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ゲンスブールによるAll The Things You Are / 2009年02月04日(水)
 ジャズのスタンダードと呼ばれる曲の中でも、All The Things You Areは好きなもののひとつ。ふわっと洒脱なコード感とロマンティックなメロディです。その曲をピアノで演奏するセルジュ・ゲンスブール。DVD『セルジュ・ゲンスブール 1958-1969 』に入っていたんだけど、もう何度も何度も見ました。曲もさることながら、その振る舞いから画面の構図から、イヤミなくらい決まりすぎ。ピアノの上のグラスやら鳥の置物やらまで全部が全部、キザったらしくて好き。ギターの人の表情もいいんですよね。

 その動画を突発的に見たくなったので探す。すぐあった。よかったら見てみてください。


 
Posted at 23:11 / セルジュ・ゲンスブールと女たち / この記事のURL
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ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ / 2008年03月08日(土)
 僕がセルジュ・ゲンスブールを好きになったのは完全に音楽先行なのですが、世の中では映画監督としての認識を持っている方も少なくはないみたいですね。評伝『ゲンスブールまたは出口なしの愛 』を買ったときも、確か映画本の棚に置いてあった記憶があるし。そんなゲンスブールの映画で最も有名なのは、やっぱり『ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ』ですよねー。といっても、そんなに監督作があるわけではないのですが。

 この映画を見たのは随分前。たぶん10年以上は前。フランス映画にありがちな淡々としたアンニュイムードと、ロードムービーのようなイメージが好きでした。話の筋は「そんな世界もあるのかー」と当時は思って見てたくらいだけど、いまだったら切なったりするのかもしれない。ただ、バーキンの苦痛に耐える叫び声は相当のインパクトでした。
 そんなわけで、今また見たい作品ではあるものの、DVDは生産中止みたいだし、近所のレンタルにも見当たらない。映像特典とか盛り込んでの再発が待たれます。

 でもサントラは手元にありますよ。



 全編インストです。原曲ではあえぎ声と吐息に包まれた「ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ」も、インストで聴くと爽やかな心地がするものです。でも昼間の情事の後のような、いやらしさの残り香が感じられるのはさすがといって良いでしょう。はは。それと「ジョニー・ジェーンのバラード」のインスト・バージョンも聴どころ。後半にバンジョーをフィーチャーしたパートが加えられているんですよね。そこで映画のシーンが頭をよぎる。「あの世でバンジョー」なんていう曲もあって、アメリカ映画に対するひねくれた愛憎が垣間見えるような気もします。映画がロードムービー的なのも、きっとそういうことなんだろうなー。フランスのイメージとして、アメリカを見下しているんだか憧れているんだかわからないところがある。そういう素直じゃないのがイイ(笑)

 上のジャケ画像は僕が持っている1995年盤のもの。去年の紙ジャケ盤を含む、最近の再発は下のジャケットのようです。でもこれだと単なるエロス映画っぽくてどうもなぁ。


 
Posted at 18:24 / セルジュ・ゲンスブールと女たち / この記事のURL
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Gonzales, Feist & Dani / Boomerrang 2005 / 2007年07月10日(火)
 セルジュ・ゲンスブールのトリビュート盤、『Monsieur Gainsbourg Revisited』の感想を1曲ずつ書いていくシリーズ。まだ続いてます。

 最近のバーキン作品に参加していることでも知られるゴンザレスが、ここではいろんな楽器を演奏しているんだけど、もう彼のセンスは大好き。寂しげな音色のピアニカがメランコリックに響くイントロからしてグッとくるものがあるな。歌のバックも各パートがツボを押えた配し方をされている。すき間を生かした泣きのアレンジは、この人の真骨頂ですね。ベルのオブリガードが琴線。
 つぶやくように歌うのはファイストとダニ。ファイストは新作の日本盤が今日発売か。買わなきゃー。ダニはエティエンヌ・ダオとのデュエットで、この曲を歌ってましたね。そういう意味では反則的な人選。だけど良し。やっぱり良し。気だるいムードの女性デュエットがこの曲にはピッタリです。

 ゲンスブール絡みのあれこれを集めた4枚組『Mister Melody』。そのトリを飾るのがエティエンヌ・ダオとダニによるこの曲です。こちらのダニさんは、ちょっとドスのきいたアネゴヴォイスですね。対するダオはヒモっぽい雰囲気で腰砕けです。

 ゴンザレスの『ソロ・ピアノ』は、そのタイトル通りソロ・ピアノ。これがメランコリック満載で至極の小品集なのです。雨の夜に、部屋でしっぽりと聴きたい1枚。梅雨ですから。

 『レット・イット・ダイ』はベストセラーとなったファイストのファースト。カナダでグラミー的な賞と取ったとか取らないとか(未確認)。そういう類いの音とは思えないですけどね。もっと個人的な、内側に潜っていくようなイメージです。ここでもゴンザレス大活躍。

 
Posted at 23:55 / セルジュ・ゲンスブールと女たち / この記事のURL
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Marianne Faithfull & Sly and Robbie / Lola R. for ever / 2006年12月19日(火)
 やっと折り返し地点を越えた『Monsieur Gainsbourg Revisited』の感想を1曲ずつ述べていくシリーズ。我ながらよくやっております。今回はマリアンヌ・フェイスフル&スライ・アンド・ロビーという興味深い組合せ。ビビるよね、なんだか。曲は「ローラ・ラスタケールという女」。どんな女かというと、‘その目はまるでアビシニアン・キャット、胸はボールのよう’なんだそうです。でもってその胸の隙間で遊ぶには給料の2ヶ月分を払う必要があるそうです。

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Posted at 20:59 / セルジュ・ゲンスブールと女たち / この記事のURL
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Tricky / Au revoir Emmanuelle / 2006年10月16日(月)
 今月の25日にセルジュ・ゲンスブールの紙ジャケ再発がズラッとでますね。『コンフィデンシャル』以降の12タイトルくらい。でも新たなリマスターはなしってことで僕は見送り予定ですが、紙ジャケの出来具合は気になるところ。
 そんな話題もありますので、ちょっと間が空いちゃいましたが、『Monsieur Gainsbourg Revisited』というゲンスブールのトリビュート盤について、1曲ずつ感想を述べていくシリーズ。トリッキーによる「さよならエマニュエル夫人」です。

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Posted at 00:47 / セルジュ・ゲンスブールと女たち / この記事のURL
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Michael Stipe / L'Hotel / 2006年07月13日(木)
 まだまだいきます、セルジュ・ゲンスブールのトリビュート『Monsieur Gainsbourg Revisited』、1曲ずつ感想文シリーズ。6曲目はR.E.M.のマイケル・スタイプですね、曲は「特別ホテル」です。

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Posted at 00:02 / セルジュ・ゲンスブールと女たち / この記事のURL
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フィクションズ / 2006年06月17日(土)
 今年出たばかりのジェーン・バーキン最新作、『フィクションズ』。ジョニー・マーが参加、でもって「リヴィン・イン・リンボー」なんて曲も収録で、前回からの流れもバッチリです(笑)。そのジョニー・マーとバーキンの組み合わせについては期待半分&どうだろうなー半分だったのですが、違和感なく期待側に傾いてくれました。
 バーキンに限らず、最近キャリアの長い人たちの作品で、期待に応えてくれる音が多いような気がします。僕の人生のキャリアが、そこそこ長くなってきたせいもあるのかなー。なんてね。どうなんでしょう。


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Posted at 15:40 / セルジュ・ゲンスブールと女たち / この記事のURL
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Faultline, Brian Molko & Francoise Hardy / Requiem for a jerk / 2006年05月28日(日)
 セルジュ・ゲンスブールのトリビュート、『Monsieur Gainsbourg Revisited』の全曲感想シリーズ。5曲目です。フォルトラインことデヴィッド・コスティンによるサウンド・メイク、ヴォーカルにプラシーボのフロント・マンであるブライアン・モルコ、それにゲンスブール好きには説明不要のフランソワーズ・アルディをフィーチャーした「馬鹿者のためのレクイエム」。

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Posted at 23:11 / セルジュ・ゲンスブールと女たち / この記事のURL
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Portishead / Requiem for Anna / 2006年05月09日(火)
 さてさて、セルジュ・ゲンスブールのトリビュート盤『Monsieur Gainsbourg Revisited』の収録曲シリーズ。4曲目ですね、ポーティスヘッドで「いつものように」。そうそう、原題もこの邦題と同じような意味なのですが、ここでのカヴァーのタイトルは「Requiem for Anna」。鎮魂歌ですよ。ちょっと大胆な変更です。歌詞はほとんど原詞を英訳したような感じなんですけどね。

 アンナ・カリーナによるオリジナルは、なかなかにフレンチものらしい倦怠感が漂っているのですが、ポーティスヘッドはそこからさらに突っ込んで、不穏なブレイクビーツによるクールで妖しい世界を演出しています。枯れた雰囲気のヴォーカルもグー♪個人的に彼らの作品を聴く時、僕にはちょっと重くて暗いかなーってイメージを持ってしまうのですが、こうやってオムニバスの中の1曲として登場すると醒めたインパクトがありますね。格好良いです。ブリストル系もやっぱりいいなぁ、なんて無責任に再認識。はは。

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Posted at 21:18 / セルジュ・ゲンスブールと女たち / この記事のURL
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Jarvis Cocker & Kid Loco / I just came to tell you that I'm going / 2006年04月22日(土)
 『Monsieur Gainsbourg Revisited』の中で僕が最も期待していた、でもって思いっきり期待に応えてくれた1曲。ジャーヴィス・コッカーとキッド・ロコによる「手切れ」。この2組のアーティストの名前と曲名が並んだ時に、僕の中ではもう完璧でした。

 そもそも「手切れ」は僕のとっても大好きな曲。歌いだされる歌詞は、「あばよ、と言いに来た。泣いたって、どうにもならないよ」。くぅ〜っ、たまらないです。愛の重荷に耐え切れず、女に別れを告げる男にできることは、精一杯のカッコをつけること。これです、これこれ。ダンディズムとは情けなさと見つけたり。ジュリーだったら、壁際に寝返りうって背中で聞いていたり、夜というのに派手なレコードかけたりするこのカッコつけ(@「勝手にしやがれ」)。大好物です。

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Posted at 12:42 / セルジュ・ゲンスブールと女たち / この記事のURL
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