24時間を実に過ごし/25時間目を虚に尽くす/25時間目に詩を書くため/24時間に零を乗ける (永瀬清子詩集より)

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向上する / 2009年11月23日(月)
漫画というのはすごい世界だ。ネームをつくり、下絵を描き、筆入れをする作業の連続である。登場人物ノ「キャラクターがあたかも自然に発するまで考え抜く。
 「スラムダンク」「バカボンド」の漫画家井上雅彦の制作過程を見ていると、これは芸術家よりもきつい仕事なのかなあと思う。
 キャラクターを作り、それを描いていくと、イメージ力の強い漫画家はその脳の中に幾人も人間が生きるようになるのだろう。それは自分と自分がつくリあげた他人が共存している状態である。もしかしたら自分が自分の中の他人に入ってしまうかもしれない。 才能というのは奇妙なものだ。
 僕などはイメージをする力が不足しているし、微細なところまで観察する力量もないものだから、漫画家のイメージ力には脱帽してしまう。
さらにセリフを決めていくときに、考え煮つめる。
 11年続けている「バガボンド」を毎週、毎週考え煮つめ、ひとつひとつのセリフを吟味し、描き続けていくのだ。

 プロフェッショナルとは向上し続ける人。フム。
 

 

Posted at 02:35 / 身辺雑記  / この記事のURL
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