおにいちゃんは苦笑いをしながら、その人の名前を教えてくれた。
「同じ部活の田島」


その名前を聞いた瞬間、私たちは顔を見合わせた。
だって。
だって私たちが一番会いたかった人だもん。
あんまりゆっくり話は出来ないけど、野球部について話すときに絶対に出る名前。
あいつには困ったもんだ、とか言いながら、ちっとも困ってなさそうな優しい声で。
私たち以外に誰がこんな声を出させてんだろうってずっと気になってたの。
今までの彼女のこともこんな声で話したことないのに!!
ちょっと・・・・・・ううん。すっごくくやしかったから。
双子ならではのアイコンタクトで私たちは会話した。

『田島くんだって』
『お兄ちゃんとどーゆー関係なんだろう』
『『よし。調査開始だ!!』』

空に向かって 

January 26 [Thu], 2006, 15:32
※タジハナ


部活が終わって、鍵当番の花井を校門前で待っていた。
花井が鍵当番の時はいつも時間がかかる。
真面目な花井は掃除をしてから鍵をかけているらしい。

「ま、それが花井らしいけどー」
「何がだよ」
「うっわ」
独り言のつもりでつぶやいた言葉に返事が返ってきてびっくりした。
そんな俺をきょとんとした顔で花井が見ていた。
やっべ。かわい〜。
思わずニヤニヤした俺を怪訝そうに見ながら花井が聞く。
「だから、何が俺らしいって?」
「んー、部室を掃除するのが花井らしいってこと!」
「はぁ?普通のことだろ。っつーかお前らが汚くするんだろ」
俺の答えにあきれたように花井が言葉を返す。
ぶっきらぼうに答えてるつもりだろうけど、薄暗い中でもはっきりと花井の耳が赤く染まっているのがわかる。
照れてる花井もかわいいなー。
欲望に忠実な田島様としては(水谷が言ってた)ここは美味しく頂かないと!!
手に持ってたボールを空高く投げあげた。

ビックリした顔の花井を無理矢理下を向かせてキスをした。
ボールが落ちてくるまでじっくりと。
ま、落ちてきたって何度でも何回でも空に向かって投げてやるけどな、ゲンミツに!

睡眠不足 

January 26 [Thu], 2006, 15:21
アイツから告白めいた言葉をもらったのは3週間前。
アイツから誘われてデートっぽいものをしたのは2週間前。
別れる駅のホームの片隅でキスをしたのが1週間前。
そして最後に電話があったのが3日前。

今日も電話を見つめて夜を過ごす。
毎日のようにあった電話をうっとうしいと思ってたのは事実。
でも電話がなくなると寂しくなってるのも事実。
電話を待ってて最近睡眠不足なのも事実。


ポイっと鳴らない携帯電話を放り投げ、枕に突っ伏す。
俺ってこんなに女々しかったのかよ。
自嘲気味に笑う。


あぁ、明日もやっぱり睡眠不足。


**************************
相手はお好きな人を当てはめてください。

始めます。 

January 26 [Thu], 2006, 14:55
パソの調子が悪くてFTPがなかなか起動しないのでコチラでアップ。
そしてパソの調子がいいときにサイトに移動させていきたいと思います。

福助ひとりとなりましたが、これからもよろしくお願いいたします。
P R
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