24時間を実に過ごし/25時間目を虚に尽くす/25時間目に詩を書くため/24時間に零を乗ける (永瀬清子詩集より)

 
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このブログは閉鎖しました。つづきはこちら / 2015年06月24日(水)
 再度お知らせします。このブログは閉鎖いたしました。ヤプログのほうでトラブルが発生したらしく、一時期からものすごい海外から迷惑メールがくるようになりました。
それで引越しをしたわけです。
引き続きのブログはこちらです

今後ともよろしくお願いします。
 
   
Posted at 11:13 / 身辺雑記  / この記事のURL
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尾鷲 曽根に素晴らしい屋敷 / 2014年11月08日(土)
このブログは引越しました。
過去のものは掲載のままです。海外からの迷惑コメントが多すぎて、削除にたいへんでこのようになりました。
新しいブログはこちら

*******
これはお知らせです。

尾鷲市の曽根浦に約400坪ぐらいある素晴らしい一階建て家と土地があります。
動画でもでもご覧いただけます。田舎暮らしに興味のある方、別荘にと思う方、どうぞご覧ください。
こちらのブログです。
 
   
Posted at 16:20 / 身辺雑記  / この記事のURL
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ブログの引越し / 2014年11月06日(木)
 2014年11月6日

荷物をここに残したまま、ブログを引っ越すことにしました。あまりにも海外からの迷惑コメントが多いので、ようやく決心しました。
新しいブログはこちらです。
 
   
Posted at 13:58 / 身辺雑記  / この記事のURL
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健全なる芸術があればよい / 2014年11月05日(水)
  細胞のひとつひとつに記憶がある、と言われるようになった。iPS細胞の研究が応用されてくるにあたって、ぼんやりながら、細胞のもつ奇妙は世界が浮かびあがってくる。

 ところがほんの日常的に言えば、僕には父と母がおり、その父母の上に両父母がおり、さらにどんどんさかのぼっていけば、生命の誕生のところまで切れることなくいくはずだ、ということは簡単に理解できる。
 精子の数は一生分で1兆から2兆匹と(匹というのだろうか?),卵子の有効卵子数は400個であり、僕がこの世に誕生したのは、脈々と途切れることなく続いてきた生命がつまり一兆匹の精子のひとつと400の内の卵子のひとつが偶然のように合体したからである。なんという不思議さだろう。卵子にも記憶があり、精子にも記憶があることは科学の立証などを得なくても当然すぎるように思える。

 僕の先祖の誰かが、子を作ったのちに早々と死んだものもいれば、戦いで死んだり、飢餓で死んだりしているかもしれない。人を殺しているかもしれない。楽しい日々もあれば辛い日々もあったに違いない。
 40億年にわたって受け継がれてきた生命の記憶は僕らの脳のどこかにあって、それは開けられることなく沈んでいる。おそらくその殻の細胞のひとつ、ふたつ壊れ、開いてしまった状態が「サヴァン症候群」ではないかと思う。彼らは、ピアノを弾いたこともないのに、突然弾けてしまったり、普段数は数えられないのに、上空からビルを見て、絵を描けば、窓の数は全く同じであったりする。

 この深くて遠い記憶を閉じ込める殻(あるいは倉庫)はしっかりと閉じられているはずだ。しかしこの殻(あるいは倉庫)は僕らの無意識の世界に渦を巻くように浸潤しているか、放射状のように照らしているか、いずれにせよ、人格と呼ばれるものに、影響を与え続けている。

 母との関係が悪く、母の振る舞いや言動がトラウマとなり、悩み、荒れ、時には母を殺し、あるいは遠くに離れる人。あるいは共依存してしまって生きていく人、そんな小説やドラマは多い。

 母の上にはまた母父がおり、その上にまた4人の父母がいる。母だけを責めることもできず、責めるならば延々と延長して生命の起源にまで責めなくてはならないことになる。どこに到達するのか。

 僕らが「現在を生きる」ということで、現在だけを見ているだけではこの問題は解決できず、乳児や胎児の頃までさかのぼっても解決できず、いっそ「大過去」まで意識を遡らせることが必要のように思える。心の問題がある人はいっそのこと、生物の歴史にまで問題意識を遡らせる。そしてまた自分の終わりの時点、(つまり未来ということだが)から現在を照射してみる。そこまでの幅のある観念が必要なのではないかと思う。

 何の不満もなく、両親は仲良く、経済も安定して、両親から慈しまれて育った人も多いだろう。歪みのない、健全な人も多くいることだろう。

 ほとんどの物語は「歪み」があって、始まっていく。そうではなくて、歪みのない健全なところから始まっていく物語もあってほしいものだといつも思う。はっきり言って、もうそんなドラマや物語には辟易している。

 芸術というのは「歪み」から生じるものだ、という常識はそろそろ破られてもいいのではないかと思う。
 なぜなら、40億年の歴史から脈々と長らえてきたたった一人の孤独な自分だからだ。そして人間は乳児期の頃に一度それまでの閉じてしまいリセットするようにできているからだ。それはひとつの防御本能であるとも言える。僕らの殻。ひしめく記憶の倉庫。これが歪みの芸術へと昇華されるならば、正しい芸術といおうか、健全な芸術といおうか、そういうものもあっていいはずだ。
 
   
Posted at 17:45 / 身辺雑記  / この記事のURL
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1日 / 2014年11月04日(火)
 最近は、1日に3種ほどの本を読んでいる。午後は「世界の予測」をまだ読んでいる。夜は「世界の終りとハードボイルドワンダーランド」を読み、続いて「ノルウェイの森」を読む。
 新聞は毎日読む。地元新聞はだいたい見出しだけ読む。週刊現代やら週刊文春やら週刊新潮を週1で読む。時々本屋で拾い読みをする。時々月刊誌文藝春秋を読む。
 昨日は松坂の「BOOK OFF」に行き、本を売り、ほしい古本やCDを買った。
 新しい本は400円ぐらいで売れる。文庫本は20円ぐらいである。CDは10円ほどである。
 昨日売ったのもので、1900円だった。その1900円で何が買えるかというと、
  国境の南、太陽の西、 単行本 200円   *これは昔読んで、売ってしまったが、また買いたいとなった。
  カンガルー日和 (文庫本)100円      *村上春樹の短編集はよい。読んでいないので買った・
  こころはどこまでわかるか  新書 100円  *河合隼雄の考えや経験を知りたかった。
  題名わすれる          新書 100円 
  ワーグナーCD 750円    *ワーグナーのまだ聞いたことがない曲が入っていた。
  ワーグナーハイライトCD 280円 *僕のもっているワーグナーは器楽曲であったので、オペラものを買った。
  ストラビンスキーCD 280円 *原始主義の音楽とはなにか、知りたかった。

  本が増えてくると売ることにしている。大事な本だけは宝物のようにとってある。なるべく図書館を使うのだが、図書館にはないものもあり、本屋で気がひいたものを買ってしまうこともある。
  ランプ亭でコーヒーを飲んで、そこで、ノルウェイの森を読んで、寂しい気分となったので、週刊現代を見て、世俗の出来事に目を通した。帰りがけの車の中でストラビンスキーの「春の祭典」と「アポロ」を聴いた。
  スパークリングワインが飲みたくなった。

 
  
 
   
Posted at 13:59 / 身辺雑記  / この記事のURL
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劇薬を良薬に / 2014年11月02日(日)
 脳にビビビンと響き、体を振動させ、人間のほとばしるエネルギーを最大限に美しく表し、天空の星々のように静かに輝き、氷の透明感のような旋律が聞こえてくる。はげしいティンパニーの音、重低音のブラスが宙を裂くように響く音。心臓の高鳴りのようなリズム。楽器ではだせない女性や男性の声。
 そんな音楽を創りだしたワーグナーの人生は「逃亡」の人生であった。逃亡とは「借金からの逃亡」「革命軍側に加わり、人相書き付きの逮捕状で「逃亡」、そんな繰り返しであった。

 彼が残した多くの楽譜は失われている。楽譜を書いてはお金の前借りをし、散財する。
 ベートーベンの第九を尊敬したワーグナーはベートーベン以上の作曲した(と僕には思える)。
 ワーグナーのすごいところは逃亡生活の中で、楽劇のストーリーもセリフも、演出も、音楽も全部自分でやったことだ。そして生きているあいだに成すべき信念をもっていたことだ。
 
 というわけで、ミュンヘン近くのバイロイトにワーグナーが最後に残した「祝祭劇場」に行ってみたくなる。おそらく毎日のようのワーグナーの楽曲をやっているのだろう。
 当時は映画もテレビもなかったから、あるお金持ち層の楽しみは演劇やオペラだったのだろう。特別な人々しか観劇できなかった音楽はレコードの開発によって、いっきに大衆の中に広がることになったのだろう。世界中からこの祝祭劇場に人がやってくるに違いない。

 ドイツは偉大な音楽家を残したものだ。
 この音楽家を敬愛し、借金を返してあげたのはルードヴィッヒ2世だったことは以前に書いた。戦争で王国が危機の中、この王は「芸術が平和にすると信じ込んだ王だった。しかしながらワーグナーは周囲のものから追放されることになる。そしてこの王は戦争を忌み嫌い、美しいものだけに取り囲まれて、城作りに専念していく。この王が残した数々の城は現代ではたいへんな観光資産となっている。

 世には内部から突き動いてくる衝動のみで生きていく人もいる。世間に遠慮しながら、世間を見計らって生きていく人もいる。現世ではお金で苦しみ抜きながらも、死後その作品が絶大な評価を得ることもある。狂気と言われながらも、時代が過ぎると、それは狂気でもなく、尊敬の眼差しを受ける場合もある。
 偉大なる人からは「君は何に命を燃やすのだ」といつも問いかけられる。二人の劇薬を抱負への良薬と変えよう。まだ時間はある。

 
 
   
Posted at 17:29 / 映画・音楽・芸能 / この記事のURL
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夜の光に追われて / 2014年11月01日(土)
 愛するものが突然に死んでしまう。例えば我が子。愛する恋人。愛する伴侶。僕らはどうやってその愛したものを忘れることなく想い続けることができるのだろう。日が経つに連れて、ジグゾーパズルのピースが失われていくように、愛したものの顔も微細に想いだせなくなる。一緒にみたものも、一緒にしたことも想いだすのに時間がかかったり、すっかり記憶の海に沈んでしまうこともある。

 我が子を失った悲しみを津島佑子は「夜の光に追われて」で描き切っている。津島佑子は書く事で「忘れることなく想い続ける方法」
としたのだろう。この作家はなんどもなんども我が子喪失の悲しみをテーマにした小説を書いている。人間の悲しみの作品としてはこの「夜の光に追われて」が傑出している。
 「あなたは(※1)祈ることを知っていた人でもあったでしょう。昔は宗教にすがり、迷信じみたことも信じていたが、今は違う、と胸を張る人たちが珍しくありません。でも、何が違うというのでしょう。あなただって、死を前にすると、ただ祈らずにいられないから祈っていただけなのではありませんか。・・・(中略)いったん、自分の物語を憎んで捨て去ったつもりの私でしたが、あなたの物語に改めて踏み入って、あなたの祈りを聞き届けたくなってしまったのです。私は今でも神仏に祈ることが出来ずにいます。せめて、あなたの祈りに重ねて、私自身の物語を生き返らせてやれたら。・・・・・・それが、今の私の祈りなのです」(津島佑子)

(※1)菅原孝標の女(1008〜1059以後)。父は上総・常陸の受領であったが、その家系は菅原道真に始まる学者の系統。母は藤原倫寧の娘で、『蜻蛉日記』の作者道綱の母は、叔母にあたります。『夜半の寝覚』『浜松中納言物語』の作者でもあると考えられており、津島氏はこの菅原孝標の女に手紙を宛てた、と考えられる。

 僕はこの小説を読んだとき、作者は花のひとひらにも、流れゆく雲にも、ありとあらゆる目に見えるものにも死んだ息子の魂を見ていたのだった。その事実と祈りは悲しくて美しかった。

 人は「死んだように生きる」ことから再生しなければならない。死者は現実世界では再生できないが、死者とともに想像の世界で再生させることができる。現実に残されたものがとる方法は、忘れようとするか、想像の中で一緒に生きようとするかなのだろう。

 村上春樹の「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」はおそらく「世界の終わり」は死んだものの世界で成り立っていて、「僕」は異界でまだ死ねずにいる存在として扱われている。そこには「ノルウェーの森」で登場した直子も出てくる。しかし直子にはこころがないのである。この「世界の終わり世界」と「現実の世界」に道をつけるのが「ハードボイルドワンダーランド」である。しかし結末は・・・・。

 僕には我が子や大切な人をなくしたという経験はない。しかし世界中にはいっぱいいることだろう。そして残ったものがどうにかして生きているのだろう。否認し、嘆き、苦しみ、悲嘆が繰り返し津波のようにやってきては、虚無感にも襲われ、情緒危機に陥り、混乱し、そして絶望、あるいは断念、そして解決への努力と向かっていくはずだ。

 想像の力で、物語として、その過程にこだわり続けているのが津島佑子であり、村上春樹である。

  
 
   
Posted at 16:18 /  / この記事のURL
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名前は呪である / 2014年10月31日(金)
 この頃の名前には常識を疑う、というよりも子供の将来が危ぶまれるものさえある。
 学校の先生も、看護婦さんも読めないだろうし、参加者名簿に書く場合も、いちいちふりがなをうつ必要がある。
 名前というのは「呪」である、とは夢枕獏の「陰陽師」ででてきた言葉である。
 まさに名前は精神の何かを縛る。つけた親の無教養もでる。子供の名を通して私は馬鹿です。といっているようなのもある。
 心太と書いて「しんた」とは読まない。普通「ところてん」と読む。つけた親は知らない。

 空 → すかい  礼 → ぺこ  男 → あだむ  英雄 → ひーろ   騎士 → ないと 七音 → どれみ 
 強音 → ふぉるて  世導 → りーだ  光宙 → ぴかちゅう  姫星 → きてい  黄熊 →ぶう


馬鹿丸出しで、ひどいのは、

愛保 → らぶほ   遊女 → ゆめ    亜成 → あなる

次は参議院議員の子供の名前である。読めない。

朱李埜 とりの  亘利翔  ぎりしゃ

航空券を電話で申し込むときに、「お名前は?」と聞かれて、「ぎりしゃです」と答え、次に「どんな漢字ですか?」と聞かれるとどう答えるのだろう。「上に一書いて、その下に日を書いて、その下に一、で「ぎ」です」 というのだろうか。

次は尾鷲で、最近みた名前である。読めない。
海琉 かいる
心愛 ここあ
湊翔 みなと

 なぜこういう名前をつけるのだろうか。親の親は「読める名前にしなさい」と言わなかったのだろうか。遠慮してしまうのだろうか。

 アメリカはキリスト教国なので、名前は時代を経てもそんなに変わらない。ジョンであり、マイケルであり、ベン などである。
 ヒンズー教の島バリ島では 最初の男子は ワヤンまたはプトッ であり、二番目はマデ か カデ 三番目は 二ョマン かコマン
 四番目は クトッ である。5場番目になるとまた一番目の名前をつける。
 いかにも没個性といえばそれまでだが、「わからない」ということはない。

 日本人の今の子供たちの名前は読めず、おぼえにくく、面倒である。例えば 亘という次を本来どう読んでパソコンやスマートフォンに打つというのだろう。
 
 十年以上前に「悪魔」と名をつけた親がいた。これは話題になった。奇を衒うような名前がいいとは思えない。人の勝ってだろう、とも言えない。つけるのは本人ではなく親だからだ。
 そろそろ、戸籍上の名前も本人の申し出があれば、簡単に名前を変えられるようにしないといけなくなるのではないだろうか。大人になってから変えるのも面倒なことだろう。カード類、パスポート、保険類、免許証、通帳、ありとあらゆる申請のしなおしが必要となる。
  
 
   
Posted at 17:09 / 身辺雑記  / この記事のURL
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ルードヴィッヒ2世 / 2014年10月31日(金)
「ルードヴィッヒ2世」というドイツ映画を観た。

 15歳の時に歌劇「ローエングリン」を観たことで、白鳥の騎士“ローエングリン”に憧れワーグナーを崇拝するようになったルートヴィヒ。皇太子でありながら、政治にも権力にも興味を持たない彼は芸術だけに夢中である。そんなある日、父の急死により18歳でバイエルン王国の王となる。芸術で国を平和にしたいと願う王であるが、周辺国の戦争に巻き込まれている。彼は、敬愛するワーグナーを招聘し、彼に楽劇を作らせる。ルードヴィッヒの審美眼はますます強まり、敗戦後、ドイツ連邦の一小王国となり、おおかたの権限も取り上げられたが、財政をも考えず、城作りに専念していく。そしてついには病院送りとなってしまう。40歳で死ぬのであった。

 ドイツの城のある映像の美しさ、ワーグナーの音楽。日本では日野富子の夫足利義政が政治に無関心で「銀閣寺」つくりに偏執していたが、ヨーロッパのルードヴィッヒが作る出す建築物と銀閣寺は全く違うものである。石の文化と木の文化の違いからくるものなのか、ドイツ・バイエルンのこころと日本・京都のこころからくるものなのか、不思議なものだ。
 初めてドイツでワーグナーのCDをもってルードヴィッヒが作った城をめぐってみたいものだと思った。彼はひたすら、戦争を忌避した。純粋で研ぎ澄まされた美的感覚は後世に芸術とさえ言える数々の城を残した。パラノイアであった。
 映画は戦闘シーンは一切なく、側近のものが現実は戦争しなければ国は滅ぼされると諭そうとする。彼は汚いものは見たくもなく想像もしたくないのだ。その苦しみとワーグナーの音楽を聴く喜びを気品高く、映像美で十分に表していた。彼も哀しき芸術の天才のひとりだったのだ。
 
 ヨーロッパは戦争に明け暮れていた。ルードヴィッヒが死んでから30年もすると第1次世界大戦である。ドイツは敗北をし、再建できないほどの多額の賠償金を背負った。その賠償金で苦しむドイツをヒトラーが統一した。またヨーロッパが混乱した。ソビエトの西方進出もその混乱を加速した。ヨーロッパは隣国との戦争はしまいとEUを創設した。するとソビエトが解体した。東欧は混乱した。ロアシは元の領土まで拡張する意思をもっている。ヨーロッパははてしのない緊張状態で時代を経てきたのである。地続きに国境をもつということはそういうことなのであった。

 ワーグナーを寝床で聞いていた。ワーグナーもまた日本ではありえぬ狂気と美しさをもった天才音楽家である。これも素晴らしい、としか言いようがない。音のどこまで迫力足り得るか、心にうつのは暴力とも言える打楽器とブラスの一斉になる音だ。ところがそれは暴力ではなくて、こころを大迫力で打つものなのだ。




 
   
Posted at 11:29 / 映画・音楽・芸能 / この記事のURL
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停滞から流れが始まる / 2014年10月29日(水)
 久しぶりのOさんと食事に出かけた。夜中の1時半まで飲んでしまった。食事のときには日本酒を3合ぐらい飲んだように思う。Oさんはビール、ビールと2杯いき、次に冷酒となった。彼は2合ばかり飲んだのではないか。久しぶりに話をした。話はついつい骨ストレッチのことや甲野善紀、高岡英夫のこと、剣道のことなどになる。僕も、「考えたことをぶつける場所」がない、と愚痴た。
 イシガキダイは今の時期、身がしまっていて、美味しい。アオリイカも今頃からがうまいのである。そしてガスエビも相変わらず旨い。おいしいものを食べると気分もよくなる。昨日あたりからの憂鬱さも抜けてしまった。
 さらにスナックへ行って、僕は「オンザロック」でウィスキーを。彼は「ウィスキーハイボールを。このときから翌日にこたえるかどうかのウィスキーと水(チェイサー)をめぐっての駆け引きが始まるのだ。僕はウィスキーを一口のむのむと水を2口、3口飲むようにしている。これが翌日も同じ体調にするコツなのだ。もちろん楽しく飲むことは大前提のことだ。

 帰りがけ、ウィスキーのボトルを見てみると、空になっていた。女性客もそれを飲んだにしてもしえたもので、僕もそれほどは飲まなかったと思うが、Oさんがグイグイとハイボールでやってしまったのではないか、と思う。どうなんだろう。
 連れの女どもの騒々しい酔いは凄かった。歌うわ、泣くわ、踊るわ、抱きついてくるわで、まあいわば気分が気持ちよく昂揚しているのだろうと解釈して、最後は、ママさんと三人で村上春樹の話からいくつか発展して、生物進化論の話にまで及んでしまった。ママさんは再度「ノルウェイの森」を読んでいるらしい。彼女は村上の文学がわかるのだという。38歳で才能ある次女を亡くした。異界の世界、連綿と続いていく無意識の世界がわかると言う。

 繁華街といえほどではないが、スナックなどがあるところまで歩いても5分かからない。ブラブラと酔って歩いていくのにちょうどよい距離だ。家について、また水を飲んで、といれに行き、水をもって、二階の自室にいき、ヤナーチェクの「シンフォニエッタ」をかけて、「世界の終りとハードボイルドワンダーランド」の続きを読み始めたが3ページでアウトだった。もう聴覚も眠ったのだろう。シンフォニオエッタのかけて、10分もしたら、プレイヤーだけが鳴っているという状態だったのだろう。

 人と会う1日と妻や母以外の人と会わない日は違う。話をしているとなんだか、勇気というか、やる気も湧いてくる。そんな気分になると、メールで良い話が飛び込んできた。沖縄に行かなければならないかもしれないが、まだ決定ではない。しかし確かに良い方向に一歩でも動いたのだ。
  
 
   
Posted at 11:25 / 身辺雑記  / この記事のURL
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