24時間を実に過ごし/25時間目を虚に尽くす/25時間目に詩を書くため/24時間に零を乗ける (永瀬清子詩集より)

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乃木坂の女陰 / 2005年09月09日(金)
坂口は民放テレビ局の報道記者である。東大を出ていた。新聞社を八年勤めた。本社に四年いて、酒癖が悪く酒の席で上司を罵倒した。
「馬鹿野郎、なんだって言うんだ、お前はなんにもわかっちゃあいないんだよ」と言って酒盃を上司の頭に放り投げた。
 本社から一番遠い鹿児島の川内に飛ばされた。そこで三年地方記者をした。地方欄によく坂口の記事がでた。賞をよくとり、金一封をもらった。ところが三年が過ぎようとする頃、その町の名士のワイロ疑惑に顔を突っ込み、名士に人脈があったのか、彼は本社整理部に転勤となった。足をもぎ取られたようなものだった。結婚もしていた。小さな社宅だった。毎日が鬱々としていた。
 

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Posted at 12:18 / 音楽のある物語 / この記事のURL
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琵琶湖就航の歌 2 / 2005年07月05日(火)
「実は子供、次男なんだけど、それが交通事故で、四歳半の時。車に自転車が巻き込まれて、死にかけて、頑張ったのよ。子供の命は強かった。脳に後遺症が残って、足も手も完全間じゃないけど、時々記憶もないときがあるけど、今はもう二十七歳。家の仕事を手伝っているのよ。もう手足は普通の人と変わらないのよ」
  山上はじっと聞いてた。
「文代さん、それパニック障害ってやつだよ。ほら作家の宮尾美子や宮本輝なんかもそうでしょ。進めば鬱病になる」
「えっ、あの『宮尾登美子』も?」

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Posted at 14:08 / 音楽のある物語 / この記事のURL
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琵琶湖就航の歌 1 / 2005年07月05日(火)
  尾崎文代は今日はいつもより気分がよく、山でも歩こうか、と思い、近所の同級生である伊藤美知子の家に立ち寄った。美知子はよく散歩をつき合ってくれるからだった。美知子の仕事場の事務所のドアを開けると、昨日中華料理屋で偶然会った山上先生がいた。文代は遠慮しながらドアを開けたが、ちょうど雑談中だったこともあって、美知子は、
「まあ。ふみちゃん、どうぞどうぞ、雑談に参加しない?」と勧めた。文代は山上がいたからおもしろそうだと思った。山上先生には子供も世話になったし、地元新聞でも時々エッセーなどを書き、5年ほど前には事業に失敗して今やり直しの最中である、ということは知っている。頭良すぎて、商売は下手だったのではないか、と噂したこともある。
 

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Posted at 14:00 / 音楽のある物語 / この記事のURL
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声2 / 2005年06月28日(火)
  ある日、冗談っぽく、「俺と結婚しないか」と言ってみた。するとその女性は「田島さんが誘ってくれないし、今はボーイフレンドがいて結婚することになっているわ」とくすぐるような声で言った。
 何もかも終わりだと絶望的になり、このまま利益の上がらない雑誌をやっていくことが面倒にもなった。しかし、資金はつぎ込んでいる。もうこの仕事でやっていく以外にないのだった。
 

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Posted at 11:02 / 音楽のある物語 / この記事のURL
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声 1 / 2005年06月27日(月)
 その男は休暇がとれると、タイのバンコックに行き、プーケット島でのんびりすることを楽しみとしていた。
 ある日、プーケットの日本料理店で新顔の女性ウェイトレスと出会った。それが田島勇の運命を決定的に変えた。もちろん運命は徐々に蓄積されて変るものだ。そのタイの女性に惚れ込んでしまう川のような流れがあった。

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Posted at 13:24 / 音楽のある物語 / この記事のURL
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小説を書くぞ / 2005年04月30日(土)
恥ずかしながら最近書き始めた小説です。これもやってみたいと思っていたことでした。どこまでやれるかわかりませんが、続けるつもりです。

今日は初めてのブログオープンの日なので、どんなコーナーを予定しているかお知らせしました。他に読書のコーナー。これで現在の計画全部です。 

 
Posted at 00:25 / 音楽のある物語 / この記事のURL
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P R
プロフィール 1
  • ニックネーム:榎本順一
  • 現住所:三重県
  • 職業:自営業
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