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ひのき / 2010年03月18日(木)
クロマグロ問題がクローズアップしている。ところがその陰でクロマグロの完全養殖をしている近畿大学がトロと赤みを分ける陰電子を発見したという。
 こういうニュースが流れたら、即、近畿大学にでかけ、尾鷲沖での完全養殖が可能か、探りにいくのがよいと思う。一日でも遅れてはならない。
 こんな話は世にいくらでもあって、どんどん流れてくる情報を感知する能力が必要なのである

 尾鷲小学校に「地元ひのきを使え」と相変わらず言う人々がいる。ひのき造りなど、夢古道にある「ひのきの船」をみたらわかるように、一年もすれば黒ずみ、汚くなる。ひのきはその風雪を耐えてこそひのきであろうが、その間に必ずや修理や補修が始まることになる。僕は現代の家にひのきなどは合わないと考えている。大権力者が昔ながらの「桧造りの御殿」でもたてたいと思うなら別だ。香りもよくしなやかである。神殿はひのきだと昔から伝えられている。船は槙だとも。
 尾鷲にあっても誰がひのきの家など建てたいと思うだろう。それが証拠に、若い人たちの家でひのきを使っていないことを知ればよいと思う。
 業界の意見を誰かが吸い上げるのだろうが、地場産業は「熊の古道センターに使え」とか「公のものに使え」というのはあまりにも理不尽である。

 ひのきのよさをPRするには業界ががんばる以外にない。税金をちょっもらおうなどというケチな根性では業界は衰退するばかりである。
 山林所有者などはすでにあきらめて、放っている。がんばって手入れをしている人も知っているが、大方放りっぱなしである。山林が儲かった時代があったのと、あほみたいに、「山をもっていればいっぱしの大人」という妄想。林業が発展しないのは林業に参加す人々の動機が不純するぎるのである。
 今もこの業界に多額の税金が注ぎこまれる。水が土に吸い込まれるごとくである。
 尾鷲小学校の校舎もどうするのか。興味津々で見ている。

 
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