ランド・オブ・プレンティ

June 14 [Wed], 2006, 11:57



『ランド・オブ・プレンティ』

あらすじ
『イスラエルで育った少女ラナは、亡き母の書いた手紙を伯父ポールに渡すため、10年ぶりに故郷のアメリカに帰ってきた。ベトナム帰還兵で、誇り高き自由の地アメリカを一人で守ろうとしているポールは、アラブ系のホームレスが殺される現場に居合わせ、そこで2人は再会を果たす。やがて、ラナはホームレスの遺体を残されたホームレスの兄に届ける為に、そしてポールは事件の真相を突き止める為に、共にアメリカを横断する旅に出るのだが・・・。』(「DVDirect」より)


『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』 『ベルリン・天使の詩』 のヴィム・ヴェンダース監督による、9.11以降のアメリカを舞台にした衝撃のロードムービー。
パレスチナ帰りの少女とベトナム帰りの伯父が、謎の殺人事件を追いながらアメリカを横断し、明日への希望を見出していく姿を真摯に描き出しています。
ヒロインのラナに扮するのは、『ブロークバック・マウンテン』 で注目を浴びたミシェル・ウィリアムズ。
2004年ヴェネチア国際映画祭に正式出品され、ユネスコ賞を見事に受賞!!




「9.11アメリカ同時多発テロ事件」

この事件を知らない人はいないのではないでしょうか・・・。
私は、この日、自分が何をしていたかまで鮮明に覚えています。
でも、それは同時多発テロがショックだったからというわけでは全くなく (いや、多少のショックはありましたが・・・汗)、ちょうど見ていたテレビが急にテロの映像に切り替わったので印象に残っていたというだけの話。
(ちなみに、「世にも奇妙な物語 秋の特別編」 を見てました!!)
テロの映像を観て凄くビックリしたけど、一番に思ったのは「日本じゃなくて良かった・・・」という事でした。
「日本が被害に遭ってなかったら、それでいいんかい!!」って怒られるかもしれませんが、やっぱりそういう事を最初に考えてしまいます。


この作品は、根底の部分では反戦を唱えているのだと思いますが、そのメッセージが押し付けがましくなく、ユーモアも交えながら優しく訴えかけてきます。
アメリカ人ではないヴェンダース監督だからこそ、冷静に外側の目線から作品を作る事が出来たのではないでしょうか。
テロが起きた時のアメリカ国民の感情、アフリカやイスラエル国民の感情、そして、この映画を観た人のテロ時の感情・・・。
色んな視点から見た同時多発テロが興味深く描かれていました。


あまり深く考えた事なかったけど、日本だって安全とは言えないんだよね。
明日は我が身・・・(汗)
「世界中が平和になればいいなぁ」なんて言葉で締めくくるのは偽善者っぽいかな。
でも、ホントにそうなればと願ってます。







『ランド・オブ・プレンティ』
2004年  アメリカ・ドイツ映画  124分
●監督・・・ヴィム・ヴェンダース
●脚本・・・ヴィム・ヴェンダース マイケル・メレディス
●出演・・・ミシェル・ウィリアムズ  ジョン・ディール ほか
●原題・・・LAND OF PLENTY

評価は★★★★(4点) 空の青さが印象的でした!!

  • URL:http://yaplog.jp/39smash/archive/414
Comment
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マイコ
ELEYTさんへ

こんにちは
こちらこそ、トラックバック&コメントありがとうございました。

今後ともよろしくお願いします。
November 14 [Tue], 2006, 15:12
遅くなりましたが、TBありがとうございます。
また寄らせていただきます〜。
November 12 [Sun], 2006, 19:22
マイコ
David Gilmourさんへ

こんにちは
お久しぶりですね。
コメント返しが遅れてしまい、申し訳ないです。

ヴェンダース監督作品は、これが初めてでしたが、とても気に入りました。
彼の他の作品も是非とも観てみたいなぁと思いましたね。

扱いにくいテーマだとは思いますが、メッセージがあまり押し付けがましくなかったので、サラッと鑑賞できて良かったと思います。

ミシェル・ウイリアムズも可愛かった!!

トラックバック&コメントありがとうございました。
こちらこそ、またよろしくです。
August 31 [Thu], 2006, 11:17
こんばんは、おひさ&毎度です。TB送らせていただきました。

この映画は、ヴェンダースが初めて政治的メッセージを送った作品として貴重なフィルム、といった感じを受けました。

それでは、またよろしくです!!
August 29 [Tue], 2006, 0:00
マイコ
trichopteraさんへ

こんばんは

こちらこそ、いつもお世話になってます!!
コメント&トラックバックありがとうございました。

アハハ(笑)
確かにアクエリアスっぽいかも〜。

ポカリでもOKですね!!

また遊びに来ますね。
June 21 [Wed], 2006, 21:44
マイコ
ミチさんへ

こんばんは
コメント&トラックバックありがとうございました。

そうですね。
逆にアメリカ人がこの事件を描くと重々しくなってしまいそうですね。

まぁ、それが普通なんでしょうが・・・(汗)

私はこれくらいの方が押し付けがましくなくて好きでしたね。

ブロークバック・マウンテン、まだ観てないんですよ(汗)
観たかったんですが、行く機会がなかなかなくって。

そういえばミシェル・ウィリアムズは妊娠中でしたっけ??
金髪よりも黒髪の彼女の方が可愛く見えました。
June 21 [Wed], 2006, 21:37
マイコ
halさんへ

こんばんは
こちらこそ、コメント&トラックバックありがとうございました。

ホントにあの映像は衝撃的でしたね。
映画のワンシーンのようでした。

そっか、あの当時はまだニュース・ステーションだったんでしたっけ(笑)
今は報道ステーションに変わっちゃいましたね・・・。

もう二度とこのような事件は起きてほしくありませんね。

ヴェンダース監督の他の作品も観てみたいです。
June 21 [Wed], 2006, 21:27
マイコ
カゴメさんへ

こんばんは
トラックバック&コメントありがとうございました。

そうですね・・・。
日本人も巻き込まれてるんですよね。
あのテロで無くなられた方々全てのご冥福をお祈りしたいと思います。

テポドンの事は最近ニュースでよく見ますよね。
危険だというのは頭では分かっているのですが、なんだかあまり実感が涌かないですわ〜(汗)

のん気すぎですよね・・・。
June 21 [Wed], 2006, 21:18
おせわになってます。

うん、反戦的なメッセージを含む映画なのに、肩肘張ることもなく、スーッと入ってくるよな映画でした。アクエリアスって感じ・・・って意味不明ですね・・・

またお越しください。
June 20 [Tue], 2006, 23:21
こんにちは♪
TBありがとうございました!
アメリカ人が描く9.11とはまた別の視線からの描き方がなんとも言えず易しくて、却って心にしみてくるかのようでしたね。
ラナ役の彼女は「ブロークバック〜」での奥さん役ですよね。
この作品の彼女の無垢な瞳に希望を見出せるような気がしました。
June 19 [Mon], 2006, 21:12
TBありがとうございました。
ヴェム・ヴァンダースらしい、人生の悲哀を感じさせるとても良い映画でしたね。
9.11の映像は「ニュース・ステーション」で見ました。最初はよくわからず、映画のワンシーンかと思いました。スーパーに「second attack」と出ているのを解説者が見つけて、どういう事なんでしょう?と困惑していたのがとても印象に残っています。
June 19 [Mon], 2006, 19:56
TB、感謝です♪

>一番に思ったのは「日本じゃなくて良かった・・・」という事でした。

日本人も20名以上の無辜の人々が惨殺されてますね、このテロで…。

>あまり深く考えた事なかったけど、日本だって安全とは言えないんだよね。
明日は我が身・・・(汗)

北のテポドン2が頭上に落ちて来ても、全然不思議は無いですからねぇぇ。
June 19 [Mon], 2006, 8:34
マイコ
Kenさんへ

こんばんは
こちらこそ、コメント&トラックバックありがとうございました。

そうそう、何の予告もなくいきなりテレビ画面があの映像に変わったんですよね。
ホントびっくりしました。

しかもビルが崩れていく映像は、どんな映画の倒壊シーンよりも迫力があって恐ろしかった・・・。

私もしばらく目が点でしたね。

でも次の日の朝、親にテロの話したら「何それ??」って言ってきたことにもビックリでした(笑)
June 18 [Sun], 2006, 22:47
マイコ
現象さんへ

こんばんは
トラックバック&コメントありがとうございました。

自分が幸せでないと他人の心配など出来ませんよね。
悲しい事ですが・・・(汗)

それにしても、テロがあった日、パレスチナの人々は手を叩いて喜んでいたという事実にビックリしちゃいました。
なんか悲しい事実を知っちゃったというか・・・。

こういうテーマは扱いにくいと思いますが、あっさりしてたので観やすかったですね。

トラックバック出来ませんでしたか・・・。
まだ調子が悪いみたいですね。

ヤプログはスパムが凄いから制限されてるのかもしれませんね。

お手数かけさせてしまって申し訳なかったです。
スイマセン。
June 18 [Sun], 2006, 22:40
マイコ
たろさんへ

こんばんは
トラックバック&コメントありがとうございました。

そうですね!!
こういうテーマはなかなか扱いにくいでしょうけど、メッセージ性があるにも関わらず、それが押し付けがましくないところが良かったですよね。

客観的な視点で描いてあるので、アメリカ人も感情的にならずに冷静に鑑賞できるんではないでしょうか・・・。

短期間で作ったとは思えないほどよく出来てましたね。
ミッシェル・ウィリアムズが初めて可愛いと思えた作品でした(笑)

ヴィム・ヴェンダース監督の他の作品も是非とも鑑賞してみたいと思っております。
June 18 [Sun], 2006, 22:27
こんばんは、TBありがとうございました!
僕もあの日のことはよく覚えてます。
丁度仕事の帰りで、同僚の車のテレビで繰り返し繰り返し煙の上がるWTC
が映ってたんですよね。事情がよくわからないまま画面を眺めていた僕らでしたが、何だかトンでもないことが起こったことだけはすぐに分かって。
帰宅してからもずーっとテレビを観てました。
June 17 [Sat], 2006, 23:07
むむむ、またTBが入らない…
コメントだけ失礼します^^;
June 17 [Sat], 2006, 20:11
いつもコメント&TBありがとうございます!
家族主義とでもいいましょうか、
まず身内・近辺のことで手一杯で、
そこから徐々に範囲を広げていくということは、
何事においても至極一般的な考え方だと思われ、
「日本じゃなくて良かった」と思うことは普通だと思います。
アメリカ人ではない、ある種、客観的な立場からの視点で、
ヴェンダースがこの題材をよくぞ選んでくれた!と感じました。
June 17 [Sat], 2006, 20:08
こんにちは。
コメントとトラックバック、失礼致します。

この作品は、反戦を主題としながらも、鑑賞する人に正面から突き付けるのではなく、多くの面で思考させる余韻を十分に感じさせる仕上りであり、また、最新作『 アメリカ,家族のいる風景 (DON’T COME KNOCKING) 』 (‘05年 ドイツ/アメリカ)が製作延期となった時間を使って短期間で作られた映画とは思えない、ラナ役を演じたミシェル・ウィリアムズさんをはじめとして、出演者の方々の演技とスタッフの皆さんの力が組合わされた素晴らしい一本であると思います。

また遊びに来させて頂きます。
ではまた。
June 17 [Sat], 2006, 14:39